東京を睥睨する
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銀紙を剥くとチョコレートの熊さんが出てきました。これが全部チョコだとコワイですが、中は空洞でした。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2012/11/post-52dd.html
の続きでした。
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今晩、藤江コミュニティまちづくり勉強会の10回目がありました。今日が最終回です。
地域のみなさんが、コミュニティ、福祉、交通・防犯・防災、生活・環境、それぞれの部会に分かれて、地域でどんな活動ができるか、これまでの話し合いの成果をまとめて発表しました。さあこれからが実践です。まずはできることから行動して、新たな気付きや更なるひらめきを得ながら、さらに活動をレベルアップしていくことができればと期待します。
これまでのまとめはこちらをご覧ください。→
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/03kyodo/machi_fuzi/index.html
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11月も終わりに近づき、12月定例議会がもうすぐ始まります。日程は以下のとおりです。
12月 5日(水曜日)9時30分~ 本会議(議案の上程・説明)
12月 6日(木曜日)9時30分~ 本会議(一般質問)
12月 7日(金曜日)9時30分~ 本会議(一般質問)
12月10日(月曜日)9時30分~ 本会議(議案質疑・委員会付託)
12月12日(水曜日)9時30分~ 経済建設委員会
12月13日(木曜日)9時30分~ 文教厚生委員会
12月14日(金曜日)9時30分~ 総務委員会
12月19日(水曜日)9時30分~ 本会議(討論・採決)
※1~3日目の日付に誤りがありましたので訂正しました。
12月定例議会の一般質問では、11月26日(月)の締切までに12人の議員さんから通告書が提出されています。理事者(行政)側は通告内容に応じて、質問を各課に割り振り、各課で答弁書案を作ります。明後日(11月30日)には、各課が持ち寄った答弁書案を部長以上の幹部でチェックする一般質問検討会が予定されています。
一般質問の質問順と質問項目は、東浦町議会ホームページをご覧ください。
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朝のNHK連ドラで、ホテルのロビーの柱の付け根に『PAX INTRANTIBVS SALVS EXEVNTIBVS』と刻まれているシーンが出てきました。「訪れる人に安らぎを、去り行く人に幸せを」という意味のラテン語だそうです。
この言葉、ドイツのローテンブルグのシュピタール門に刻まれている言葉として有名です。
羽田空港ターミナルを管理する日本空港ビルグループのCS(顧客満足)理念にも使われています。
人が行き交うところにふさわしい言葉です。
昨今の人口問題に敏感な自治体にとってすれば、「去りゆく人」の部分は要らないから、「訪れる人」の良いとこ取りでという話しが出かねませんね。しかし、「一方通行出口なし」・・・ローテルとは違って、出るも入るも個人の自由意思なのですから。
いずれにしても、安らぎがあって、住んでて良かったとなる自治体を目指さなければなりません。
安心安全と言えば、こんな映画上映の案内をいただきました。教条主義的になることは感心しませんが、マスコミが報道しない物の見方を自分の中に持っておくことは大切なことだと思います。
「サイエンティスト~科学者が今あなたに本当に伝えたいこと」(遺伝子組み換え食品を取り巻くドキュメンタリー)
→http://kokucheese.com/event/index/58016/
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各種団体への補助金など、東浦町が交付している補助金や交付金について、東浦町補助金等検討委員会を設け、5人の住民からなる委員の皆さんに補助金や交付金のありかたや必要性などについて議論・検討していただき、その結果を町長に提言していただくことになっています。検討は調査も含めて2年くらいかけてじっくりやっていただく予定です。
補助金等検討委員会の開会スケジュール
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/05zaisei/hojokin/index.html
と、会議録および資料です。
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/05zaisei/hojokin/kentoiinkaisiryo.html
これまでに5回の補助金等検討委員会が開催され、補助金のあり方や補助金交付のルール作りのために、いくつかの補助金の実態についてヒアリングを行ってます。
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愛知県県文化協会連合会の知多地区芸能大会がありました。今年は、東浦町文化協会が持ち回り幹事ということで、開催地を代表してご挨拶をさせていただきました。開催地と言っても、東浦には立派な舞台設備がありませんので、大府市勤労文化会館(もちのきホール)をお借りしての開催です。
知多半島の5市5町の文化協会がそれぞれ自慢の芸能を持ち寄って発表します。人前で何かを表現するのはそれなりにストレスのかかることですが、同時に、人前で表現するすることに喜びを感じるのも人間の本性だと思います。今様なポップな芸能も加わって年齢的にもジャンル的にも芸能のすそ野が広がることを期待したいところです。
移動美術館が開催中のうのはな館(東浦町郷土資料館)で、チェロ・ミニコンサートがありました。「晩秋に響くチェロ、日本洋画と近代陶芸の名品とともに」と題して、紫竹友梨さんのチェロ演奏とトーク。聴衆は幼児も含めて70人ほど。シューマンのトロイメライ、プッチーニの誰も寝てはならぬ、滝廉太郎の荒城の月、アイルランド民謡のロンドンデリーの歌、ヴィヴァルディの四季(冬)など誰にも馴染みのありそうなポピュラーな曲を聴くことができました。
自然環境学習の森では、里山づくり講座の一環で竹を燃やしてポーラス炭づくりをしていました。里山では、今ちょうど紅葉の真っ盛り。秋の里山の風景をご覧ください。(2枚目の写真は逆光のためコントラストや色彩を調整してあります。)
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森岡地区の、地域の人たちと中学生のボランティアで、ごみステーション(回収場所)に絵を描くプロジェクトが進行中とのこと。さっそく行ってみました。
中学生が考えた図案をもとに、黄色を基調としたペイントをしているところです。聞くところによれば、黄色はカラスが嫌うのだそうです。
こうして、毎月1回ほどで、約3年間かけて、地区内すべてのごみステーションにおもいおもいの絵を描いていく計画です。わたしも、久しぶりにペンキ塗りのお手伝いをさせていただきました。
お昼からは、愛知駅伝の東浦町代表選手の壮行会を行いました。
東浦チームは午前中にあったモリコロパークでの試走会に参加。仕上がりはまずまずのようです。
昨年に引き続き、3連覇を目指してがんばっていただきたいと思います。決して軽い目標ではありませんが、選手のみなさんには心から期待しています。
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きょうは、午前中、秘書広報課打ち合わせ、社会福祉協議会から要望、事業仕分けヒアリング。午後から、ロータリークラブ講師、法務局検査面談、秘書広報課打ち合わせ、都市計画課打ち合わせなど。このところ出張で不在が多いし、打ち合わせや来客で余裕時間がないので、決裁書類が結構溜まっています。
事業仕分けヒアリングとは、事業仕分け委員会から提出された提言書の内容を踏まえ、担当課で改善策を練って、町長・副町長・企画政策部長・企画政策課長などのいる前で説明。質問や意見交換を通して、今後の進め方を明確にし、より実効性のある改善策を導き出すことを目的としています。今、各事業について順次ヒアリングを進めているところです。
たとえば、於大公園の管理業務では、管理費を圧縮する案が出てきています。また、将来、プールをどうするかについてアンケート調査を行い、町外からの利用者が多いこと、遊泳よりも水遊びのニーズが高いことなどをつかんでいます。プールの更新時期が来た時には「じゃぶじゃぶ池」のようにする手もあるかもしれません。
