名古屋市近隣市町村懇談会がありました。
名古屋市近隣市町村懇談会は、知多半島を含む尾張全部と西三河の一部の名古屋市と日常的関わりの深い近隣38市町村の首長が、一堂に会し意見交換を行う会で、相互の理解を深め、積極的な協力・連携活動をすすめることを目的としています。1986年から続いている会ですが、東浦町は2年前から加わりました。
会長の河村名古屋市長と来賓の大村愛知県知事のあいさつの後、関西学院大学経済学部 林宜嗣教授の講演「魅力ある圏域をめざして」を聴きました。講演で、林教授は、中央集権、東京一極集中から脱却と、これからの世界的な都市圏間競争の中で、名古屋都市圏内の各自治体の水平連携の大切さを説かれました。
名古屋市を中心とした防災分野における近隣連携の取り組み状況の報告のあとで、名古屋城天守閣と5月に一般公開が始まった名古屋城本丸御殿(玄関・表書院)の見学をしました。
天守閣はこの位置から見ると一番立派に見えるそうです。意外と知られていませんが、江戸城の天守閣は1657年に、大阪城の天守閣は1665年に、いずれも築城ほどなく焼失、その後再建されませんでした。名古屋城の天守閣が江戸時代の大半を通じて日本一の天守閣だったのです。
本丸御殿は空襲で焼ける前の姿をほぼ忠実に再現しています。完成公開されているのは全体の1/3に過ぎませんが、これから平成30年にかけて残る部分も順次完成させていく計画です。延べ床面積は3000㎡超。玄関の柱は樹齢400年超の木曽ヒノキ。ちょうど、焼ける前の本丸御殿が建てられたころに芽吹いたヒノキでしょうか。
これから、木造天守閣の再建も手掛けたいというのが河村市長の考えです。かつて国宝だった本物そっくりのお城を再現する・・・たしかに、「どえりゃーおもしれー」けど、莫大な費用が掛かります。当然、賛否両論があります。
伊勢のおかげ横丁のように門前の賑わいを目論む「世界の金シャチ横丁」構想は、本丸御殿第2期公開にあわせて開業を目指しています。
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