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2013/09/15

あいち介護予防フォーラムに参加しました。

あいち健康プラザで開催されたあいち介護予防ファーラムで、「自分らしくいきいきと元気に過ごす」と題して村田裕之 東北大学特任教授の講演がありました。
私たちのような高齢になっていく両親を持つ家族にとっても、これから、高齢者本人とそして家族の選択と心構えが必要になります。人生をカッコよく生きるスマートエイジングをめざしたいものです。
以下、講演の内容から。

エイジング(aging)というと「老化」といったネガティブなイメージがある。エイジングとは「加齢」のことだ。受精以来の自然な時の流れ、時間を経るとともに細胞が入れ替わり体質も変わっていく。歳を経て経験もついてくる。加齢とは、何かを得ること。人間が成長することでもある。(オーディオマニアでスピーカーのエイジングと言えば、使いこなして音に潤いが出てくることだし、ウィスキーなら熟成されることを言うように。)

スマートエイジングのための7つのヒント

①有酸素運動
ウォーキング、スロージョギング、ゆっくり水泳をする。

②筋力トレーニング
転んで骨折、寝たきりにならないためにも。
 女性向けトレーニングジム「カーブス」がなぜはやるか?
  1日30分のトレーニング、住宅地にあって家から近い
  スリーノーM
   ・No Men(男性がいない)
   ・No Makeup(化粧の必要がない)
   ・No Mirror(自分の姿を見なくて済む)

③脳トレ
簡単な計算を速く解く、手で文字を書く、音読すると前頭前野が活性化する。
(男性の高齢者にありがちなテレビを漫然と見るのはダメ)
学習療法でコストを一人年間18,900円かけると、介護費用が一人年間105,400円節減できるというデータもある。

④年金以外の収入を得ること
徳島県上勝町の「いろどり」では、パソコンを使って売れ筋や自分の売り上げランキングがわかる仕組みを採用。人口2400人で寝たきりゼロに。
長野県小川村の「小川の庄」は、おやきで年商7.6億円。
旅行や孫へプレゼントをするだけでなく、社会へのつながりや生活にリズムができる。
有業率が高いと一人あたりの医療費が低くなる傾向がある。特になぜか、長野、山梨、静岡、鳥取など果物農家が多い県が上位に。

⑤脳の健康
 他人が癒されると、自分も癒される。
 他人の役に立つときは、自分の役にも立っている。
震災ボランティアなどでも効果が実証されている。

⑥元気に過ごすためには明確な目標を持つこと
 脳の灰白質(神経細胞)の体積は20歳を過ぎると減る。
 白質(神経線維)の体積は70歳をピークに増える。
知恵(判断力、直観力、大局観)は、年齢とともに進歩する。
資格など、具体的目標を持って潜在力を引き出す。

⑦自分らしく生きる
 自分らしさは自分でもわからない。
 他人が見て「あなたらしい」と言ってくれる。
自分らしさは、自分の内面から湧き出すもの。他者との関係性の中から生まれるもの。
だから、好きなことに取り組む。良い人間関係(自分勝手でない)を築く。

最後に、Alan Curtis Kayは、“The best way to predict the future is to invent.”と言っている。未来は切り開くもの。「未来は、政治や行政でない、私たち一人一人がつくるもの。」と結びました。

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