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2014/07/24

熊取町の子育て支援

知多郡町村会(町長会)で大阪府泉南郡熊取町を視察した。関空にほど近い大阪府南部にある、人口4.5万人、17㎢の小さなまちです。
子育てしやすいまちづくり、教育のまちづくりに力を入れていて、パンフレットには以下のような言葉が躍っている。

しっかり教育!しっかり子育て!
●半世紀以上、全小中学校で単独調理の学校給食を実施
●町内の自然を活かした各校独自の自然教育を実施
●保育所の待機児童は”ゼロ”
●保育所の延長保育は午後10時まで可能
●学童保育は小学6年生まで受け入れ、待機児童”ゼロ”
●学校校舎の耐震化率は100%
●全小中学校に25mの学校プールを設置
●全小中学校に英語指導助手を配置
●町立図書館には絵本5万冊を含む児童書12万冊の蔵書
●全小中学校の学校図書館に図書館司書を配置

 

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旧保育所を改装して平成25年にオープンした「教育・こどもセンター」内に子ども家庭課と学校教育課が入り、教育委員会の指導主事が兼務。健康課の保健師も子ども家庭課と兼務になっており、子ども施策は町長部局と教育委員会部局にまたがっているものの、兼務体制によって子どもに関する保健・福祉・教育が一体的に進められている。
また、子育て支援に住民協働を取り入れ、住民の主体性や気付きを支援、子育て中の親による親のための活動を喚起、点在する住民活動をつなげ組織化し、地域課題を解決しようとする体制を整備している。

・関西初のホームスタート事業では、研修を修了したボランティアが家庭訪問し、悩みを傾聴、家事・育児を支援、乳幼児健診やつどいの広場に橋渡しする。
・ファミリー・サポートセンター事業では、会員養成講座を開いて、依頼・協力合わせて約240人の会員で年間約200件のサポートを行っている。
・お母さんたちの取材による育児支援レポート(DVD)を子育て支援ガイドとして保護者に配布している。

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熊取町では、「子育てを助けてもらった経験」から「助ける経験」が世代を超えて循環し、子育てに優しいまなざしを向けられる、まちじゅうが子育て応援団となるようなまち、また、子どもが自己肯定感を持つこと、住民と行政の協働の中で「自立した人育ち」を目指している。

 

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町立図書館は、平成6年に完成、蔵書は35万冊。利用者は地下の閉架書架にも入ることができる。貸し出しは年間11万冊。1340万円の予算で年間9200冊の書籍を購入している。児童書の蔵書が12万冊あり、ブックスタートや読み聞かせに力を入れている。
読みたくなる本を推奨し合うビブリオバトルを開催しており、研修を受けた職員もバトルに参加し、知的書評合戦を競い合っているそうだ。

この他、熊取町では、40歳以下の定住促進、産業振興などにも力を入れている。

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