現状にこだわらず、大胆かつ効果的な改善案を現場から生み出していきたいものです。
事業仕分けの進捗については、http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/01kikaku/jigyoshiwake/index.htmlをご覧ください。
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前日は、東京で知多郡5町の町村会(町長の連絡会議)を開催。主な議題は県町村会理事会の議事報告などでした。
そのあと、そろって伴野国土交通副大臣を訪問。衆議院は解散したけれど、内閣は存続し職務を遂行中。新たに国会が召集されたときに内閣が総辞職し職務を解かれるのだそうです。
全国町村長大会は、例年NHKホールで開催。長野県川上村の藤原村長による会長挨拶、野田総理大臣をはじめ来賓の祝辞の後、決議や重点意見を採択しました。決議として挙げられたのは、以下の8点。
・東日本大震災からの早期復興、全国的な防災・減災対策の強化
・真の地方分権改革を強力に推進
・地方交付税を復元・増額し、財源調整・保障機能を堅持
・自動車取得税等の見直しは、町村の代替財源確保が前提
・食糧・木材自給率向上により、農山漁村の再生・活性化
・地域経済・社会の崩壊をまねくTPP参加は絶対反対
・道州制の導入は絶対反対
・領土・外交問題に毅然とした姿勢で臨むこと
今、議論・関心のある項目が抽出されていると思いますが、中には、農山漁村と都市部の市町村の間で多少温度差のある項目も含まれています。
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ここは、JR武豊線の東浦駅。武豊線に乗り入れている衣浦臨海鉄道の貨物列車が入ってきたところです。
機関車がホームを通過するその時、機関車の運転手にタブレットらしきものを渡すところを見てしまいました。
今どきタブレットなんてあるとは知りませんでした。本当に久しぶり(ウン十年ぶり?)に見たのではと思います。
昔は、東浦駅でもタブレットの授受があって、ポイントも駅員さんが操作していた時代がありました。駅舎の前のベンチがある辺り(鉄板が敷いてあるところ)にポイントを操作するレバーのピットがあった記憶があります。
JR線では、今年9月、只見線を最後にすべての路線でタブレットの使用が廃止されたそうです。武豊線は以前から自動化されていたはずなので、おそらく(私の勝手な推測です)東浦駅で目撃したタブレットは、東浦駅のすぐ南で分岐する衣浦臨海鉄道碧南線のために使われているものなのでしょう。
ところで、この「タブレット」とは一体どんなんもの? 小学生の授業で東浦駅を見学して、駅長さんから使い方の説明を受けた覚えがありますが、実はよく理解できませんでした。単線区間で正面衝突を防ぐために、タブレットの授受をして、タブレットを持つ列車のみがその区間を通過できる「通行証」のようなもののようです。
「衣浦臨海鉄道 & タブレット」で検索すると、いろいろなサイトが出てきます。タブレットの受け渡しを撮った動画もあります。それらの一部をご紹介します。
http://hatiman.blog28.fc2.com/blog-entry-624.html
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村木神社(森岡区)の新嘗祭に出席してから、森岡台の青空市に寄って、金山駅のアスナルへ。
青空市は、高齢化で買物難民問題が指摘される森岡台の自治会と商工会森岡支部の皆さんのコラボで、生鮮食料品を中心とした市を森岡台集会所で開いたものです。地元のみなさんの発案で、中日新聞でも紹介されました。
朝早くからたくさんの近所の皆さんが買い物に来たそうです。この青空市、これからも続けていきたいとのこと。青空市に参加した商店主さんの感想がこちらのブログに書かれています。
アスナル金山では、「あいち戦国武将サミット」と称して、あいち戦国姫隊を中心に各地の武将隊や戦国ゆかりのご当地キャラクターが大集合! 東浦のおだいちゃんと手づくりよろい隊もいざ出陣! 金山駅の周りをぐるっとねり歩きました。途中、おだいちゃんは風が強くて倒れそうだったのでみんなでカバー。
ほかにも、各隊のステージパフォーマンス、ご当地自慢対決や武将グッズ販売などがありました。
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NPO法人 キャリアデザインフォーラム10周年記念シンポジウムのスピーカーに招かれて、パネルディスカッションに参加しました。コメンテーターは野中郁次郎 一橋大学名誉教授。「失敗の本質」などの著書で有名な方です。他のスピーカーは、大野泰正 岐阜県会議員、名古屋美少女ファクトリープロデューサー 中村浩一さん。コーディネーターはNPO代表理事の犬塚尚美さん。
この日のテーマは、形式知と実践知のスパイラルアップ。この概念をきちんと理解しているかどうかはさておいて、『わが町、わが社のイノベーション・・・新任町長としての風土改革』とのお題をいただいて、お話しをさせていただきました。
役所の意識改革、住民の意識改革、これらを結ぶ、情報公開、住民参加と、事業仕分け、改善提案制度、インセンティブ予算など東浦で進みつつある意識改革に加え、議会への期待のお話しも出来ればと思ったのですが、あいにく時間切れ。とりあえず場を持たせるお役目だけは全うできたのではと思います。
以下は、お話しのメモです。
『わがまちのイノベーション・・・新任町長の風土改革』
風土とか意識となると、住民の意識、行政職員の意識、議員の意識が挙げられる。
昨年の8月から町長。
自分は、無党派で12年間議員をやってきた。もともと政治や政局には興味はないが、議員のなり手があまりいない中、自分たちのまちのことくらいは自分たちで決めなきゃと、市民の応分の負担のつもりで議員になった。
選挙では、8期32年間の長期政権にちょっと待った! 無投票が続いていた。各種団体や町議会のほとんどが現職支持。誰かに任せとけばではなく自分たちで考えよう。
有権者一人一人に住民参加、自然環境の保全、教育時の充実、財政問題などを訴えた。いつかは世代交代せねばという意識。結果、僅差で当選。
引き継いだ役所の感想は、30年間の垢は意外に少ない。・・・前職のおかげ。
首長がいなくてもちゃんと役所は走っている。
決まったことはきちんと繰り返し実行する。国・県に忠実。まじめ・不正インチキをしない。慎重。
ただ、前年踏襲(変化を嫌う、常識を疑わない)、指示待ち(自分の仕事として考えていない)、「なぜ」がない、年功序列・若手が意見を言えない、外部に情報を出し渋る、間違えを認めたがらない。
→たえず改善する姿勢に欠ける体質がある(PDCAと言いながら)。
住民はと言えば、
高度成長期の日本は、税収も右肩上がり。あれも、これもと行政の仕事が肥大しても、将来の税収増でカバーできた時代。
しかし、それから40年。あれもこれもから、あれかこれかを選択しなければならない時代になった。
行政が引き受けていた仕事の中でも、住民に身近なこと、地域でやったほうが効果的なことは、地域にお返しする。
本来誰かがやらなければならないことを、みなさんが税金などを通じてお金をはらって、行政に代行させてきたわけだから、お金を払う代わりに地域で自分たちでやることは、当然あって良い選択肢。
「地方分権」「地域主権」。地方、地域、コミュニティ。地域で、個人で、自分たちで、考え、判断して、工夫して、地域に必要なことを模索する時代。
あれかこれかを決めていくという面からしても、主権者、納税者、まちのオーナーであるである住民一人一人が当事者として、参加し、納得ずくで住民の意思を反映。
よく例に出されるのは、防犯防災、一人暮らしのお年寄りを見守る活動、ゴミの分別や学校行事のお手伝いなど。
お任せ民主主義ではやっていけない。住民は単なるお客様ではなく、当事者。モンスタークレーマーなんかやってる場合じゃない。
「役所が決めてくれればいい。」から、主権者、納税者が意思決定に参加、多様な斬新なアイディア、自ら選択へ。
ボランティア、非営利活動、営利活動。
情報公開と、住民参加で、それぞれができることを持ち寄る、能力を発揮する。それが、やりがい、生きがいに。良いまち、強いまちに。
情報公開と住民参加 →結果が見えれば、関心、遣り甲斐に
●原則すべての諮問機関への公募委員の導入
●諮問機関の会議の公開(傍聴、議事録)→すべての庁内会議を公開する自治体も!
