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2014/07/25

第1回 景観計画検討委員会

第1回景観計画検討委員会を開催しました。
午前中は、委員の皆さんと一緒に、景観ワークショップや住民アンケートから抽出された町内の景観ポイントを見学しました。委員のメンバーは、景観ワークショップの参加者2名、公募2名、区長会、建築士会半田支部、商工会、農業委員会の代表者各1名、県のオブザーバー2名、学識者として名城大学都市情報学部の海道清信教授と岐阜大学工学部の出村嘉史准教授の計12名の方々にお願いしました。

最初の挨拶では、高度成長が終わって落ち着いた先進国になった今、まちのたたずまいを全町で考えて、まちの魅力やここに住む価値と誇りをつくっていきたいこと、町に都合の良い考えを押し付けるつもりはないので、予定調和にこだわらずみなさんの想いを遠慮なくぶつけて欲しいと申し上げました。

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午後から、景観計画をつくっていくための会議を行いました。今日は、景観ワークショップと住民アンケートの基づいて作った景観計画中間報告書を説明と感想、今後の進め方について議論しました。

主な意見として、「景観ポイントを抽出してマップに落としたが、その景観をどうしていくかと言う意識共有がない。景観計画をつくる過程で、いかに住民と対話し全町的な意識を共有していくかが問題。」「拙速に計画をつくってもダメ。途中で住民との意見交換会を開くなどして、時間をかけて、実際に土地や建物を所有し、そこで生活する住民に景観計画を理解、納得してもらうことが大切だ。」など、住民の理解を得ながらじっくり取り組んでいくべきとの意見が多く出ました。また、「この数年で、残すべき建物がたくさん失われた。」「規制がやがて価値に変わりうることを今までイメージしたことがなかったが、大切なことだ。」などの感想もあった。

最後に、海道先生から、「コンサルに説明させずに職員が自分の言葉で説明したのが良かった。がんばっているまちは、首長のリーダーシップ、専門家の頑張り、行政職員の頑張り、住民の頑張りの4つのうちのどれかまたは、いくつかが絡んでいる。東浦は小さいまちだけれど、寺、川、大型店、里山、団地などいろんな構成要素がある。皆さんと協力し合ってじっくり取り組みたい。」旨のコメントをいただきました。

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コメント

滋賀)旧郡役所保存反対住民が住民投票条例請求へ
朝日新聞デジタル2014年11月11日の記事です。
先日火災があってニュースになった名古屋の鳥久--残したい建築--は維持費以外に建物所有者(地主)の理解が、、保存するための国の基準も相当厳しいものがあるとか、東浦町内からも古建築がなくなっていきます。京都も1990年代に急激に古町家等がなくなったということですが、(アレックスカー「犬と鬼」)
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 愛荘町が進めている旧愛知郡役所の保存計画に反対する町民3人が10日、保存の是非を問う住民投票条例制定請求のための代表者証明書を町に申請し、交付された。12月10日までに署名を集め、有権者の50分の1の320人(9月2日現在)以上集まれば、町は議会に住民から出された住民投票条例案を提出する。
 旧郡役所は1922(大正11)年の建築。農協の所有で老朽化が進み、取り壊しが検討されたが、地元住民の有志が地域の近代化を担った歴史遺産だとして、保存を訴えてきた。町も近くの旧中山道愛知川宿街道交流館(旧近江銀行愛知川支店)とともに観光や福祉の拠点として、隣地に移転し保存したい考えで、移転のための設計委託料が6月の議会で賛成多数で可決された。工費2億1300万円の8割は国の交付金や合併特例債でまかなうが、年間1千万円の維持費がかかるという。
 代表者証明書を交付された一人の村田定さん(72)は「住民アンケートをしてほしいと町長に申し入れたが、聞き入れられなかった。旧郡役所の活用計画も具体的でなく維持費が大きい。社会保障などに力を入れてほしい」と訴えている。
 今回の請求とは別に、保存反対派の住民が6月に1677人の反対署名を町と町議会に提出している。

投稿: とだ-k | 2014/11/25 12:59

このケースについてはわかりません。

景観は、個人の価値観に関わってくるので、判断は本当に難しいと思います。
福祉で言うならば、現実に困っている人を助けるのが先だという考えや、商売で言うならば、目先の利益をとって何ぼだろうという考え、ライフスタイルで言うならば、個人の利便性を優先すべきだろうという考えもあると思います。
しかし、いったん壊したものはもう元には戻りません。この辺りは、日本人はヨーロッパの人たちなどに比べると、自分たちの築いてきた文化に誇りがないと言うか無頓着な気がします。戦災で壊れた建物や街並み全体を元の材料を使って忠実に再建するなど、日本人には考えられません。でも、そう言った地道な努力が、歴史的価値を後世に伝え、また長い目で見てまちのアイデンティティや観光資源になっているのも歴然とした事実です。
短期的な正解はありませんし、歴史的な評価を何年先に得られるかの保証もありませんので、容易に白黒判断できることではないでしょうが、もう少し、将来への長い目線が必要なのだと私は感じます。

納屋橋の鳥鍋屋さんは惜しいことをしたと思います。

投稿: 神谷明彦 | 2014/11/29 18:01

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