大晦日です。今年があと数時間で終わろうとしています。
月日が経つのは早いものです。今年もやらなきゃと思っていたことをたくさん積み残したまま一年が暮れようとしています。
今年も昨年と同じく、ラストスパートで、散らかった書類の整理や、ブログの更新、年賀状書きを済ませて、大掃除をして、そんでもってすっきりした気分で新年を迎えようと都合の良い幻想を抱いていましたが、やはり無理でした。書類の整理と大掃除は延期。ちょっと休んでいたブログの更新をして、今やっと年賀状書きを終えたところです。と言っても、今年は余裕がないので年賀状にコメントなしです。本当は年に一・二度会うか会えないかの関係にとって、これが一番楽しみな部分なのですが・・・。「ごめんなさい。来年はちゃんと書きます。」と約束をして、ポストに投函してきます。
ところで、年の暮れに昨年と同じ小咄を。
昔のカレンダーは、1年が10か月だったって聞いたことありますか?
January~Augustはとりあえず置いておいて、
September は、septem(seven) すなわち 第7月 ですよね。
October は、octo すなわち 第8月 ですよね。
November は、novem(nine) すなわち 第9月 ですよね。
December は、deca すなわち 第10月 ですよね。
どうして、2ヵ月ずれちゃったんでしょうか?
ローマ帝国の時代のことだと思います。わがままな皇帝がいて「俺の名まえを入れろ」と言いました。その名まえは、Julius Caesar と Augustus。そうです。July と August だったんです。
もちろん暦を変えるには、わがままだけでなくてそれなりの合理性が絶対不可欠です。たぶんより正確に1年を記述するために2ヵ月を足し加えたのではないかと思います。そのときに、「だったら俺の名を」というノリのお話しだったのかもしれません。以上は私の想像でした。
実際に、Wikipediaで調べてみると、事態はもう少しばかり複雑です。
古代ローマ時代に、人間の妊娠期間から1年を10か月(304日)としたものの、紀元700年頃、より天体の運行に即した1年を12か月(355日)とする暦が採用されるようになった。この時、1月と2月(今の January と Februaly)が年初に付け加えられた。だが、依然として不統一な運用が続いていたため、ジュリアス=シーザーがエジプトの暦を取り入れて、紀元前47年に制定したのが現在の暦に近いユリウス暦だ。July と August は、二人の皇帝の名をたたえて、第5月と第6月が改称されたものだそうです。
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コメント
September_October_November_Decemberが7、8、9、10月
なるほどそうですか。ユリウス暦とJulius Caesar、Augustusのご紹介、時節柄 適切な話題だと感じました。
投稿: とだ-k | 2014/01/02 19:51
ご感想ありがとうございました。
ときには、余分なこと、ふと疑問に思ったことなどを考える余裕があると、思索の幅が広がるかもしれません。
投稿: 神谷明彦 | 2014/01/04 17:39