仕事始め 年頭の言葉
今日は仕事始め。
朝一で消防支署へ。年末年始の警戒のお礼と年始の挨拶を済ませ、9時半から、仕事始め式。そのあと、部長級以上(幹部会)で年初の打ち合わせ。区長さん方やJA、愛知用水土地改良区、東邦瓦斯さんなどが来られたので年始の挨拶をさせていただきました。
仕事始め式では、役場職員に対して下記のようなことを話しました。
明けましておめでとうございます。
今ちょうど予算編成をしています。結構時間がかかっています。なかなか進みません。担当課と、財政課と、企画課と、副町長と町長で、事業仕分け的に議論をしながら進めています。昨年に比べると、いわゆる無駄遣いや節約の見落としはなくなったと感じています。そういう意味では口をさしはさむところが少なくなっています。
しかしながら、目的意識を明確に持った事業の根本的な見直しや再編への意欲にやや乏しいと感じます。また、日ごろ問題意識を持っているはずの担当課からの新たな事業の企画提案が少ないと感じます。
どうせ提案しても削られるという意識があるとすればそれは誤解です。
今回の予算編成の流れからすれば、このままできる限りのスリムな予算を組んで、どれほど余裕ができるかわかりませんが、それに、新規のアイディアを足し加えて行けたらと考えています。時間が迫ってきていますが、各事業課から、是非これはと思わん新規事業のアイディアを持ち込んでほしいと思います。これこそ皆さんの仕事の醍醐味だと思います。ぜひ積極的に提案してください。
ただし、2つのことに十分留意してください。1つは、事業の目的、達成目標をできるだけ明確にすることです。目的はシンプルな方がよいと思います。あんな効果もこんな効果も少しあってみたいな、不明確な目的が複数あるようなものは、事業として練れていないと思います。
もう一つは、事業の効果を検証できる仕組みを内包していることです。効果を検証できてこその目的達成だし、改善もありうるのだと思います。
インセンティブ予算という制度があります。今年度の執行の中で各部署の創意工夫によって収入増またはコストを節減し、積極的に予算を余らせる努力があれば、それを評価し、節減額の全部または一部を次年度の新規事業、重点事業の財源として優先配分する制度です。職員の事務改善に対する意識を高めるとともに、限りある財源の有効活用を図る取り組みとして試行しています。25年度で創意工夫したところがあれば、是非この制度を使って、26年度予算の優先配分を受ける申請をしていただきたいと思います。
年末の仕事納め式で、データを施策の効果検証や新施策の開発に活用すること、仕事の中で創意工夫をすること、知恵を出すために興味を広く持って何ごとも勉強することを、心掛けてほしいとお話ししました。以上を意識して、26年度に向けた新たな取り組みに励んでいただきたいと思います。
気持ちも新たに、職員一丸となってがんばりましょう。
今年一年、よろしくお願いします。
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