東浦町事業仕分けが始まりました。
昨年の夏に第一回の東浦町事業仕分けをしました。
昨年の事業仕分けは、まずは住民の皆さんに参加していただくこと、町の事業を知っていただくこと、住民目線で考えることに重きを置きましたので、住民で構成される事業仕分け委員会で仕分けの対象事業を選び、主に住民からなる仕分け人が仕分け作業をし、結果を事業仕分け委員会でまとめて、町長に対して廃止・改善・継続・拡充に関する提言書を出す手順を踏みました。
25年度の予算編成に間に合うものについては、できるだけ事業仕分けの結果を予算に反映させました。たとえば、金婚・ダイヤモンド婚表彰の廃止、敬老委託金の減額、ケーブルテレビ文字放送の契約見直し、於大プールの利用促進策として回数券導入、於大プール・バーベキュー広場の利用時間と管理体制の変更、学校生活支援員の増員などを実施しました。
昨年は、「職員の説明がわかりにくい、下手だ。」という感想をたくさんいただきました。質問の時間が短く仕分けの論点も散漫になってしまって、十分な議論ができませんでした。
今年は昨年の反省も踏まえ、一つ一つの事業の論点を絞って、説明と仕分けの時間を長めにとって、より議論を深めたいと考えています。また、仕分けの対象事業は、行政自ら問題意識を持って選定し、仕分け人には仕分け経験豊富な外部の行政マンや民間人に加わっていただき、事業の目的・効果・必要性についてより突っ込んだ議論をしたいと思います。コーディネーターは滋賀大学の石井良一教授にお願いしました。
事業仕分けというと、職員を吊し上げにするような古いイメージがありますが、最近、他の自治体の事例を見ても、みんなで事業の改善を考える場へと変わってきているのを感じます。そもそも論で、職員と、仕分け人、判定人の皆さんはもちろん、傍聴されている住民のみなさんも一緒になって、事業のあり方を考える機会にしたいと思っています。
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