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2012/06/13

武雄市とfacebook・・・法人会総会での挨拶から

記事にするのが遅くなりましたが、先月の5月15日、半田法人会東浦支部の総会に出席しました。

町内の法人数は、平成19年の1,260社から、平成23年には1,490社へ漸増しています。この間、法人町民税は、平成19年に8.7億円だったのが、平成21年にリーマンショックで2.7億円に落ち込んで、平成23年には3.3億円と持ち直し気味ではありますが、予断を許さない状況です。利益を出している企業は、平成19年の802社から、平成23年には884社と、ありがたいことに増えてきています。

今までのやり方をコツコツ続けることは、真面目で立派なことではあるけれど、それだけでは企業は立ち行かない時代になりました。変化し続ける世の中を捉えて、世の中が必要とするモノ、サービスあるいはシステムを創造し続けねばなりません。

地方自治の世界もめまぐるしく変化しています。今、首長で一番話題の人は大阪の橋下市長ではないかと思いますが、地方の市町村長で注目されている人は、おそらく佐賀県武雄市の樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長でしょう。
2006年に全国最年少で市長になって以来、市立病院の経営を立て直し、いまでは市立図書館の運営で非常に思い切ったことをしようとしています。図書館を民間に管理委託することはよく聞きますが、なんと武雄市はカルチュア・コンビニエンス・クラブ、すなわちTSUTAYAに運営委託しようとしているのです。当然、個人情報の取扱いについて議論も巻き起こっていますが、今までの延長線上にない発想と実行力には感心させられます。

皆さんの中でfacebookをされている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。武雄市は、市役所のホームページをそっくりfacebookに載せ替えてしまいました。すべての職員がfacebookを使えるようにして、市民が意見、苦情、問い合せをfacebook上で出来るようにしています。アクセス数も桁違いに増えたそうです。facebookがまるで市役所の窓口のように市民と行政のコミュニケーションの場になっています。
facebookは実名で登録するので、無責任な書き込みやブログの炎上のようなことが起きづらい特徴があります。武雄市ではfacebookを使って地元産品の通販サイトも始めています。

このように我々も既存のやり方にこだわらず、新しいやり方を創造していかねばなりません。地元企業の皆さんもぜひオリジナルのアイディアで事業を発展させていただきたいと思います。

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コメント

早速ログインしてみました。 
サイト内検索が使えるのでfacebook化もありですね。
お結び課・いのしし課には驚きです。
子育ては、こども部・・・部なんですね。
東浦町の職員もfacebookを使って勉強してもらいたいと思いました。

山本啓二さま

コメントありがとうございました。

スピード感と発想の柔軟さを見習わなければなりません。

facebookを全員が使いこなす必要がありますが、要は慣れだと思います。日常の情報受発信のツールとしてまずは使ってみることだと思います。

また、役場の現行のホームページは、まだまだ情報量が少ない、内容が(何となく)不親切、取りたい情報が取りづらいと感じますが、実際に何が足らないのでしょうか?

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