新たな事業所のオープンが続きました。
緒川駅東にS2I エスツーアイ株式会社の新社屋が完成して式典が行われました。
町内に本社を置く村瀬電気株式会社の100%子会社で、製造業の生産管理や原価計算などのシステムを開発するソフトウェアの企業です。町内に20年以上立地する事業者が新たな工場等の再投資をする場合に、県と町で合わせて初期投資(固定資産)の1割を補助する企業再投資促進補助金のスキームを活用したものです。地元に雇用の場、価値創造の場ができるのは嬉しいことです。
最近、Made in Japan ならぬ Made with Japan という言葉を聞きます。日本という場所や人にはこだわらないが、日本ならではの有用なやり方やスピリットは大切に残すという意味らしいですが、ぜひ、これからも、Made with Japan & Made in Higashiura であっていただきたいと願うところです。
先週にも、めでたいことがありました。知多半島道路 東浦知多インターチェンジのすぐ近くに株式会社松尾製作所の東浦工場が稼働を始めて、お披露目の式典がありました。
松尾製作所は戦後間もなく名古屋市南区で創業したスプリングのメーカーで、現在では本社を大府市に置き、自動車に使われるバネなどの金属加工からプラスチック成型、金属の表面処理などを手掛けています。工場の床面積は約9000㎡で、すでに大小のプレス機などが稼働をしています。敷地は約5haあり、まだまだ拡張の余地があります。今後のさらなる発展を期待するところです。
以前、ここの場所には、航空機部品メーカーの立地の話しがあったもののリーマンショックの煽りを受けて計画が頓挫した経緯があります。その後、新たな企業進出が決まって本当に良かったと思います。
東浦町はかつては繊維産業の町でした。昭和の高度成長期には優に200軒以上の紡績工場や織布工場がひしめいていました。今ではそれらの敷地の多くがマンションや戸建ての住宅地に変わっています。
東浦町は平成に入るまでは、農政が中心で町内の市街化調整区域のほとんどが農振地域に組み込まれていました。そのためもあり、自動車関連などの大工場の新たな立地はほとんどありませんでした。平成に入ってから、大規模に農振地域を除外し区画整理や工場誘致をするようになり、商業用地については平成13年にイオン東浦が開業、工業用地についてはトヨタの好調もあって、森岡工業団地、平成12年のSTLCD(現 ジャパンディスプレイ)、それにつづく豊田自動織機およびその関連会社の進出がありました。
さらに石浜工業団地(45ha)に豊田自動織機の進出が決まったものの、その直後にリーマンショックが起こり、広大な敷地が現在更地のままになっています。これだけの用地を確保することは今後町内では難しいと思われます。この敷地が早期に活用されて、雇用と新たな価値を生み出すことを心から願っています。
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