●住民投票条例もつくるつもり。
●町長日程、交際費の細目を公表
役所も、住民とともに、歩み(協働)、改善する組織・風土へ
●事業仕分け(住民目線・住民理解、仕事を理解・説明責任)・・・プレゼン下手、議会答弁との指摘
●改善提案制度(特定のメンバーではなく、全員参加で)
●インセンティブ予算
●補助金等検討委員会
イノベーション
●退職金・・・みんな知らない、明確に。給料の議論は要る。
●給食センター・・・そもそも説明不足、発想の転換(写ルンです)、職員、教委の反発
自主的活動の芽生え
●里山保全ボランティア、公園をみんなでつくるWS、
●公園の借景(夕べ)、美術展示の中でコンサート(市民企画)、竹燈籠でライトアップ
●坂道ネーミング、店主たちのセンスが光る商店街周辺マップ(商店主)
●産業まつりで宝探しロールプレーイングゲーム(行政職員若手有志)マンネリ解消、客寄せ、寄付金、事業仕分けの影響も?、いろんな人材居る!やればやれる!
●自転車通勤・・・若手職員の気遣いをヒントに?
◇議会改革に期待
・会派制と責任・・・採決の前日に眠れる?
・意思決定機関・・・と小さなお願い
・議会への住民参加
・選挙の系列化、支持・非支持関係なし、地域性なし→なぜなら町の税金。
・口利きを記録(住民に達成感、差別なし)
・議会軽視v.s.住民軽視・・・議員になると住民を卒業?
・傍聴しやすく・・・議案、一般質問全文配布。
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町内6地区の区長さんと県営住宅自治会長さんたちと、須坂市の地域の助け合い、特に、新・地域見守り安心ネットワーク、地域防災マップ、助け合い推進会議、保健補導員と協働する健康づくり、地域医療福祉ネットワークなどについて学んできました。
車窓から、松本あたりでは、北アルプスの稜線に雪がうっすらと付いていました。
須坂では田中本家庭園の紅葉が鮮やかでした。
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以前にも静岡県産の変わったサイダーたちを紹介しましたが、まだまだあります。
静岡県は、マル珍ドリンク王国か???
静岡県内のドライブインやサービスエリアに行くと、あるわあるわ!!
たとえば、トマトサイダー、茶コーラ、いちごサイダーは以前紹介しましたが、
「ウコンサイダー」「ゆずサイダー」なんてのがあります。
※ウコンサイダーは静岡県島田市の木村飲料製ですが、ゆずサイダーは大阪産です。
「しずおか 汐サイダー」「静岡 マスクメロンサイダー」「夏みかんサワー」、ずばり「静岡サイダー」なんてのもあります。
ちょっと写りが悪いですが、「ローズサイダー」(上段右)、「伊豆 ニューサマーサイダー」(下段中央)もあります。
まだまだあります。「わさびジンジャーエール」(左端)、さつま芋エキス入り「幻の芋サイダー 初代 伊三郎」(右端)。
これだけラインナップが充実しているとお見事としか言いようがありません。
最後におまけ。
鮪の町 清水産??「まぐろの力」でした。
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午前中、産業まつり会場で、緑のカーテンコンテスト、8020、アイディア野菜料理コンテスト、農畜産物品評会の表彰式を終えてすぐに名古屋大学に。
13時からの一般公開シンポジウム「不確実な未来に向け、名古屋のまちづくりはどう舵を切るか? ~超高齢社会が地球温暖化と巨大災害に備える方法とは~」を聴きに行った。
アウトラインとして・・・、天変地異だけでなく、今まさに押し寄せてくる人口減少、経済不振、財政難、資源エネルギー問題、気候変動など様々なリスク(”社会的津波”)に対応するために、まちづくりにはスマートシュリンク(賢い縮小)の発想が不可欠である。100%災害を防御・コントロールするのは不可能、たとえば70%の目標を設定しそれをどうクリアするかの発想が必要。インフラや高台移転などハード整備に依存するのではなく、まちづくりのソフト面、住民の自助・近助・共助なども活かしたバランスのとれた、コストも考慮した方策を市民納得づくで創っていくべき。・・・などの指摘が印象に残った。
これからのまちづくりの方向性としては自分も同感だが、まちづくりの具体的な取り組み事例がわかると良かったと思う。
パネルディスカッション後の質問の時間はたっぷりとあったが、学生など若い世代の人からはほとんど発言がなかった。今どきの学生も結構シャイ?なのか。自分も学生時代、最先端の研究をしている研究者たちとディスカッションする機会がいっぱいあったにもかかわらずとても消極的だった。今から考えればもったいないことだったと後悔している。
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今日は、めまぐるしい一日でした。
9時30分から、産業まつりの開会式。
久野大府市長と矢野新城副市長をはじめたくさんの来賓の方々にお越しいただき、産業まつりの開会式を迎えることができました。
今年の産業まつりは、従来からの恒例のイベントに加えて、スポーツフェスタが加わりました。隣接する東浦中学校の体育館で、スポーツ吹き矢やスラックラインなど新しいスポーツの初体験ができます。
今回の産業まつりで、これまでと違うのは、皆さんが自主的な、最初のシナリオにない取り組みをしてくれたことです。例えば、商工会青年部が、「東日本大震災からの現状と、来るべき地震に備えて」という題で、被災地の宮城県石巻市雄勝町から来ていただいた小松光(あきら)さんの講演を企画してくれました。
また、役場若手職員有志と住民有志で結成した「まがりかど快賊団」が、産業祭りを盛り上げようと、宝探しロールプレーイングゲームを企画しています。名付けて「眠った宝を探し出せ!!」。対象は”こども”または、”子どもの気持ちを忘れていない大人”です。知多娘の東浦未来役 小坂井祐莉絵さんも手伝ってくれることになっています。
こうして、住民の皆さんや役場の職員の有志の皆さんが、自分たちでアイディアを出し合って、手作りの企画で、お祭りを盛り上げてくれるのは本当にうれしいことですし、こうして町が元気になっていくんだなと思います。
今日の午後は「あいち戦国姫隊」が、明日の午前は「おだいちゃん」の着ぐるみが、このステージに登場します。
いろんな企画があります。産業まつりの二日間を、皆さん方で思い思いに楽しんでいただきたいと思います。
後で聞いたら、宝探しゲームは大盛況で、約700部用意したエントリーシートがあっという間になくなってしまったようです。
10時30分からは、東浦高校の40周年記念。
以下の祝辞を述べさせていただきました。
東浦高校創立40周年おめでとうございます。
東浦町内の学校は、たいてい高台の見晴らしの良いところにあって、この東浦高校も例外ではありません。これは、当時の県の考えもあったでしょうけれども、学び舎に集う皆さんにできるだけ勉学に適した良い環境を提供したいという、地元の人たちの期待が込められているのだと思います。
開校当時は、東浦町の中学校は一つしかなくて、東浦中学校から、毎年100人以上の生徒が東浦高校に入学していた時期もありました。私の親しい友人たちにもこの学校の卒業生がたくさんいます。ここを巣立った数多くの卒業生、また、ここで教鞭をとった教職員の方々など、これまで東浦高校に関わってこられたたくさんの方々は、それぞれ東浦高校への想いをお持ちのことと思います。一時は学校存続の危機もささやかれましたが、開校から40年を迎えて、東浦高校は今が元気だと思います。
