午前中は環境住民協議会、午後はマラソン大会実行委員会
きょうは午前中は環境住民協議会、午後はマラソン大会実行委員会が開催された。
住民環境協議会は、東浦町の環境基本計画の進捗チェックと環境をより良くするための助言をいただく場だ。メンバーは区長、コミュニティの環境部長、環境活動団体、商工会、JA代表と公募2名、の計19人。
環境基本計画は多岐にわたるため、これまで現状を説明するだけで時間を費やしてしまっていた。前回、もっと論点を絞って議論を深めようとの意見をいただいて、今回は、イベントなどにおけるゴミ減量・容器リユースの推進と、自然環境学習の森における保全活動の進捗を議題とした。
コミュニティのお祭りなどの身近なイベントで、マイ箸・マイカップ運動を進めて、割り箸・紙カップなどのゴミを減量し、産業まつりなどの町全体のイベントでもゴミの減量につなげられないか。マイ箸で買い食いをすると、割引やオマケをつけるなどして、全町的なごみ減量の機運をつくれないかなど、なかなかチャレンジングな話題になった。
活動の目的をはっきりすれば少々難しくてもパワーが出るはずだとの指摘をいただいた。
自然環境学習の森の里山保全は、保全するマンパワーが足りないという根源的な問題をはらんでいる。遊び心を持ちつつ、いかにPRしてボランティアの層を厚くするか。税金を投入して管理することに住民の広い合意が得られるか。公園緑地課と環境課は連携しながらボランティアの保全活動をサポートできているか。タテ割りの事務になっていないか。そもそも自然環境学習の森の立地が住民や子どもたちに認知されているか。利活用は進んでいるか。初心者が保全活動に参加しやすい環境になっているかなどの課題について鋭い指摘をいただいた。
マラソン大会実行委員会は、体育協会のメンバー、教育委員、マラソンランナー、地域の区長、校長会長、半田警察署地域安全担当官などで構成されている。今年の年末に開催予定の第39回東浦マラソンでコース変更をするかどうかが議論となった。景色の変化を楽しみながら走っているランナーのためにも、あいち健康の森の中の周回よりも田園地帯を走るコース設定にしたほうが良いとの意見が強かった。コースが広がることによって、警備などにコストが余分にかかるが、低めに設定してある参加費や豪華商品の見直しをしてでもコース変更すべきとの意見が強かった。今年から走者を写真撮影してネットで販売する業者を入れることも検討することになった。
昔は、さして意見も出ず予定調和のシャンシャン会議が多かったが、最近さまざまな会議で意見が出て議論が深まるようになってきたように感じる。
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