仕事納め式で述べたこと
今日は今年の最終営業日。早一に消防支署へあいさつ、人事異動の相談や年末の来客に対応して、16時から仕事納め式。
仕事納め式では、以下のようなことを述べました。
皆さん、机の上は片付きましたか?
時の経つのは早いもので、あっという間に一年が過ぎてしまいました。
この間、東浦町が順調に過ごしてこられたのは皆さんのおかげです。私が政策集に書いたこともまだ取り組みの甘いものもありながら、少しずつ前に向かって進んでいます。これも皆さんががんばっているおかげだと感謝しています。
年末の明るいニュースは何と言っても愛知駅伝で3年連続、4回目の優勝をしたことです。教育長をはじめ体育協会や学校関係者、そしてスポーツ課の成果だと思います。
8月には事業仕分けを行い、つい昨日まで改善方針の各課ヒアリングをしていました。事業仕分けは初めての経験でしたが、たくさんの住民に参加をいただき、行政の事業に対して関心を持っていただきました。また、担当職員にとっても事業の理解、説明責任、事業の改善について新たな気付きの機会となったのでないでしょうか。そういう意味では初回としてはまずまずの成果だったと思います。
そのほか、日々の業務に加え、水道部では、長良川河口堰最適運用検討委員会の議論を注視しつつ上水道の南部ブロック協議会に「水道水の水源を木曽川に戻す」要望書を出しました。
商工振興では、各地の物産展などで於大ちゃんが東浦の売込みをしました。防災交通では、う・ら・らの広告や車内の掲示など話題づくりに知恵を絞りました。給食センターの新設では、コストダウンのための設計変更を限られた時間の中で行うことになりました。その他、国保税の見直し、福祉センターの指定管理など、これまで、あまりやったことのないことや慣れていないことに挑戦していただきました。
これから、さまざまな分野で、新たな挑戦や、従来してきたことのさらなる改善が進むことを期待しています。
若手の職員の皆さんの活躍にも期待したいと思います。産業まつりでは有志のボランティアが宝探しゲームを企画してくれました。他の自治体を含めた横断的な勉強会に参加して、情報交換やスキルアップに励んでいる方々もいます。仕事や日頃の自主的な活動を通じて住民のみなさんともコミュニケーションをとって欲しいし、現場・現地に精通して欲しいと思います。
仕事をする上で、まずは、自分の仕事を自分なりに理解すること、そして、自分の言葉で他人に簡潔に説明できることが大切です。自分の考えを、文字や図に描いてまとめてみることが重要です。
データで客観的に物を言うこと。なぜを大切にすること。なぜの中には必ずヒントがあります。
できません。知りません。県に聞きますではなくて、できる方法を考えなくてはなりません。
それには知恵が要ります。知恵は無からは生じません。知恵の根源は情報です。情報は、実体験なり、人と人のコミュニケーションなり、読書なり、ネットなりから取らなくてはなりません。
そして、できないと思っていたことができるようになることが、感動なり遣り甲斐につながると思います。
仕事をする以上は、食べたり、飲んだり、しゃべったりも重要です。正月休みでゆっくりと心と身体を遊ばせてください。
それと同時に、休み中にぜひ、本を一冊読まれることをお勧めします。できれば、今あなたが直面している課題に関係のあるものを。よそ事も考えつつ想像力を働かせながら、自分なりの解釈をしてみてください。
それでは、来年4日の仕事始めにまた役場でこうして集合しましょう。良いお年をお迎えください。本年中はどうもありがとうございました。
20時からは年末夜警をしている各地区消防団の詰め所を訪ねて激励します。
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