« 津山に行ってきました。 | トップページ | 宮城県柴田町を訪れました。 »

2015/02/04

地域公共交通会議

1月28日に地域公共交通会議を開催しました。下記は、議題および議事を私なりにまとめたものです。

 

(1)平成26年度地域公共交通確保維持計画にかかる事業評価

●25年度(H24.10~H25.9)の取り組み
・ダイヤ・路線の一部改正(長寿線の1系統化、南ヶ丘への乗り入れなど)
・バスギャラリー(新田保育園児の絵をクリスマス時期に展示)
・「う・ら・ら」&エコモビ達人教室(緒川保育園児にバスの乗り方教室&エコモビ啓発)

●26年度(H25.10~H26.9)の取り組み
・ダイヤ・路線の一部改正(相生の丘の小学生増に対応など)
・マスコットキャラクター決定(於大ちゃんをモチーフにしたキャラクターをネット投票で決定)
・バスギャラリー(緒川ハロウィンおばけバス、石浜西保育園児によるクリスマスギャラリー)
・「う・ら・ら」&エコモビ達人教室(緒川保育園と藤江保育園で実施)

補助路線の事業評価は、いずれも目標値を少し下回った。以下の指摘があった。
自己評価の目的を明確にして、目的にかなった実績評価を作成すべき。補助金を出す国土交通省の本省、中部運輸局、東浦町、それぞれが必要な視点は異なるはず。東浦町については補助路線の対象となる便のみに注目しても仕方がない。
また、目標値の設定方法については、前年の輸送伸び率だけで良いのか。乗客数と運賃収入についても考える必要はあるか。

 

(2)平成28年度(H27.10~H28.9)地域間幹線系統(補助路線)への位置づけ申し出

 ・東ヶ丘・長寿線
 ・平池台・長寿線
 ・平池台・刈谷線(新規)
27年度には、刈谷線は平均乗車数が条件を満たさないため、補助路線から外れていた。28年度は、平池台・刈谷線として補助路線の位置づけをしたい。
※フィーダー補助もあるので、今後視野に入れるべきとの意見があった。

 

(3)県内市町村における自主運行バス等の利用状況(H26.5調査)

 自治体  年間乗車人数 国調人口(H22) 1人当たりの乗車回数
 ①飛島村    233,032     4,525         51.50
 ②日進市    504,882     84,237          5.99
 ③大口町    132,054     22,446          5.88
 ④豊田市   2,366,512    421,487          5.61
 ⑤豊山町     74,990     14,405          5.21
 ⑥東浦町    258,674     49,800          5.19
 ⑦南知多町    87,031     20,549          4.24
 ⑧みよし市   254,214     60,098          4.23
 ⑨長久手市   215,788     52,022          4.15

東浦町の人口一人当たりの乗車回数は、県内市町村の中で第6位。飛島村については、村外の人が、港湾地区の事業所に通勤するという特殊事情がある。

 

(4)上高根台への乗り入れ検討とアンケート結果

上高根台と向陽台に在住の小学生以上1597人を対象にしたアンケート調査結果(回収率83.7%)によれば、この地区は未成年23%、高齢者17%で比較的若い層が多く、現在、全体の27%がう・ら・らを利用している。利用者のうちの44%が未成年者で、利用者の約半数が最も行きたい目的地は商業施設としている。
①現在の1時間に約1本運行している状態(1時間に約1便、上高根台乗り入れ無し)で利用者が全体の27%ある中で、もし、②上高根台に乗り入れた場合(1時間に約1便、上高根台乗り入れ有り)利用すると答えた人は47%、③高根台に乗り入れて2時間に約1便となった場合(2時間に1便、上高根台乗り入れ有り)利用すると答えた人は25%。自動車を持たない人の場合は、それぞれ、①17%、②20%、③13%となった。
現状では時間的な余裕のない状態で運行しているため、上高根台に乗り入れると1時間に約1便の運行はできないと考えられている。アンケート結果から、上高根台に乗り入れて停留所が近くなっても、便数が減る場合には、かえって乗客に敬遠されることが予想され、現実的ではない。
したがって、上高根台に乗り入れるには、バス車両と乗務員を増やして1時間に1便をキープしなければならないが、これには他路線も含めてダイヤの大幅な見直しが必要となり、また運行コストの増大が避けられない。後述する地域公共交通網形成計画の中で町全体の交通網を検討するべきと考える。
しかし、ここで、地域公共交通会議の副会長である名古屋大学の加藤博和准教授から、う・ら・らの休憩所を東ヶ丘から緒川駅に移して東ヶ丘を2周する運行コースを1周に改めれば、上高根台に乗り入れる時間を捻出できるのではとの提案があり、この方法により1時間に約1便の上高根台乗り入れの可能性を検討してみることとする。ただし、休憩所が緒川駅に移動すると、今度は、他路線との接続時間が合わなくなる、休憩時間中に乗客がバスを降りねばならなくなるなどの問題点が生ずることとなり、これらに問題点についての検討も必要となる。いずれにしても、トレードオフの関係が生ずるので、慎重な検討が求められる。

 

(5)地域公共交通網形成計画の策定

総合計画など上位計画と整合し、「う・ら・ら」だけでなく、路線バス、タクシー、鉄道も含めた包括計画で、なおかつ、みんなが乗りたくなる持続可能な公共交通をみんなで育てる体制づくりとしての地域公共交通網形成計画を平成28年度までに策定したのちに再編実施計画を策定することとする。

|

« 津山に行ってきました。 | トップページ | 宮城県柴田町を訪れました。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80448/61066134

この記事へのトラックバック一覧です: 地域公共交通会議:

« 津山に行ってきました。 | トップページ | 宮城県柴田町を訪れました。 »