原発反対本を2冊読みました。
5月頃のことだったと思う。原発問題関連本を読んだ。
原発推進派の本も読むべきだと思うが、たまたま手元にあった原発反対派の本を2冊立て続けに読んでみた。
一つは、原子力の研究をしながら粘り強く原子力発電所の危険性を説いてきた京都大学原子力研究所助教の小出裕章博士の「原発はいらない」。
もう一冊は、国体護持を唱える自称保守主義者で慶応義塾大学講師(憲法学)の竹田恒泰氏の「これが結論!日本人と原発」。
やや情緒的な言葉が並ぶが、高校時代からディベートをしてきただけあって、意外に竹田氏の主張はわかりやすかった。
○原発は天然ガスコンバインドサイクルに取って代わればよい
○原発に右翼も左翼もない
○原発推進派の5つの嘘
①核兵器を持つには原発が必要
②原発を止めると電力が足りなくなる
③原発のコストは安い
④原発は二酸化炭素を出さない
⑤少量の放射線は身体に良い
○原発が日本にふさわしくない3つの理由
①原発の安全は原発労働者の死に支えられている
②原発によって国土が失われる
③原子力は神の領域を冒す
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