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2012/07/31

新学校給食センター計画を精査し、町としての方向性を出しました。

5月24日の議会全員協議会で新学校給食センターの計画概要を説明した結果、床面積、建築費などが、県内の他の自治体と比べ、過大ではないかとの指摘をいただいた。これを受けて、実施設計書に基づき、建物の設計案をもう一度精査し、他市町との部屋ごとの床面積を比較し、コストダウンの余地があるかないか再検討してきたが、7月25日の全員協議会で、執行者として出した結論を議会に対して説明した。

結論としては、1階部分は衛生的な環境を最重視し、最新の衛生管理システムHACCP(ハサップ)を最大限取り入れた現行の設計はそのまま残し、2階部分の従業員休憩室と見学コースを大幅カットすることによってコストダウンを図っていくことにした。中途半端なカットでは効果が出ないので、見学コースや会議室など見学者用のスペースは削除、従業員用のスペースも必要最小限のものになることを想定している。

HACCPでは、野菜、果物、カン詰、肉、魚など、すべてのラインごとの工程を衛生レベルに応じて区画に分け、作業員の動線も交差しないように分離する。また、アレルギー対応の部屋も設けるため床面積の増大は避けられない。衛生管理基準はどんどん厳しくなる傾向にあり、そういった面でも子どもたちの食の安全を先取りする必要があると考えた。
一方で、給食センターの基本的な機能を損なわない2階部分の設計変更をすることとした。

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