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2013/01/02

新年のごあいさつ

 明けましておめでとうございます。
時の経つのは早いもので、町長になってから2回目の新年を迎えました。

 国は、慢性的な財政赤字とGDPの倍にもなろうとする莫大な借金の削減、国の年金から地方の介護まで少子高齢化・人口減少社会への対応、震災で壊滅的な被害を受けた地方のいち早い復興、世界的な食糧・資源・エネルギー問題への対処、隣国との外交と安全保障問題への取り組みなど、数多くの困難な問題を抱えています。それに加えて、中央道笹子トンネルの事故に見られるように高度成長期に建設されたインフラストラクチャーが老朽化し、修繕や更新の時期に来ています。
 もはや、国民もお客様では済まされません。主権者であると同時に、納税者、生活者であるこの国に住む人たちが当事者意識を持って困難に当たっていかねばなりません。

 いま、東浦町では、平成25年度の予算編成作業を行っています。高齢化などに伴い毎年、健康福祉分野の予算が膨れ上がっています。すべての行政サービスを周辺他市と比べて遜色のないレベルに保つことは困難になってきます。東浦として特徴を持たせる事業を明確にして、維持・拡充するものと縮小・廃止するものを選択していく必要があると考えています。

 まずは、行政を行っている役所自身、職員自身のレベルアップを図らねばなりません。そして住民の皆様にわかりやすく情報を公開し、皆様が行政の計画作りや意思決定の場に参加しやすくすることが大切です。皆様が、まちの運営に興味、関心を持って、納得ずくで参加していただけるようにしたいと考えています。

 昨年は8月に事業仕分けを実施し、住民の皆様にも仕分け人、判定人として、仕分けに参加いただき、貴重なご意見をいただくことができました。また、住民の皆様には町の事業について理解を深めていただく機会にもなったと思います。行政の職員にとっても、それぞれの事業について改めて認識を深め、限られた時間の中でわかりやすく説明することの大切さ、難しさを実感する気づきの場となりました。皆様から頂いたご意見は、次年度以降の予算や事業の改善に役立てようと、現在、担当課と検討を進めているところです。

 補助金等の見直しでは、各種団体への補助金など、東浦町が交付している補助金や交付金について、東浦町補助金等検討委員会を設け、5人の住民からなる委員の方々に補助金や交付金のありかたや必要性などについて議論・検討していただき、その結果を町長に提言していただくことになっています。検討は調査も含めて2年くらいかけてじっくりやっていただく予定です。

 昨年秋からは、役場内で改善提案制度が始まりました。職場の中にはさまざまな課題やアイディアが転がっているはずです。まずはすべての職員に、課題とその改善策を書き出してもらいました。職場でアイディアを共有して、良い改善策は発表するなどして、日ごろから改善に気づき、その成果を全職場で活用する習慣を身に着けたいと思います。

 去る12月1日に行われた愛知県市町村対抗駅伝大会では、町村の部で東浦町は、見事堂々の三連覇をはたしました。選手のみなさんのたゆまぬ努力と監督をはじめとするスタッフを含めたチーム力、ひいては小中学校の陸上指導なども加えた東浦の総合力が試されたのだと思います。

 おかげさまで、東浦町は地域のコミュニティがしっかりしています。これを基盤に地域でできること、近所でできることをさらに補強して、顔の見える、いざという時に互いに助け合える、強くて温かい社会を構築できればと考えています。各コミュニティではまちづくりセミナーや地域行動計画づくりを通じて、地域でどんなことができるかを議論していただいています。

 他にも、粋な有志たちの活動が盛んになりつつあります。地元のお店の活性化を目指して森岡地区の商店主の方たちが、通りに「たちこぎ坂」とか「イケメン通り」とか名前を付けて『せっかくだから立ち寄りたい お店マップ』を創作、付近のお店や食べ物屋さんを利用者に視覚的に訴えるような活動を始めています。この地区ではハロウィンの行列や、買い物に不便な森岡台のために朝市なども企画しています。石浜八針地区でも『やっぱり美人街道』と名付けた飲み屋さんのマップを作りました。
 このほか、於大まつりの前夜祭での竹燈籠による沿道のライトアップや、県の美術展が行われた中でのうのはな館のチェロコンサートなど、地域や有志のアイディアで昨年だけでもいくつかの楽しい企画が登場しました。11月の産業まつりには、役場若手職員の有志「まがりかど快賊団」が、まつりを盛り上げようと宝探しゲームを企画してくれました。

 このように、住民の皆さんが、自ら考え、それぞれが持てる能力を発揮して、まちが活性化していくことが、やりがい、生きがいにつながっていくのではないかと思います。ひいてはそれがまちの元気さ、楽しさ、住みやすさにつながるものと信じています。
 今年も一年、皆様方と一緒になって、さらに元気な東浦を作ってまいりたいと思いますので、どうか東浦のまちづくりにご参集ください。

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