開校間もないころに新任で赴任されたことのある蜷川先生が校長に就任され、学校をもっともっと元気にしようと頑張っていらっしゃいます。いま、東浦高校は「東高リニューアル」と銘打って様々な改革に取り組んでいます。24年度からは「特進類型」と呼ばれるクラスを新たに開設して、必要な教科の授業時間数を確保、補習を行うなど、大学進学を希望する生徒のニーズに対応するようになりました。
また、地域ボランティア活動を充実させ、生徒や教職員の皆さんが、地元中学校や地域コミュニティの活動に積極的に関わっていただけるようになってきています。これは地元にとっても大変ありがたいことです。
スポーツの分野でも、卓球部が東海大会や全国大会へ出場するなど好成績をあげていると聞きます。
東浦高校同窓会も盛り上がっているようです。立派なホームページがあります。40周年の祝賀会の案内、恩師や卒業生の言葉、過去の同窓会の様子などを紹介するページが充実してきて、同窓会の交流に一役買っています。
勢いがあるということは良いことです。生徒の皆さんも、教職員の皆さんも、同窓生の皆さんも、そして保護者の皆さんも、是非この勢いをバネにして、もっともっと東浦高校を良くしていただきたいと思います。この東浦高校を、青春の思い出を飾るキャリア形成、人間形成の場として、卒業生が活躍する学び舎として、さらに育てていただきたい。ひいては、私たち地域も一緒になって、門前町であるこの地域を若者のさわやかな声が響く、元気で心温まる地域にしていきたいと願っています。
40周年記念式典の後で、ひが高卒業生のビジネスコーチ 吉武永賀(よしたけひさよし)さんの講演がありました。スケジュールの関係で途中までしか聴けませんでしたが、「70年周期の景気の波の中で、ボトム期はアウトローが活躍する時代。英雄が戦犯になったり、出世街道にいた人たちが職を失ったり、輝いていた職業が軽蔑されたりする。時代の流れとともに価値観は変わる。大人たちに植え付けられたメンタリティーを打ち破れ! 学校の先生に相談しても当てにならない!」など、惹きつけられる問題提起でした。
午後から、半田で開催された「こころの健康フェスティバルあいち」の式典に出席。
そのあと、東海市市民活動センターで開かれた「スーパー公務員」木村俊昭さんの講演会&ワークショップに参加しました。木村さんは、小樽市役所職員としてガラス工房を核に小樽の街のブランド化に成功するなど活躍され、その後、内閣官房、農林水産省大臣官房企画官を経て、現在、東京農業大学教授、地域活性化伝道師として全国を飛び回っていらしゃいます。
木村さんの基調講演『「できない」を「できる」に変える仕事術』では、地域活性化のポイントとして、①地域所得・売上げの向上、②地域人材養成と定着のシステム化、③地域で汗する人を評価する仕組みづくり、④女性、若手、年配者の活躍する場づくりと支援体制、⑤まちの将来を見据えた新たな産業興しが重要なのだそうです。大切なのは外から企業を誘致することではなくて、地元で起業すること。地元の人や企業を大切にして、力を引き出したい。職員全員の名前をフルネームでいえなきゃダメというのは耳が痛いです。
木村さん曰く、・・・役所には、「なぜ」という感覚がない。市役所に勤めて間もないころ、課長に「部長会議に出たい」と言ったら、「なぜ?」と聞かれずに「おれも出たことはない!」としか返事がなかった。スッポンは出荷できる大きさになるまで3年かかる。それは「なぜ?」かと問えば、冬眠するから。だったら冬眠させなきゃいい。そこで、温泉で飼育するというアイディアも湧いてくる。・・・ 「なぜ」の大切さを説いていたのが印象に残りました。
ワークショップは、ワールドカフェ形式でグループに分かれてフリートーク。「地域を変えるチカラとはなにか」をテーマに県や他の市町村の若手の行政職員と一緒になってディスカッションする機会をいただきました。
そのあとは、地元に帰って飲み会に参加。夜まで切れ目のない一日でした。
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「ふらっと東海道」を寄稿してくださっていた方が、千国街道の紀行文を寄せてくださいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
信州小谷村 2012.9.5
千国街道 塩の道 を歩く
白馬八方温泉3泊4日のツアーに9月3日友人と参加しました。魅力は値段で19.800円、宿をランクアップしても23.800円。バス代と宿賃のみ。もちろんオプショナルツアーが用意されていますが、ゆっくり温泉につかり、且つここを拠点にして千国街道を歩くことにしました。
親坂の弘法清水
白馬は「ハクバ」それとも「シロウマ」
町の名前は白馬村、山の名前は白馬岳で同じ文字ですが読み方は違います。確かに迷ってしまいます。でも読み方にはちゃんとした理由があります。ややこしくなった理由は、山の名前に「白馬」の文字を使ったことが原因でした。
春から夏にかけて雪解けの時期に、山の斜面に現れる様々な残雪模様を「雪形」と言います。栂池自然園のすぐ後ろにそびえる白馬三山の一つ白馬岳と小蓮崋山の鞍部には、黒い山の地肌である「代掻き馬」が現れます。この代掻き馬は昔、農作業に使った馬のこと。この地方では、代掻き馬の雪形が現れる頃、田んぼの代掻きを行ったといいます。また、シロカキ馬が現れる山として「シロウマダケ」と呼ばれていた山に、「白馬」の文字をあててしまったことから、山の名前は白馬岳になりました。そんなことから山の名前は「シロウマダケ」、村や駅の名前は「ハクバ」となり、ややこしい混同が始まりました。ややこしいのはこれだけではありませんでした、4日目に村を散策したところ道路沿いの標識は上下二段に「白馬村 白馬町」とありました。休憩したお店の方に聞くと、白馬村の中に白馬町が昔からあるというのです。村の中に町があると言われてもピンときません、ここ白馬の人たちは文字についてのこだわりがないようです。
千国街道 塩の道とは
日本海側の糸魚川~松本城下まで約30里(120km)を結び、信州側で「糸魚川街道」、越後側で「松本街道」と呼ばれた千国街道は、またの名を「塩の道」といわれています。
戦国時代、上杉謙信がこの道を経て、仇敵武田信玄に塩を送ったと言う「義塩」の有名な故事によるものです。また、松本藩では他からの塩の移入を禁止し、北塩と言って糸魚川~千国街道経由のみ許可したため、日本海側からは塩をはじめ海産物、信州からは麻やタバコを積んだ牛馬や歩荷(ボッカ)と呼ばれる人たちが盛んに行き来しました。雪が降り始めて6カ月はボッカの出番で、通常一人塩一俵背負い、数人で雪の山越えをしました。雪のない季節、牛方は一頭の背に二俵ずつ積み、一人前になると6頭の牛を追って峠を越えました。それは、華やかな大名行列などの往来もない、生活物資運搬のための経済路線で、庶民の道として明治の時代まで続きました。
現在、小谷にはかって5mの豪雪や急坂の地蔵峠・大網峠、昔の街道の面影が色濃く漂う千国番所跡コースなど姫川沿いの4コースと、姫川を避けて山腹を細々と続く天神道・大峰峠など4つの散策コースがあります。前者を千国街道、後者を千国古道と呼んでいます。
千国越えコースは標高800m~500m
9:00にホテルを出て白馬駅まで歩き、9:25の栂池高原行きの特急バスに乗ります。事前の調べではバスが走るのは夏休みの7月と8月。バスはないと思っていましたがホテルで聞くと丁度良い時間のバスがあり助かりました。このバスは松本~栂池高原を結んで走る特急バスで、運賃・切符は運転手さんに渡してから乗り込みます。私たちの他にも登山スタイルのお客さんが数名乗り込みました。
