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2013/08/01

夏の防犯キャンペーンと認知症サポーター養成講座

午前中は、イオンモール東浦で、夏の防犯キャンペーンを行いました。署長さんをはじめ半田警察署の皆さん、地域のコミュニティの皆さん、交通指導員さん、そして、緒川新田保育園児によるちびっこ警官が参加して、来店客に防犯の啓発チラシと侵入警報ブザーを配布しました。東浦では、前年同期に比べて平成25年上期の犯罪発生は減っていますが、空き巣、忍び込みなどの住宅侵入盗が増えています。
割れ窓理論にあるように、治安の悪化を招くような小さな変化をまちぐるみで見逃さない姿勢が大切だと思います。

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P1120500_640x480午後から職員研修として、認知症サポーター養成講座を受講しました。認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者のことです。認知症サポーターは何かを特別にやるのではなく、自分のできる範囲で、認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める、手助けをする、友人や家族にその知識を伝えるなど、活動内容は人それぞれ良いのです。また、サポーターのなかから地域のリーダーとして、まちづくりの担い手が育つことも期待されます。認知症サポーター養成講座の受講者には、認知症を支援する「目印」となるようブレスレット(オレンジリング)をお渡ししています。
認知症への理解を深めることは、高齢化社会の中で暮らしていくうえでますます重要性を増しています。町の出前講座のメニューにもありますので、ぜひ皆さんにも受講をお勧めします。
今日の講座では、あいち介護予防支援センターの作ったビデオを教材として使い、認知症の方の傾向や認知症の方を混乱させないような対応の仕方について、わかりやすい解説がありました。また、包括支援センターの職員として、認知症の疑いのある方のお宅を訪問する場面では、コミュニケーションのきっかけをつくるスキル、季節に合った服装をしているか、部屋の散らかり具合はどうか、カレンダーや時計は正確か、何を飲食しているか、持病の薬は飲んでいるかなど、探偵のような目の付け所で、認知症の度合いや生活実態を観察する様子がうまく表現されていました。さらに、虐待への対応を想定した上級編もあるそうです。
これらのビデオ、じつは東浦町職員らによる脚本・監督。ロケ地は東浦町内や半田市内、東浦町社会福祉協議会や役場職員、民生委員さんが出演していて、それぞれ結構いい味を出しています。

この直後に、食品衛生協会の皆さんと懇談を持つ機会がありましたが、近ごろ食品スーパーなどで、高齢者によるトラブルやクレームが増えてきているとのこと。話しを伺っていて、トラブルやクレームへの対処にも認知症についての知識が役立つケースが少なからずあるのではと感じました。

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