朝から夜まで、行事が盛りだくさんでした。
大雪の一週間後、穏やかなお天気の土曜日、行事が盛りだくさんでした。
体育協会表彰式
町の体育協会の活動に長年貢献された方や全国大会や県大会で立派な成績を残された方々への表彰がありました。立派な成績の陰には、日頃の家族の時間的、金銭的そして心の支えがあったものと思います。家族に感謝する機会でもあってほしいと思います。
隣りの大府市はレスリングの吉田沙保里さんもいる「金メダルのまち」ですが、東浦町もオリンピックに複数の方が出場できるようになりたいものです。聞くところによればこれまでお一人の出場者(乗馬?いつ頃でしょうか?)があったそうです。
幸せなまちをデザインするワークショップ 第1回
ワークショップ初日の様子を覗きに行きました。ちょうど終盤に参加者が今日のワークショップの振り返りで自由発言するところでした。コミュニティの”まちづくり勉強会”との関係や行政の方針との関係など、ワークショップの位置づけがわかりにくいという意見や、担当セクションのタテ割り意識を指摘する声が出て、参加者から町長の発言を求められました。また、参加者から「ワークショップに足りないものは”笑顔”。人の言葉をポジティブに聴いて、アイディアを発展させる前向きなディスカッションをしましょう。」、そして、「第2回目から各地区に別れての開催になりますが、最終回はみんなでまとめの会をしましょう。」という呼びかけもあって、第1回はとりあえず拍手のうちに終えることができました。
このところ、”コミュニティ”や”景観”など、他にもまちづくりと関連するワークショップがあって紛らわしいのは事実です。コミュニティでやっているのはソフト系、地域にはどんな課題があって、それを解決するには地域でどんなことができるか、解決に向けてのしくみや活動を考えて実践するワークショップです。「幸せのまちをデザインするワークショップ」は、むしろハード系、これからの都市計画を考えるワークショップです。すでにある都市計画マスタープランを参考にしつつ、けれどもそれに縛られることなく、これから景観も意識したコンパクトなまちをつくっていくために、まちにどんな要素が必要か、自由に街(平面上の配置)を描いていただくワークショップです。町の考えもありますし、予算上できることできないこともあるでしょうけど、まずは”素”な気持ちで自由にディスカッションしてほしいと思います。
障がい者支援ネットワークフォーラム
株式会社ミライロ代表取締役の垣内俊哉さんをお招きして「バリアバリューから社会を変える ~障害をマイナスから価値へ~」と題した基調講演をしていただきました。垣内さんは生まれつき、骨形成不全症という骨が弱く折れやすい病気にかかり、挫折を経験しながらも、大学の企業家育成コースで学び、ミライロを立ち上げ、今では障害を糧にして、すべての人に使いやすい、楽しい、やさしい、ユニバーサルなデザインを社会に提供する仕事をされています。ミライロの社員の半分以上はさまざまな障害を持つ方たちで、それぞれの感性を生かしながら、バリアフリーな建物や製品、そして仕組みづくりのコンサルタントまで、幅広い活動をされています。
講演の冒頭、黒地に白い文字の(反転した)スライドが映し出されました。そして、垣内さんは次のようなことを話されました。
明るい白は目が疲れる。ソニー、ソフトバンク、アップルなどの企業がすでに製品に応用しているように、弱視への配慮は私たちみんなにも優しい。
♦ライターは第一次世界大戦中に腕を負傷した兵士が片手で火をつけられるように開発されたが、今ではみんなが使っている。
♦シャンプー・リンスのボトルの側面のギザギザは字が読めない子どもの役にも立つ。
♦2ℓのペットボトルの中心がくぼむのは、握力が弱い人でもつかみやすくするためだ。
♦斜め型の洗濯機は、立って作業ができない人にとっても使いやすい。
これらの製品は、障害者の視線に立ってつくられている。障害者の経験や感性がユニバーサルな価値を生み出している。バリアバリューがミライロの理念だ。
バリアフリーというのは日本の言い方で、海外では、アクセッシビリティ、ユーザビリティ、ユニバーサルデザインなどと呼ばれている。
車椅子に乗っていると「頑張って!」とか言われる。障害はかわいそうという意識がある。悲劇のヒロインみたいな障害者像がある。自分も「障害者だから」と障害をハンデに思ってきた・・・。と、惹きつけられる始まりでしたが、次のスケジュールで途中までしか聴けずに残念でした。
女子サンボ・フリースタイル柔道・レスリング日露親善試合
ウラジオストックの女子サンボチームが来日し、乾坤院の観音堂で北部中学校、至学館や中京大のチームと親善試合をしました。副住職がサンボを習われているご縁です。サンボとは、柔道とレスリングの中間のようなスポーツで、旧ソ連の国々の中で盛んです。プーチン大統領が柔道家であることが知られていますが、ロシアではサンボも柔道も同類のスポーツで、愛好者も共通なのだそうです。この日も日本側の対戦相手を変えて、柔道、レスリング、サンボの試合が行われました。彼女たちはロシアでも全国大会級の選手だそうですが、さすがに至学館のレスリングは強かったです。
彼女たちはお寺に泊まって日本的な生活を楽しんだとのこと。英語は若い人しか話さないと言うので、「十分若いじゃん」と言ったら笑っていました。イルークツク出身で東浦在住の方が通訳をしてくださいました。
知多東浦リトルシニア中学硬式野球全国選抜大会壮行式
中学生の硬式野球チーム「知多東浦リトルシニア」が、日本リトルシニアの全国大会に出場することになりました。東浦で練習しているチームですが、プロを目指すような子も多くて、名古屋市内から家族の送り迎えで練習に参加する子もいるそうです。全国大会へは、今度で通算5回、4年ぶりの出場です。笑いもありながら引き締まった雰囲気の壮行会が、選手のモチベーションを引き出す装置になっています。ぜひ良い成績を出してほしいものです。
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