10:00に栂池高原に到着。ここから5分ほど下り松沢口からいよいよ千国街道に入ります。当初は南小谷駅からスタートして栂池高原へ向かうつもりでしたが、コース案内を調べると、これだと上り坂ばかりとなることが分かったので、ほとんど下りとなる南小谷駅へ向かうことにしました。松沢口は標高800mで、ここから徐々に標高を下げて南小谷は500mほどになります。そのコースは7.1km、約3時間10分のコース。この標高なら気温は名古屋と違いかなり低く、わりと歩きやすいでしょう。
前山百体観音
畑の中の道を歩き出して5分ほどすると雑木林となります。そこに百体観音があります。この観音は西国33番、秩父34番、坂東33番の百体でしたが、今は80余体になってしまいました。この観音は百番霊場・札所になぞらえて造立供養したものであり、30余の集落名と140人程の願主の名前が見られ、近くの人ばかりか遠くは大町の人まで加わっていると言います。作られた時期は不明ですが、伊奈高遠から招かれた石工の手によるもので、その作風も優れているとあります。当時の人々の信仰心の深さがうかがえます。
そこから続く街道は草が刈られ、手入れされているのがよく分かります。塩の道は背中に二俵の荷をつけた牛が安全にすれ違える道幅が基準で、9尺(2.7m)だったという。馬より牛が活躍したのは、険しい山坂の道では爪が二つに割れていて踏ん張り強い牛の方が適していました。それに、山中で狼に襲われても牛は闘争本能が強く、6・7頭の牛を周りにおけば狼も近付けなかったといいます。
草がきれいに刈り取られた雑木林の道では二組のおばちゃんグループと会いました。そんな道を15分程も歩くと道祖心があり、舗装した道に出ました。
牛方宿と塩蔵
時間は10:30で、その先に草屋根の大きな家と小さな小屋が緑の草原に建っています。小屋の近くまで行くと「塩蔵」という看板がついています。石を積み上げた基礎に建つこの建物は牛方宿とともに、旧街道に現存する唯一の建物です。建築年代は不明ですが幕末に建てられたものらしく、階上には塩を保管、階下には牛をつないだらしいです。特徴は塩によるクギなど金属の腐食を防ぐため、板壁を使い、小さな鼻栓で板を固定しています。梅雨時になると今でも階下の天井には塩気がふきだすといいます。ただこの塩蔵、もともとは千国街道信州側の入口に位置する、大網にあったものを平成19年に移築したのだそうです。
隣の大きな家には牛方宿の看板がありました。ここ沓掛の牛方宿は、千国街道沿いの輸送に携わった牛方やボッカが寝泊まりした建物です。この家は千国正行家の旧宅であり、間口6間奥行き10間の茅葺の寄棟造りで、建築は1700年から1800年代初頭と考えられています。土間がかなり広いことが特徴で、牛方は中二階に泊り階下の牛や馬を見ながら寝たと言います。牛方宿としては旧街道沿いに現存する唯一の建物です。
中の見学はしませんでしたが、その大きさにはどっしりとした存在感があり、今見ても立派な建物です。家の前には千国街道の標柱が立ち、隣にはバス停の看板も立っていました。家の前の道は舗装されていて、これでは塩の道というイメージがだいなしです。
親坂の「弘法清水」と石仏群
街道は牛方宿前の舗装された道からすぐに離れて、雑木林の中の親坂を下っていきます。3~4分も行くと説明板と石碑が立っています。「千国街道 弘法清水」とあります。この辺りは親坂と称し、ごつごつした石畳と牛を休ませる牛つなぎ石、冷たい湧水の水飲み場があります。水飲み場には二つの石舟があり、一つは高く、一つは低い所に置かれています。高い方は人用のもので、低い方は牛馬用だといいます。石舟の上の方には弘法大使像が安置されて、安永3年5月吉日の銘文がきざまれています。ボッカや多くの旅人たちがこの水飲み場で疲れを癒し、旅の安全を祈ったのでしょう。
水飲み場から3~4分下ると大きな岩があり、錦岩と名付けられています。この石は雨に濡れると、ことさら石の色が赤く変わるといいます。さらに5分程行くと「牛つなぎ石」の案内がありますが、どの石なのかよく分かりませんでした。最後に小谷村郷土館を見学して分かりましたが、穴をあけてツルなどを通して輪が作ってありました。この輪に牛の手綱を通すものだったのでした。ここから8分ほど下っていくと小川の流れがあり橋がかかっています。橋の手前にたくさんの石仏があり、その多くは馬頭観音でした。ここ小谷には馬を供養した馬頭観音と、牛を供養した大日如来が圧倒的に多いと言います。吹雪の中で倒れたり、険しい山道で命を落とした牛馬への感謝と愛情が偲ばれます。
千国番所跡と千国の庄資料館
石仏群を後に橋を渡ると、道は舗装道路になります。5分も歩くと千国街道の大きな石碑があって、道は右へ分岐してそこから千国の集落へ入っていきます。すると、家の前にたくさんの薪を積み上げた大きな民家が現れました。昔は藁屋根とすぐに分かるトタンぶきで、白い壁と黒い板がとても調和がとれて美しいです。その横をプロパンガスのボンベを積んだトラックが坂を上ってきました。その次の家の前にはオミナエシと思われる黄色の花がたくさん咲き誇っています。山里には秋がやってきているようです。
3分ほど歩き11:25千国の庄資料館と千国番所跡に着きました。この地にあった民家を移築したと言う資料館は、やはり茅葺屋根をトタンで覆った立派な建物で、その背後に千国番所が再現されています。この番所が置かれたのは慶長年代からといわれ、以来およそ280年間明治2年に廃止されるまで、人や物の通行を監視し松本藩の口留番所として役割を果たしてきました。この番所の街道沿いには盆と暮、「千国市」が立ち、近郷近在の村人でにぎわい、まさに政治・経済・交通の一大中心地でした。
立派な落ち着きのある建物の中を見学しました。役人の人形が2体机の前に座っているのは東海道で見た関所と同じで、まわりにはここ千国についての説明板が並んでいました。それによると、「千国」という名は今から1000年前この地を開拓した藤原千国と言う人の名に由来しているのだそうです。ほかには千国街道・ボッカ・番所の税などの説明がありました。
番所跡を出ると目の前に「千国の庄800年記念」とした立派な石碑があり、千国番所の説明が刻まれていました。その先には家の壁面に「塩の道 千国街道」と記した大きなレリーフ?があり人目を引いています。その先で街道はほぼ90度左に曲がって行きます。
超モダンな小学校と諏訪神社
番所跡から7分程舗装された道を行くと、左手に広い敷地に数棟のモダンな建物が見えてきました。前を通ると学校のようなので、これは小学校と中学校が同じ敷地にあるのだと思いました。でも、門のところには「小谷小学校」の名があります。そして、建物は低学年用・高学年用・中央管理棟・体育館と記された説明板も。なんと立派なすばらしい学校なんだろう!!びっくりしました。いくら観光地とはいえ村の財政力がそんなにあるとは思えないのですが…。.後で確認すると、中学校は確かに少し離れた場所にあることが分かりました。
小谷小学校を過ぎると千国街道は大通りをそれて、千国諏訪神社へと向かっていきます。これは道が違うのかと思ったら、神社本殿の少し手前に「千国街道」の標柱が立っていて一安心。神社・仏閣マップを見ると白馬・小谷地区には諏訪神社と称する神社が12もあることがわかります。古事記によれば、諏訪神社の御祭神タケミナカタノミコトが信州に入られた道筋は、姫川を遡ったものと考えられ、このことから多くの伝説や地名がこの地域に残されているのではないかとのことです。本殿の脇を通るようにして街道は続き、今度は保育園の前を通って雑木林の道を進むと、曹洞宗の源長寺にいたります。寺の下の道には千国街道の標柱・説明板があり、西国33番観音さんが参道に並んでいます。
