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2013/03/08

どんより白い空

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朝起きたら、空に霞がかかったようなどんより白い世界です。
中国大陸から黄砂が飛んでくる時期になったのに加えて、最近、花粉とかPM2.5とかが、話題になっています。

ところで、PM2.5って何でしょう? テレビで流れるフレーズが独り歩きしている感がありますが、粒子径が2.5ミクロン以下のParticulate Matter(粒子状物質)という意味です。実際に空気中を漂う微粒子には様々な大きさのものが混ざっているので、定義は簡単ではありません。粒度分布がある中での「平均的な」粒子径と考えればよいと思います。

黄砂はどこから来るのでしょうか。以下は、以前Wikipediaを参考に書いたものです。

280pxchina_100_78713e_35_63718n黄砂の主な発生地としては、西からタクラマカン砂漠(中国西部)、ゴビ砂漠(中国北部・モンゴル南部)、黄土高原(中国中央部)などが挙げられます。

長年にわたり現在の中国北西部の砂漠地帯から風に巻き上げられた砂塵が海抜1000~2000mの黄河流域に降り積もってできたのが黄土高原です。黄土高原上の黄土は厚さ50mから80mに達し、最も厚い部分では200mにもなります。

現在森林がまばらな黄土地帯も、古代中国の殷王朝時代には広く森林に覆われていたといいます。森林の後退は、気候の変化によるもののほか木材や燃料確保のための樹木の乱伐、過剰な農耕や放牧のために進行しました。

春になると、中国の乾燥地帯では、表土を覆った積雪が融け、高気圧の勢力が弱まる代わりに偏西風が強まり、低気圧が発達しながら通過するなどして風が強い日が増えるため、黄砂の発生が増えると考えられています。春の中盤に入り暖かくなってくると植物が増え、夏になると雨も多くなるため、土壌が地面に固定されるようになって次第に黄砂の量は減り、秋に最少となります。

上空に舞い上がった黄砂は、上空を運ばれるうちに粒の大きな砂から落下していきます。北京では粒子の直径がおよそ4~20μm、発生後3~4日経って到達します。日本では4μm前後という調査結果があります。通常の黄砂の場合、舞い上げられた砂塵の3割が発生地に、2割が発生地の周辺地域に、5割が日韓や太平洋などの遠方に運ばれて落下・沈着すると言われています。

黄砂の年間発生量は年間2億~3億tで、降下量は日本で1年間に1km2あたり1~5t、北京で1ヵ月間に1km2あたり15t程度と推定されています。

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