マイチャレンジインターンシップ2012報告会を聞きに行きました。
企業でも、行政でも、学校でもない、市民の寄付による、高校生のための公募型インターンシップ。一般社団法人 アスバシ教育基金が市民有志から寄付を募って、NPO法人 アスクネットが実施する日本初の市民ファンドによる高校生の職業体験の報告会が9月15日に名古屋 ウインクあいちで開かれました。
昨年度まで行政の委託事業としてインターンシップ事業が行われていましたが、財政難で行政からの資金は打ち切り。代わりに415名の有志から寄付を集めて、高校生の71人が大小様々な企業(鉄道、デパート、役所、福祉施設、食品メーカー、動物病院、設計事務所…)等で職業体験をしました。そのうちの6人の高校生が、緊張感の中にも笑顔で元気に社会との出会い体験を報告しました。
アスバシ教育基金の毛受芳高代表理事によれば、アスバシとは、「明日の社会にかける橋=学びと就労をつなぐ橋」なのだそうです。
いまや、大卒の2人に1人、高卒の3人に2人が、就職ができないか、または一旦就職しても3年以内に仕事を辞めています。少子高齢化の進行で若者世代が高齢者世代を支えねばならず、若者世代の負担が増える一方で、不安定就労状態に陥る若者が増えています。このままではいくら増税しても、税金を払うどころか、もらう人ばかりの社会になってしまいます。これは若者の問題ではなく、私たちみんなの問題です。
我々は、教育への投資によって若者が挑戦できる環境をつくり、若者の未来を後押しすべきです。特に高校は専門を決める大事な時期。とりあえず大学ではダメ。この時期に生きた体験を伴うキャリア教育が必要です。
しかし、公募に応募する人は伸びるかもしれないが、大多数の人はやはり取り残されるのではとの疑問が湧きます。これに対して毛受さんは、「体験者が学校に戻って他の高校生に広がっていくだろう。組織には必ず後からついてくる人たちがいる。熱い想いのメンバーがとにかく動くことから始まる。やる気のある人から先にに巻き込めば良い。」とおっしゃっています。
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