ランチは助六
源長寺から少し行くと小さな沢を渡り、小さな段々畑が集まるところを行きます。そこにも千国街道の標柱が立ち、傍らには黄金色の稲穂がゆれて、その向こうには新潟県を望む山並みが続くすばらしい景色が広がっています。とても素晴らしい景色なので思わずカメラを向けました。ここから40数キロ先は日本海という地点で、山並みの美しさだけではなく首を垂れる稲穂に迎えられるのは、先人の苦労が今日をあらしめたものに違いありません。こんな時には、日本はすばらしいとつくづく感じます。
時間は12:00を過ぎて、ぼちぼちお昼にしたいのですが、見晴らしがよくて涼しい場所がありません。ここはどうか、あそこならと言いながら、場所の品定めをしながら進み、背後に大きな木が続く木陰で、見晴らしのよい坂道に腰をおろしました。コンビニで買った助六を食べて休憩。坂道に寝転がって休むと、いつまでもここにいたい気持ちになってきます。40分くらい休憩して小谷村役場を目指して出発しました。
大別当・小土山石仏群
塩の道千国街道の案内表示はとてもしっかりしていて感心します。標柱は100mも行けば立っているくらいたくさんあります。とはいえ標柱が立てられない所もあります。そんな場所では路面に「→」と「塩の道」と文字が白ペンキで書かれているので、道を間違えることはなく安心です。
出発してすぐに大別当石仏群があります。立派な蔵がある隣に庚申塔や石仏・道祖神などが集まっています。庚申塔は集落の出入り口に立てられ、災難・貧苦苦しみなどから解放され、家内安全、子孫繁栄、延命息災であることを祈ったものです。……60年に一度訪れる庚申の年に庚申塔を建立する。庚申の本体は青面金剛といい、悪病をはやらせる悪神であったが、大音面金剛の呪法を修行して、逆に悪病を除き人間を救うようになった。三眼四手の像で手の数が多いのでよく働く神様ともいい、働き者の女性を庚申様のようだと言う……と、こんな説明があります。
ここから15分程行くとショウキ様があります。といっても大きな岩にショウキ様の絵が彫ってあるのですが、絵が消えかけていてはっきりは見えません。無名の旅人の作といわれています。そのすぐ先に小土山の石仏群があります、10体の石仏が道沿いに並んでいます。石仏群から5分も行くと姫川や小谷の家並みを見下ろす場所がありました。ススキの穂が揺れる間に、家や姫川と向こうの山並みが望めるすばらしいロケーションです。さっそくカメラを構えたのは言うまでもありません。
小谷村の一面を見る
ビューポイントから6分程行くと二十三夜塔があります。二十三夜塔は月待供養に集まった人々によって建てられたもので、文字碑がほとんど。安産や秋の豊作を祈ったものです。二十三夜の月は夜中の12時ころ出るので、女性たちがそれまで飲食・談笑をして楽しむ行事であったといわれます。
この辺りは三夜坂と呼ばれ、しばらく行くと千国街道の標柱にもその名があります。そして、坂を下ると国道148号に出ます。少し先には小谷村郷土館・名産館・小谷村役場の案内看板が見えています。14:00頃に小谷村郷土館に到着し千国街道ウオークを終えました。
せっかくなので小谷村郷土館の見学。ここには日本最古の恐竜足跡化石なるものがシンボル展示されています。他には山里の暮らし・千国街道にちなむ展示がありました。よくある展示だと思います。
見学を終えても帰りの電車の時間には1時間30分もあるし、コーヒータイムにすることに。しかし、この町に喫茶店があるとは思えません。すると隣の名産館にコーヒーの文字があったのでここで休憩することにしました。アイスコーヒーを注文すると、アイスはないといいます。やむを得ずホットコーヒーにしましたが、このコーヒーは蕎麦がき付きとあります。出されたコーヒーには梅干しくらいのそばがきが3個添えられていました。珍しいセットで、これが山里のコーヒーらしいです。特別においしいというものではありませんでしたが、素朴な風味に山里の味がしました。ちなみにセットで400円でしたが、値段は山里価格ではないようです…。
ゆっくり休憩して南小谷駅に15:05到着。小さいが畳の休憩室があるなど、なかなか立派な駅舎です。信濃大町行きの電車は15:25なので駅のあちこちを見てみると、何と、東京新宿行きの特急列車「あずさ26号」が一日一本走っています。大糸線は松本から糸魚川を結んでいますが、松本~南小谷は電化区間でその先糸魚川までは非電化です。そのため首都圏から白馬までお客さんを誘致する作戦のようです。駅に置かれた持ち帰り用のダイヤ表を手に取ってみたら、ここの駅員が作成したものらしく不要紙に印刷されていました。
定刻に発車した電車は姫川沿いに峡谷を走ります。狭い所では100mほどしかありません。千国・白馬大池・信濃森上を過ぎると、峡谷を過ぎて広い所を走るのでアルプスの山並みが美しいです。そして、白馬駅に予定通り到着し、今回の街道ウオーキングを無事終えることができました。
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都市伝説ではありません。下水道工事です。
「推進工法」という言葉を聞いたことはありますか?
石浜の国道366号線の下で行われている工事があります。下水道の布設工事です。その様子をお見せしましょう。
ここには「推進工法」が採用されています。推進工法とは、先端のカッターで土砂を堀り進みながら、油圧ジャッキでレジンコンクリート製の下水管を押し込み、掘った分だけ新しい管を継ぎ足して前に進んでいく工法です。
ここは、石浜地区の366号線。道路の真ん中に大きな縦穴が開いています。
ちょっとのぞいてみましょう。穴の底で、横穴を掘り進みながら下水管を油圧ジャッキで押し込んでいるのがわかりますか。
目いっぱい押し込んだので、新しい管を継ぎ足します。
管を搬入して、新しい管をセット。地下5mでの作業です。
外の車の中では、制御装置のモニターを操作しています。
新しい管が少しずつ中に入っていきます。
全部入ると、また次の管を継ぎ足します。
こうして、地下深くの下水管が出来上がっていきます。国道の上には、こんな竪穴がいくつかあって、竪穴と竪穴を結ぶ形で下水管を敷設しています。
掘削した土砂は、水流ポンプで水を循環させて、泥状にしたものを地上で回収しています。
もちろん、今ご紹介した推進工法のほかに、開削工法もあります。上から地面を掘って下水管を埋設する従来の工法です。
埋設深度が深いときや地面を開削できないときには、推進工法が使われます。
また、推進工法には、工事中も大掛かりな通行規制をすることなく、騒音、振動を少なくして工事を進められる利点があります。
非開削工法には、トンネルを掘るときに使われる「シールド工法」もあります。シールドマシーンを使って、トンネルの壁面を造りつつ、先端のカッターで土石を削って、連続的に掘った土石をトンネルの外部に運び出す工法です。東浦町の下水道工事ではシールド工法は採用していません。
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「自転車通勤を始めました」とブログに書いたところ・・・
若手職員が、キャンペーングッズの詰め合わせをプレゼントしてくれました。この気遣い、思わず嬉しくなります。
・・・はい。しっかり活用して安全に通勤します。
ところで・・・こんな自転車利用促進策があったりして・・・?!
