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2013/05/19

持続可能な仕組みづくり

ガイアの夜明けというTV番組がある。たまたま、再放送を見た。

バングラディシュでは水の汚れや地下水に含まれるヒ素が問題になっている。安全な水が手に入らない。

小田さんという日本人が、バングラディシュのある村で浄水設備をつくって、汚れた水を浄化して飲める給水場をつくった。数か月後に村を訪ねると、給水場は放棄されていた。金属製の蛇口を誰かが盗んで売ってしまったのだそうだ。みんなに役立つ設備なのに、責任を持って守る人がいない。

そこで持続可能な仕組みづくりを考えた。責任を持って管理する番人を有給で置けば良い。池のほとりに浄水施設を再度作り直して番人が寝泊まりするようにした。つくった水をウォーターボーイと呼ばれる社員が、リアカーに乗せて売りに行く。売値はボトル水の約1/100の10リットルで2~3円相当。村人が十分に買える値段だ。ウォーターレディと呼ばれる集金人が各戸を回って集金する。契約家庭が数千件になって、ビジネスとして成立しているそうだ。

意識やモラルがすぐには変わらないとすれば、その状況下でシステムが回っていく仕組みをつくらなければならない。大切なのは仕組み作りの知恵と行動力だと思う。

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