防災講演会、新春文化展、文化財消防訓練、コミュニティもちつき大会など、この週末は、たくさんの行事がありました。
防災講演会
阪神・淡路大震災から20年目の1月17日に東浦防災ネット主催の防災講演会が開かれました。テーマは「災害時に於けるペットの対応について」、講師はNPO法人 日本動物介護センター 理事長の山口常夫さん。
犬や猫などのペットについては、家族の一員だったり心の支えにしている人もいれば、一方で、臭いや鳴き声、毛の散乱やアレルギーなどの問題で動物の苦手な人もたくさんいます。災害時に動物をどう取り扱うか、また避難所での動物対応をどうするかは、これまであまり検討してきませんでした。避難者が同じ屋根の下で過ごすに当たって、共通認識を持っておくべき問題の一つです。会場からは、ペットも参加する避難訓練をやってみてはどうかとの意見もありました。
新春文化展
文化協会主催の作品展です。書道・ペン習字はイオンホールで、写真、文芸、趣味、茶華道部門は文化センターで展示されています。私もお粗末ながら、少し手ほどきをいただいて「心」の書と「錦秋の門」と題した於大公園北入口の写真を出展させていただきました。作品展を見ると意外な方が意外な趣味に打ち込んでいらっしゃることに気付きます。
文化財消防訓練
半田消防署東浦支署、消防団緒川分団、緒川地区自主防災会、文化財保護審議会、ふるさとガイド協会の皆さんの参加をいただいて、今年の文化財消防訓練は乾坤院で行いました。
乾坤院は、室町時代中期の1475年に緒川城の初代城主 水野貞守公の寄進によって水野家の菩提寺として開山されました。総門、山門、堅雄堂は1600年代(17世紀)のものと言われています。本堂は、江戸時代中期の建築と言われています。
ところで、天下の名城、大坂城は大坂夏の陣の後、1629年に建てられたものの1665年に落雷によって天守閣を焼失し、以後は天守を持たない城でした。江戸城も、1657年、明暦の大火により天守を含めた城構の多くを焼失し、以後、天守閣は再建されませんでした。だからこそ、「尾張名古屋は城でもつ」と言われた名古屋城は、江戸時代から昭和まで、国内最大の天守を持つ城であり続けたわけです。これは、木造の巨大建築を守っていくことがいかに難しいかを物語っていると思います。
訓練でできないことは本番でもできません。そして何よりも、火を出さないことが大事です。この寺域全体を、東浦町にとって掛けがえのない宝として、みんなで守らねばならないという意識を改めて強くしました。
緒川コミュニティ新春もちつき・カラオケ大会
作業服で駆けつけて、ご挨拶をさせていただきました。コミュニティ会長さんや校長先生も歌手として出演されていました。議員さんと町長も出てみては??と、冗談話をしました。さっそく、つきたてのお餅と豚汁と焼き鳥をいただきました。
残念ながら出席はできませんでしたが、この週末は、他の地区でも芸能大会やもちつき大会、また恒例の東浦かるた大会など、行事が盛りだくさんでした。
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