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2012/11/17

NPO法人 キャリアデザインフォーラム10周年記念シンポジウムにパネラーとして参加

NPO法人 キャリアデザインフォーラム10周年記念シンポジウムのスピーカーに招かれて、パネルディスカッションに参加しました。コメンテーターは野中郁次郎 一橋大学名誉教授。「失敗の本質」などの著書で有名な方です。他のスピーカーは、大野泰正 岐阜県会議員、名古屋美少女ファクトリープロデューサー 中村浩一さん。コーディネーターはNPO代表理事の犬塚尚美さん。
この日のテーマは、形式知と実践知のスパイラルアップ。この概念をきちんと理解しているかどうかはさておいて、『わが町、わが社のイノベーション・・・新任町長としての風土改革』とのお題をいただいて、お話しをさせていただきました。
役所の意識改革、住民の意識改革、これらを結ぶ、情報公開、住民参加と、事業仕分け、改善提案制度、インセンティブ予算など東浦で進みつつある意識改革に加え、議会への期待のお話しも出来ればと思ったのですが、あいにく時間切れ。とりあえず場を持たせるお役目だけは全うできたのではと思います。
以下は、お話しのメモです。

  『わがまちのイノベーション・・・新任町長の風土改革』

風土とか意識となると、住民の意識、行政職員の意識、議員の意識が挙げられる。

昨年の8月から町長。
自分は、無党派で12年間議員をやってきた。もともと政治や政局には興味はないが、議員のなり手があまりいない中、自分たちのまちのことくらいは自分たちで決めなきゃと、市民の応分の負担のつもりで議員になった。
選挙では、8期32年間の長期政権にちょっと待った! 無投票が続いていた。各種団体や町議会のほとんどが現職支持。誰かに任せとけばではなく自分たちで考えよう。
有権者一人一人に住民参加、自然環境の保全、教育時の充実、財政問題などを訴えた。いつかは世代交代せねばという意識。結果、僅差で当選。

引き継いだ役所の感想は、30年間の垢は意外に少ない。・・・前職のおかげ。
首長がいなくてもちゃんと役所は走っている。
決まったことはきちんと繰り返し実行する。国・県に忠実。まじめ・不正インチキをしない。慎重。
ただ、前年踏襲(変化を嫌う、常識を疑わない)、指示待ち(自分の仕事として考えていない)、「なぜ」がない、年功序列・若手が意見を言えない、外部に情報を出し渋る、間違えを認めたがらない。
→たえず改善する姿勢に欠ける体質がある(PDCAと言いながら)。

住民はと言えば、
高度成長期の日本は、税収も右肩上がり。あれも、これもと行政の仕事が肥大しても、将来の税収増でカバーできた時代。
しかし、それから40年。あれもこれもから、あれかこれかを選択しなければならない時代になった。
行政が引き受けていた仕事の中でも、住民に身近なこと、地域でやったほうが効果的なことは、地域にお返しする。
本来誰かがやらなければならないことを、みなさんが税金などを通じてお金をはらって、行政に代行させてきたわけだから、お金を払う代わりに地域で自分たちでやることは、当然あって良い選択肢。
「地方分権」「地域主権」。地方、地域、コミュニティ。地域で、個人で、自分たちで、考え、判断して、工夫して、地域に必要なことを模索する時代。
あれかこれかを決めていくという面からしても、主権者、納税者、まちのオーナーであるである住民一人一人が当事者として、参加し、納得ずくで住民の意思を反映。
よく例に出されるのは、防犯防災、一人暮らしのお年寄りを見守る活動、ゴミの分別や学校行事のお手伝いなど。

お任せ民主主義ではやっていけない。住民は単なるお客様ではなく、当事者。モンスタークレーマーなんかやってる場合じゃない。
「役所が決めてくれればいい。」から、主権者、納税者が意思決定に参加、多様な斬新なアイディア、自ら選択へ。
ボランティア、非営利活動、営利活動。
情報公開と、住民参加で、それぞれができることを持ち寄る、能力を発揮する。それが、やりがい、生きがいに。良いまち、強いまちに。

情報公開と住民参加 →結果が見えれば、関心、遣り甲斐に
●原則すべての諮問機関への公募委員の導入
●諮問機関の会議の公開(傍聴、議事録)→すべての庁内会議を公開する自治体も!
●住民投票条例もつくるつもり。
●町長日程、交際費の細目を公表

役所も、住民とともに、歩み(協働)、改善する組織・風土へ
●事業仕分け(住民目線・住民理解、仕事を理解・説明責任)・・・プレゼン下手、議会答弁との指摘
●改善提案制度(特定のメンバーではなく、全員参加で)
●インセンティブ予算
●補助金等検討委員会

イノベーション
●退職金・・・みんな知らない、明確に。給料の議論は要る。
●給食センター・・・そもそも説明不足、発想の転換(写ルンです)、職員、教委の反発

自主的活動の芽生え
●里山保全ボランティア、公園をみんなでつくるWS、
●公園の借景(夕べ)、美術展示の中でコンサート(市民企画)、竹燈籠でライトアップ
●坂道ネーミング、店主たちのセンスが光る商店街周辺マップ(商店主)
●産業まつりで宝探しロールプレーイングゲーム(行政職員若手有志)マンネリ解消、客寄せ、寄付金、事業仕分けの影響も?、いろんな人材居る!やればやれる!
●自転車通勤・・・若手職員の気遣いをヒントに?

◇議会改革に期待
・会派制と責任・・・採決の前日に眠れる?
・意思決定機関・・・と小さなお願い
・議会への住民参加
・選挙の系列化、支持・非支持関係なし、地域性なし→なぜなら町の税金。
・口利きを記録(住民に達成感、差別なし)
・議会軽視v.s.住民軽視・・・議員になると住民を卒業?
・傍聴しやすく・・・議案、一般質問全文配布。

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