うのはな館 水野氏講座のご案内
毎年開催している水野氏講座を今年も2月22日に開催します。講師は「東浦町誌」編纂にも携わっていただいた高木傭太郎先生です。講座では水野氏の系譜を辿ります。
水野氏講座については、水野氏史研究会のブログhttp://mizunoclan.exblog.jp/21635387/でも紹介していただいています。
水野氏は、清和源氏の流れを汲むとされ、知多半島を中心とした戦国領主。小河(おがわ)水野氏、刈谷水野氏、大高水野氏、常滑水野氏などの諸氏がありました。戦国時代末期には知多半島北部から西三河の一部に領地を広げ、隣接する織田氏や徳川氏とある時は同盟ある時は敵対する関係を持ちつつ、天下統一に深くかかわっていきます。徳川家康の母・於大の方(伝通院)の実家にあたり、江戸時代には徳川氏の外戚家として遇され、天保の改革時の老中水野忠邦に見られるように水野氏は幕府の要職を担いました。
幕末には、水野氏一族は、下総結城藩、駿河沼津藩、上総鶴牧藩、出羽山形藩の藩主、紀州藩の附家老であった紀伊新宮城主などを務めています。
講座内容:
江戸時代に編さんされた『寛永諸家系図伝』(かんえいしょかけいずでん)(*1)、
『寛政重修諸家譜』(かんせいちょうしゅうしょかふ)(*2)、
に書かれた水野氏の系譜について考える。
とき:
2014年2月22日(土)
午前9時30分〜11時30分
ところ:
うのはな館(東浦町郷土資料館)
定員:
35名(先着順)
講師:
愛知東邦大学非常勤講師 高木傭太郎(たかぎようたろう)氏
受講料:
500円
申し込み:
2月8日(土曜日)午前9時から受付
受講料を添えて「うのはな館」へ(電話申し込み不可)
問い合わせ:
うのはな館(郷土資料館)
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/unohana/osirase.zenki.htm
愛知県知多郡東浦町大字石浜字桜見台18-4
電話 0562-82-1188
[註]
*1)『寛永諸家系図伝』(かんえいしょかけいずでん)
系図集。一八六巻。幕府の事業として,若年寄太田資宗を奉行に林羅山・林鵞峰らを編纂者に任じて1643年完成。大名・旗本その他の諸家の系図を氏族により大別して編集。漢文体・和文体の2種がある。(大辞林 第三版)
*2)『寛政重修諸家譜』(かんせいちょうしゅうしょかふ)
江戸幕府編纂による大名・旗本・幕臣の系譜。一五三〇巻。1799~1812年成立。先の「寛永諸家系図伝」の続集として発足,全面改撰したもの。(大辞林 第三版)
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