夏休みわくわく算数教室
先日このブログで紹介したように、今、町内の各学校で夏休みを使った補充的な授業を行っています。やり方や期間は学校により様々です。
8月7日には片葩小学校で行われている「夏休みわくわく算数教室」を見に行ってきました。さすが「学(学生)学(学校)協同 KATAHAプロジェクト」と銘打っているだけあって、県内の教員志望の大学生をボランティアの「スクールパートナー」として迎え、算数の学習を指導してもらっています。この日は図書室がいっぱいになる児童80名、スクールパートナー28名の参加がありました。子どもたちは自主参加で、中には苦手な算数を克服したい子もいれば、算数が好きでもっと学びたい子もいます。
学習の内容は、「夏休みの宿題」「1学期の分からなかったところの学習」「スクールパートナーに出してもらった問題」のうちから好きなものを選びます。もちろん複数選ぶ子もいます。あるお兄さん先生は「算数マジック」の本を使ったり、また、ある先生のところでは「一辺4cmの正方形の面積を5等分しよう。」なんてちょっと難しい問題が出たりしていました。
一時間半の学習が終わると、スクールパートナーが子どもたちの下校の付き添いをします。そのあと、校長室で、子どもたち一人一人の書いた感想にコメントします。
学生の皆さんは県内各地から集まっていて町内の人もいます。ほとんどは学生同士の口コミでこのプロジェクトを知ったようですが、中村校長先生が大学の勉強会などでPRさせてもらったこともあったそうです。数学科の学生さんもたくさんいました。やはり教員志望の人は、教員になる前に子どもたちと接する経験を積みたいと考えているようです。
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