町長・副町長による予算査定が始まりました。
この17日から平成25年度予算の町長・副町長査定が始まりました。昨年度までは町長査定と副町長査定を別々にやっていましたが、今年からまとめてするようにしました。その方が時間も節約できるし、ディスカッションもしやすいと思うからです。
実際、査定をしてみると結構細かいいきさつも把握する必要があったりして結構時間がかかります。必要に応じて財政課以外に担当課を呼んだりもします。
大きな予算を節約したり廃止したりすれば効果額も大きいですが、それだけに住民に及ぼす影響も大きくなります。行政がタッチすべきか疑問な小さな予算はありますが、廃止しても効果額は小さいです。
とりあえず切りつめられるだけ切り詰めて、メリハリの「ハリ」の部分を入れ込む余地をつくりたいところですが、どこまで切り詰められるかはまだわかりません。
今年から、「予算の編成過程の公表」を若干改善して、全体の細目や主要事業の査定状況をわかるようにしました。これを見ると、総務部長査定で約6億円の支出を削減し、収入の見直し(主に、財政調整基金からの繰入と、町債による資金調達)で27億円もの資金不足を埋めてきていることがわかります。
「基金からの繰り入れと、町債による資金調達」とは、すなわち「貯金の取り崩しと、借金をすること」を意味します。新学校給食センターの整備事業があるのでその分の借り入れは増加せざるを得ません。しかし、とにかく貯金の取り崩しと借金を少しでも減らそうとすれば、大きな事業で大幅な減額に手を付けざるを得ないと思います。
この予算編成過程の公表は、目指すところとして、住民の参加をいただいてキャッチボールしながら予算編成していけるような状態を考えていますが、仕組みづくりにしばらく時間がかかりそうです。
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