女性の参加とまちの活性化
婦人会の総会と、そのあと懇談会がありました。会報に以下の寄稿をさせていただきました。
女性の参加とまちの活性化
昨年秋に各地区で「住民懇談会」を開催して、参加された各地区のみなさんと意見交換をさせていただきました。「今までこんな懇談会は初めて。行政の考えや他の参加者の考えがわかってよかった。」など好評なご意見もいただきました。皆さんの発言の中で気付いたことは、地域のコミュニティなどの幹部の方たちは「若い人たちの積極的な参加が欲しいが、それがないので自分たちが地域のことに責任を持たなければならない。」と感じていて、一方、比較的若い層の方たちは「よそ者や女性や若者は、地域で積極的に発言したり行動したりしたくても、ものの言える雰囲気でない。」と感じていることでした。この両方の意識のスキマをうまくつなぎ合わせることができれば、若い女性層も地域で自分たちの意見を主張しながらのびのびと行動できて、一方、地域の年輩の方たちは、新しい層の活力をもらって、もっと気楽になれるのではないでしょうか。
よく、まちを活性化するとか、組織を活性化するとか、言いますが、「活性化」とはどう言うことでしょうか。活性化とは、みんながそれぞれの持てる能力を発揮できている状態を指すのだと思います。人の能力、興味は様々です。その力や情熱を一カ所に持ち寄って、みんなであるいはその中の何人かで行動を起こすことができたら、きっと楽しいでしょうし、やりがいがあると思います。人のやりがいとは、つまるところ、少しの興味や好奇心があって、それに対して自分の努力、能力を発揮した自分なりの達成感と、さらに結果としてそれが人の役に立って、喜んでもらえたという充足感だと思います。またさらに、それで、人から尊敬され、信頼されるという好循環を実感できればもう言うことはありません。
まちづくりも同じです。特にこれまであまり能力を発揮する機会のなかった層も含めて、さまざまな皆さんが、それぞれの能力を発揮することによって、元気で力強い、安心して暮らすことのできる持続可能なまちをつくることができるのだと思います。婦人会の皆さんの積極的な参画に期待したいと思います。
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