保育園給食めぐり
町内には8つの保育園があって、すべて町が運営しています。各園を回って、子どもたちといっしょに給食を食べました。保育園の給食は自園方式で、それぞれの厨房で出来立ての給食をいただきます。各園、食材と献立は一緒でも、味付けはそれぞれです。もちろん「いただきま~す」の雰囲気もそれぞれあるのです。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/03/post-ecd3.html
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/03/post-8679.html
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/03/post-e2d8.html
きのうは、森岡保育園を訪ねました。ここは、町内で今一番小振りな保育園。各年齢1クラスずつで、遊びなどクラス活動は別々ですが、食事などの生活の部分に関してはタテ割り保育(異年齢に再編)をしています。ですから、3歳から5歳の子どもたちと一緒に食事をしました。
お隣にいたのは5歳の子。終始、いろいろ話しかけてくれました。スリランカとかバーレーンとか、これまでいろんな国に暮らしたことがあるそうです。「じゃー英語話せる?」と聞いたら、「少し。だけど話さない。」とちょっと照れくさそうです。
お向かいさんは、こちらをちらっちらっ見るのですが、ひたすら黙って食事に向き合っています。保育士さんに聞いたら普段はとても元気なのだそうです。でも、些細な一言で、笑顔でこちらに話しかけてきてくれました。知らん顔していても、ちゃんと言葉を聞いているのですね。
この日のメニューはさわやかなトマトの酸味の効いた具だくさんのミネストローネでした。
森岡保育園の敷地内には感覚統合室を備えた児童発達支援施設「なかよし学園」もあって40人ほどの子どもたちが利用しています。
きょうは、石浜保育園で、1~2歳児と一緒にお昼をいただきました。今日の献立は鶏の竜田揚げと、ナスと豆腐がたっぷり入った味噌汁です。
子どもたちは小さく切った肉をスプーンで食べます。食べながら、「おかあさんは22歳」とか、同じテーブルの子どもたちが片言で話しかけてきてくれます。中には「おとうさん、きょう飲み会だよ」と教えてくれる子もいます。
今の時期、「保育ママ」「保育パパ」といって、任意で保護者に保育園のお手伝いをしていただいています。きょうも、もう何度も来ていただいているお母さんと、初めてやってみたというお父さんがいらしていました。
主観ですが、自分のうちの子育てを振り返ってみると2歳くらいが一番可愛かったのではと感じます。乳幼児期の子育ては大変だけど一番楽しいのでは、また、この時期を親子で乗り越えてこそ、互いの絆や充実感が生まれるのではないかと思います。
東浦町は待機児童ゼロですが、これはファジーな数字で、制度を変えれば変わる数字です。子どもを簡単に預けられるようにすれば、入園希望者は増えていきます。もちろん、保育が不可欠な子どもには保育を提供しなければなりませんが、家庭の子どもを育てる能力まで行政が奪う結果になってはいけないと思っています。
| 固定リンク
コメント