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2012/03/01

東浦高校卒業式

午前中、県立東浦高等学校の卒業式がありました。良い式でした。とても厳粛で感動のある温かい雰囲気のなかで祝辞を述べさせていただきました。

この冬は、寒い日々が続き、木々の芽は、ようやく膨らみかけ、春のきざしを感じるようになってきました。156名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
三年間の高校生活は、いかがでしたか。自分の進むべき未来に向けて、主体的に考え、努力した三年間であったことと思います。
「卒業」は、一つの学び、生活の終わりを意味します。と同時に、新しい生活のスタートでもあります。皆さんの中には、いよいよ社会人として仕事に携わる人、さらに上級学校へ進み学業を続ける人と、進む道は分かれることと思います。
これからの人生をどのように歩んでいくか。高校を卒業するにあたり、一度、立ち止まって考えてみてください。

私たちは、社会の変化に対応して、生きていける人間でなければならないと思います。
では、日本のこれからは、どのような社会に変化していくでしょうか。
みなさんが高校に入学した2,009年には、約1億3,000万人であった人口が、これから50年の先には、現在の約2/3の8,600万人になると言われています。
どのような世の中になるか想像できますか?

愛知県は、名古屋市を中心に比較的人口の維持はできるかもしれませんが、県内でも地域差が今以上に生じてくると予想されます。また、外国の方の流入が今以上に多くなるかもしれません。あるいは、日本の企業が労働力を求めて、さらに外国へ工場の進出を目指すことも考えられます。あなたたちも外国で仕事をしているかもしれません。
どのような市場が栄え、また、衰退するかの判断は難しいと思いますが、英語のみならず中国語、ポルトガル語などの語学を身につけることの必要性は明らかだと思います。みなさんも、これまでのように教科としてではなく、必要に迫られて勉強することになるかも知れません。
社会の変化に対応していくには、「学びを続けること」が大切です。江戸時代の儒学者佐藤一斎という人は、

 少(わか)くして学べば、則ち壮にして為す有り。
 壮にして学べば、則ち老ゆとも衰へず。
 老いて学べば、則ち死すとも朽ちず。    と言っています。

すなわち、若いときに学べば世の中に出て、必ず人の役に立つ社会で活躍できる人材となる。そして、人生において学びを続ければ、年老いてもその勢いは衰えないし、死んでも世の中に功績を残すことができるということだと思います。
みなさんも、ぜひ学び続けてほしいと思います。

さて、私は、東浦高校の中に入ったのは今日で2回目です。でも、自分は東浦町生路の住人です。私の弟は、この高校のOBです。
私は東浦高校にはほとんど立ち入ったことはないけれど、実は、すぐ隣の畑でときどき草刈をしています。東浦駅でもみなさんをよく見かけます。みなさんは、日頃から、地域の人たちから注目されているのです。
最近気付いたことがあります。畑に捨てられているゴミが減りました。駅もとてもきれいになりました。東浦高校は、以前にも増して良くなっていると感じています。
学校を良くする、学校の評判を良くするのは、在校生だけの役目ではありません。卒業生の役目でもあります。どうか、立派な学生・社会人になってください。
東浦高校をもっともっと地域から社会から愛される学校にしていただきたいと思います。
あなたたちの先輩にも、町の内外で活躍している人たちがたくさんいます。これからのみなさんの活躍を期待します。

保護者のみなさん、教職員のみなさん、これからも彼等を、ときには優しく、ときには厳しく見守っていただきたいと思います。

本日はご卒業本当におめでとうございました。

                  平成24年3月1日  東浦町長 神谷明彦

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↑ 卒業式のようす(ちょっと逆光です)            PTA会長さんと校舎の前で ↑

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