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10月9日・10日には、愛知県町村会の視察があり、県内の町村長さんたち一緒に熊本へ行ってきました。
熊本県長洲町のメガソーラーを見学しました。大手アルミ建材メーカー(LIXIL)の工場敷地の余剰地(約12ha)に造られた3.75MWの太陽光発電プラントです。九州は日照量が多いのだそうです。20280枚の太陽電池パネルで、年間約3900MWhを発電します。
50KW以上の規模であること、自治体と連携した普及啓発事業を実施すること、自治体の財政支援があることなどの条件(地域新エネルギー等導入促進事業 社会システム枠)で、新エネルギー導入促進協議会から1/2の補助を受けています。
平成22年度に完成。長洲町は、固定資産税を3年間減額(1/6)しています。設備投資額は約19億円?。工場の操業中は売電は無理ですが、工場の使用電力の2割?程を賄うことができるそうです。
熊本城を初めて間近に見ました。市内に立つ小高い丘全体が城塞のようになっていて、優雅というよりはまさに戦う城です。あちらこちらに残る隅櫓などの楼閣と天守が戦艦の艦橋を連想させます。
㈶阿蘇地域振興デザインセンターは、阿蘇地域にある8市町村(合併前は12自治体)と熊本県が出資して作った環境・観光など地域の開発研究の拠点です。主なタスクは、観光レクリエーションの振興、情報システム等の整備、都市地域との連携・交流、地域情報の共有・提供、人材の育成・確保、環境保全対策。スローな阿蘇づくりを掲げて、グリーンツーリズム、循環バス、ラジオ・インターネット・ガイドブックなどを通じた情報発信に力を入れています。阿蘇神社の門前商店街が復活するなどの効果が出ています。
県も含めて30億円(県15億円、市町村15億円)の基金を拠出して、その運用収益から8千万~6千万円の運営費をつくっているそうです。専任職員は7人。事務局長は全国公募で選んでいます。報酬が600~800万円なのに全国からたくさんの優秀な応募者があり、運営に力を発揮しているそうです。
阿蘇のカルデラの底から見た中央火口丘です。釈迦が横たわっている(涅槃の)姿に似ていると言われています。
10月25日・26日には、知多中部広域事務組合(広域消防)の視察で沼津と横浜に行ってきました。
沼津市では、巨大津波樋門「びゅーお」と津波避難マウンドを見学しました。
「びゅーお」は、平成16年に43億円(うち、展望施設は4億円をかけて市が整備)かけて静岡県が建設しました。入り江の奥の漁港に船舶が出入りできるように設計された日本最大級の巨大水門で、約50ha、9千人を守ります。
この辺りの津波予想は高さ5.8m、到達時間は5分。一定規模の地震を感知すると、ゲートが5分以内で自動降下する仕組みになっています。ただし、隣接する狩野川の堤防との間に切れ目が残っており、現在河川協議中だそうです。
沼津市では、昭和58年から「津波避難協力ビル」を増やしてきており、現在約200棟の登録があります。
現地見学したのは旧道のトンネルの上に広場を整備した海抜12mの津波避難マウンドです。この辺りの海岸は背後に急傾斜地が迫った入り組んだ地形で、津波の高さ予想は、約8m、到達時間は10分だそうです。平坦地では、これまで津波避難タワーや歩道橋を整備してきましたが、今後は公園に築山などを整備していくとのこと。
津波避難路は現在177本、それぞれカルテをつくって評価し、優先順位をつけて照明灯などを整備していくとのこと。
来年、県の新しい津波予想が出た時点で現在の津波ハザードマップを更新する予定とのことでした。
横浜市では海上保安庁の第三管区保安本部(横浜海上防災基地)を見学しました。所謂「海猿の」本拠地です。中には、荒天訓練用プールや、水深10mの潜水訓練用水槽や、模擬船室にはフリークライミング練習用の壁などがあります。広い武道場はイザという時には避難所として開放できるようになっています。
敷地内では、北朝鮮工作船事件で自爆沈没した不審船を引き揚げ、遺留品などとともに一般公開しています。
明日からは、知多郡町村会(5町の町長)の視察で、佐賀県武雄市と福岡県大野城市へ行ってきます。武雄のテーマは、行財政改革(市立病院の民営化、市債の削減、職員の意識改革)、Facebookの活用、図書館の運営など。大野城では、窓口業務の利便性向上(ワンストップ総合窓口、コールセンター、週末窓口サービス)などについて調査してくる予定です。
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下記シンポジウムが名古屋大学で開かれます。
気候変動による異常気象の発生とそれに伴う災害リスクの変化に対応するためには、自然災害に強く(レジリエント)、将来の気候変動にも適応し、かつ低炭素である豊かな国土・社会の設計が求められます。高齢化社会への対応を含め、名古屋のような大都市がこのような複合的リスクに対応していくためには、行政関係者、研究者、一般市民が一体となって議論することが重要です。
気候変動適応研究推進プログラム(RECCA)の研究課題「フィードバックパラメタリゼーションを用いた詳細なダウンスケールモデルの開発と都市暑熱環境・集中豪雨適応策への応用」、グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス事業環境情報分野(GRENE-ei)の研究課題「環境情報技術を用いたレジリエントな国土のデザイン(GRENE-City)」、環境研究総合推進費E-1105「低炭素社会を実現する街区群の設計と社会実装プロセス」は、名古屋を中心にこういった諸問題に取り組んでいます。本シンポジウムでは、名古屋が直面する将来のリスクを把握し、安全・安心な社会を築くための方策について、参加者の皆さんと議論したいと思います。
【日 時】
2012年11月11日(日)13:00〜17:00
【場 所】
名古屋大学ES総合館1階・ESホール
【定 員】
200名(先着順)
【主 催】
文部科学省・気候変動適応研究推進プログラム (RECCA)
文部科学省・グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス事業環境情報分野 (GRENE-ei)
環境省・環境研究総合推進費 E-1105
<プログラム>
司会進行: RECCAプログラムオフィサー
12:30-13:00
受付(ポスターセッション)
13:00-13:10
開会挨拶
13:10-13:40
基調講演①:林 良嗣 名古屋大学教授 (文部科学省 GRENE-ei)
13:40-14:10
基調講演②:加藤 博和 名古屋大学准教授 (環境省E-1105)
14:10-14:40
基調講演③:飯塚 悟 名古屋大学准教授 (文部科学省 RECCA)
14:40-15:00
休憩(ポスターセッション)
15:00-16:50
パネルディスカッション モデレーター:林 良嗣 名古屋大学教授
15:00-15:10
パネリスト講演①:三村 信男 茨城大学教授 (RECCAプログラムディレクター)
15:10-15:20
パネリスト講演②:加藤 孝明 東京大学准教授 (GRENE-City副代表)
15:20-15:30
パネリスト講演③:小野沢 透 株式会社中部都市整備センター 代表取締役社長
15:30-15:40
パネリスト講演④:羽根田 英樹 公益財団法人名古屋まちづくり公社
名古屋都市センター 上席調査研究統括監
15:40-15:50
パネリスト講演⑤:渡部 勝 特定非営利活動法人たすけあい名古屋 代表理事
15:50-16:30
ディスカッション
16:30-16:50
会場からの質疑・応答
16:50-17:00
閉会挨拶
※本プログラムは予告なく変更される可能性があります。
詳しくは、http://www.mext-isacc.jp/article.php/event_symposium_2012autをご覧ください。
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毎年この時期に、エマープロジェクトと銘打って知人がピアニストの福田直樹さんを招いて企画しているものです。
今年は、11月17日(土) 17:00~ サンシャガール(刈谷市一里山町)にて開かれます。福田さんのピアノ演奏を聞きながら料理とボジョレーヌーヴォー(例年ほとんど飲み放題)と肩肘張らない会話を楽しめる企画です。今年はグルジアワインも加わります。会費はお1人4500円(お車等でワインを飲まない方は3500円、子どもは1800円)。今年はバッハの練習曲を中心に演奏してくださるそうです。
福田さんは、県内各地の福祉施設や小学校を訪れてピアノやチェンバロをボランティアで演奏しています。もう22年間続けているそうです。
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昨年に引き続き、里山づくり講座第2弾を開催しています。
