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2015/03/16

土地改良区通常総代会に出席しました。

東浦町土地改良区通常総代会にお招きをいただき、以下のようなご挨拶をさせていただきました。

 土地改良区の皆さんには日頃、お世話になっています。
せっかくの機会ですので、町の新たな動きの中で土地改良区に関わりのある部分をお話しさせていただきます。
 農地中間管理機構による農地の集積に関しては、森岡や藤江で取り組みの動きがありましたが、藤江~生路にかけての5号地(海沿いの新堤防と旧堤防に挟まれた地区)で、一団の農地がまとまりつつあるようです。5号地の北側の昔、町の廃棄物処分場だったところでは、1.5MWの太陽光発電所計画が進んでおり平成28年には発電を開始する予定です。使えない土地の有効活用と新たな収入源確保、温室効果ガス排出削減など一石三鳥の計画です。農業そのものが、太陽光から人間が生きていくための化学エネルギーをつくり出す営みですから、耕作できる土地で太陽光発電をするのはおかしな話であって、農地を守っていくのが基本と考えています。
 河川の治水対策として第4地区の明治池下流で土地改良区の皆さんの協力をいただき、1haほどの水田で”田んぼダム”を試そうとしています。田んぼダムは、田んぼの貯水機能を活用して、大雨などの出水を緩和する仕組みです。田んぼの排水口に簡単な細工をして、10cmでも畔に水を貯めることができれば、たとえば10haであれば申ヶ池級の1万トンの水を貯めることができます。須賀川流域の第6地区でも、皆さん方のご協力をお願いして、やっていきたいと考えています。
 今、景観計画検討委員会で、景観について議論しているところですが、森岡の丘陵地に広がるぶどう畑の景観を東浦に特徴的な景観として大切にしていきたいという意見が出ています。と言っても、産業景観の主役はあくまでも事業者である農家の皆さんですから、部外者が勝手なことを言うのではなく、作業効率や保安性を確保しながら、農家も地域も心地良い、ぶどう狩りなどに訪れる人にとっても美しい景観を、農家の立場に立って考えていくべきです。先日、ぶどう農家の方たちと景観計画検討委員会の皆さんとの初会合が持たれたと聞いています。皆さん方のご協力をいただき、美しい景観を守り育てていきたいと思います。
 農地には直接関係ありませんが、4月から町外の方からのふるさと納税に対して、地元の産品をお礼として贈ることを考えています。ふるさと納税を通じて、イチゴやプチトマトなど、東浦の特徴ある農産物をPRしていきたいと思います。
行政としても、さまざまな角度から、農業や農地のポテンシャルを引き出していきたいと考えていますので、引き続き皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

 

東浦町土地改良区は、土地改良事業として耕地整理を行った後で、地権者の農家が水路や農道を管理するための組織として発足しました。法人の一種で、行政組織ではありませんが町の職員が事務局を務めています。17億円ほどの財産を運用していて、運用益と基金の取り崩し、町からの補助金などを原資に運営されています。大まかに下記の工区で行われていた土地改良事業が終了し、ひとつの土地改良区として統合されました。今後、水利組合に改組するなど、将来の組織のあり方を考えていく必要があるかもしれません。

 第1地区  森岡~緒川の武豊線東側の水田地区
 第2地区  石浜の武豊線東側の水田地区
 第3地区  生路~藤江の武豊線東側の水田地区
 第4地区  森岡~緒川の岡田川流域の丘陵田畑地区
 第5地区  緒川~石浜の明徳寺川流域の丘陵田畑地区
 第6地区  石浜~生路~藤江の豆搗川・須賀川流域の丘陵田畑地区

この日の議題は、主に、決算と新年度予算についてでしたが、今後の土地改良区の財政運営や愛知用水の水管理のありかたなど、活発な質疑が行われました。私も、終了まで出席させていただき、とても為になりました。

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