知多半島の里山の植生や特徴などを学び、また、実際に東浦の里山を守るための活動を体験していただくことで、東浦の里山に興味を持っていただけたらと考えています。
第1回目・2回目は終了してしまいましたが、途中からの参加も可能です。
とき、ところ:
第1回 10月27日(土曜日) 午後1時~3時30分・・・終了(開催報告1)
緒川コミュニティーセンター
第2回 10月28日(日曜日) 午後1時~3時30分・・・終了(開催報告2)
緒川コミュニティーセンター
第3回 11月25日(日曜日) 午前9時30分~午後3時30分
現地「東浦自然環境学習の森」
第4回 12月2日(日曜日) 午前9時30分~午後3時30分
現地「東浦自然環境学習の森」
講師: 愛知教育大学非常勤講師 博士(地理学) 富田 啓介(とみた けいすけ)氏
受講料: 無料
定員: 40名(先着順)
申し込み: 電話、ファックス、メール等で問い合わせ先へ
申込書は公園緑地課で配布、またはこちらからダウンロードしてください。
あいち電子申請・届出システムからも申込できます。
問い合わせ: 公園緑地課 電話0562-83-3111 内線263、ファックス0562-84-6422
メールkoen@town.aichi-higashiura.lg.jp(※迷惑メール対策のため、アドレスの@(アットマーク)を全角で表示しています。 メールを送る時に半角に直してください。)
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きょうは近所の小学校の学習フェスタの日。帰宅してから時間があったので行ってきました。
学習発表会(演劇)は、もう終わっていて見らせませんでしたが、各教室の出し物を見てきました。クイズや実験、説明コーナーなど、防災や環境問題に取り組んだものがたくさんありました。
たとえば、4年生がペットボトルに砂とおもりを入れて地震による液状化の実験、5年生が水を張った水槽に氷を浮かべて地球温暖化による海面上昇の実験と解説をしていました。ちょっと気になったのは、液状化で浮く物と沈む物の違いや、南極の氷床と北極の氷山との違いを理解していなさそうなことです。やや難解ですが、せっかく実験してみせるのですから、原理的なことを実感を持って身につけるまたとないチャンスだと思います。
PTAの部屋では、錯覚を応用した工作や、偏光板を使ったステンドグラスづくりなどが体験できるようになっていました。
このあとで、半田で開催されている『知多半島映画祭』を見に行きました。11月のこの時期には、行政・民間にかかわらず、あちらこちらで様々な催しが行われています。
明日は、文化協会美術展表彰式や町内各地区のコミュニティまつりが予定されています。
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11月3日(土)・4日(日)と開催される「刈谷産業まつり」の開会式に出席しました。
同時期に、㈱デンソー本社でアイディアコンテスト「デンソー夢卵」も開催されています。
産業まつりの会場は、刈谷駅の北口にある産業振興センター。あいおいホールと屋外のテントにはたくさんのブースが並んでいます。天誅組のご縁で奈良県東吉野村のブースや、市民休暇村のご縁で長野県下条村のブースもあります。
本館の3~7階では、3日は「あいちさんフェスタ」を開催。あいちさんフェスタでは、県内の実業高校や専門学校の生徒による学校紹介と成果発表、そして、高校生スタッフによる小学生の職業模擬体験が行われていました。キッザニアみたいに、ドーナツを売ったり、館内の警備をするなどのお仕事を体験しようとする子どもたちでにぎわっていました。2階には”銀行”や”税務署”もあって、儲けを申告して納税まで体験する仕組みになっているようです。
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移動美術館の開館式が東浦町郷土資料館(うのはな館)でありました。
きょうから12月2日まで、愛知県美術館に常設展示されているような第一級の名作を間近に見ることができます。
毎年、県美術館の収蔵品の中からテーマを決めて、県内市町村持ち回りで収蔵品の展示をしています。平成6年の南知多町を皮切りに、今年で19回目。一昨年は安城市民ギャラリーで「近代絵画に見る人と自然」、昨年は新城文化会館で「生命の賛歌―自然をめぐる絵画と焼き物」をテーマにした美術展が開かれました。
今年のテーマは、「日本洋画と近代陶芸の名品」です。絵では、黒田清輝の「花と猫」、梅原龍三郎の「横臥裸婦」、岸田劉生の「高須光治君之肖像」、古賀春江の「夏山」などが展示されています。黒田清輝、岸田劉生などというと、中学の教科書にあった「湖畔」や「麗子像」などが思い浮かびます。
11月25日(日)には住民の有志の皆さんがチェロのコンサートを企画しているそうです。音楽を聴きながら日本を代表する作家の美術にふれられる素敵な企画だと思います。
※11月17日には、ギャラリートーク(県の学芸員による作品説明)があります。
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11月10日(土)に開催予定の講演会のお知らせです。
知多半島の若手行政職員の有志の勉強会が、「スーパー公務員木村俊昭さんの講演会&ワークショップ」を企画しました。詳しくは、http://kokucheese.com/event/index/54626/をご覧ください。いい仕事しようと思う人、大集合!
まちづくりのプロフェッショナル木村俊昭さん。
小樽市役所から内閣官房・内閣府を経て、農林水産省大臣官房企画官。
現在は国の地域活性化伝道師等として全国各地で地方活性をプロデュースされているNHK総合テレビの番組「プロフェッショナル」において“スーパー公務員"として紹介されたことのある木村さん。
そんな木村さんが今回、私たち公務員だけに特別なメッセージを送ってくれます。木村さんのまちづくりにかける情熱を聞き、その後、みんなで熱く語り合いませんか。
とき 11月10日(土)
ところ 東海市市民活動センター
13:30~ : 受付開始
14:00~15:30 : 基調講演テーマ 『「できない」を「できる」に変える仕事術 』
15:45~17:15 : 全体対話(ワールドカフェ)
18:00~20:00 : 懇親会(講演会と同じ会場・3,000円予定)木村さんも参加
※特産品や地酒等の無償提供、大歓迎!
【問い合わせ先】
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11月1日に、新城市(旧鳳来町)に行ってきました。鳳来寺山もみじまつりの開幕式に出席するためです。今年の色づきは遅いようで、紅葉はこれからが本番です。23日にはステージで催し、3日と24日には表参道で千の灯火、25日にはガイドツアーが行われるなど、1ヵ月の間にさまざまな関連イベントが予定されています。
東浦町と鳳来町は、家康公の生母於大の方のご縁で昭和61年に姉妹提携をしました。以来、鳳来町が合併により新城市となった今も、引き続き変わらぬ交流を続けさせていただいています。
東浦町には、4月の於大まつりと、今度の11月10日・11日に予定されている産業まつりがありますが、毎年、穂積市長をはじめ新城市の皆さんには欠かさずご参加をいただき、本当に感謝しています。一方、私のほうは、昨年8月に東浦町長に就任して以来、まだ一度も新城市をお訪ねしたことがありませんでしたので、今回のもみじまつりこそはと参加させていただきました。
私は、鳳来寺や東三河には多少ご縁があります。小学校の林間学校はここ鳳来寺山でした。下の山門から1425段もの石段を競争で駆け上って、今は使われていない宿坊に泊まって、翌日、屏風岩のてっぺんまで上ったり、乳岩までハイキングをした覚えがあります。
私の妻は豊橋の出身で、実家の義理の母は設楽の生まれです。ですから、こちらへは家族で魚とりに来たり、湯谷の温泉に入ったり、設楽のおばあちゃんが病気になったら海老の病院にお見舞いに行ったり、そんなご縁があります。
さらに、今うちでヤギを飼っていて、名前はサキコといいます。サキコは新城生まれです。新城にはヤギを飼っているところがたくさんあるので、軽トラで新城まで子ヤギを買いに来ました。そろそろ、お婿さんを探さなくてはいけないので、また新城までヤギを探しに来ねばと思っているのですが、なかなか時間が取れません。
一昨日、役所で職員に、「あした鳳来寺に行ってくる」と言ったら、「あそこはパワースポットですよ」といわれました。最近、霊場、神社仏閣とか滝とか山とかがパワースポットとして注目を浴びているようです。特にこのあたりは、中央構造線が長野県にかけて走っていて、大地の割れ目から気が立ち昇っているなんて話もあります。
私は、非科学的なことは信じないほうですが、せっかく参りましたので、ぜひ、美味しい空気を吸って、気をいっぱい浴びて帰ろうかと思います。
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