世界自閉症啓発デーイベント Light It Up Blue
4月2日は、世界自閉症啓発デー。
→http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/
各地のランドマークをブルーで照らす”Light It Up Blue”の点灯式が、テレビ塔下のもちのき広場で大村知事やグランスピアーも参加して行われました。
4月5日まで、新栄の東桜会館で自閉症当事者による作品展や自閉症啓発セミナーも開催されています。
2007年12月に開催された国連総会において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)と定め、世界中の人々に自閉症を理解してもらう活動が始まりました。
日本でも、実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する取り組みが行われています。
自閉症は、脳機能の発達の仕方が少しだけ異なることから生ずる発達障がいの1つです。胎児期以前に始まるもので、育て方が原因ではありません。
①視線を合わせること、他人の気持ちや場の空気を読むことが苦手
②特定の興味ややり方にこだわって、切り替えが困難、あるいは感覚が過敏
など、社会性やイマジネーションの難しさから診断します。
発現率は、100人に1~2人と高く、自閉症スペクトラムという言葉があるように、状態は重度なものから個性と呼んだ方が良い程のものまで幅広く、知的障害を伴うケースもあります。過敏症であったり養育する人の気持ちを読み取れないため、育てにくさがあり、虐待につながりやすい特性があります。見た目ではわからないため、わがまま等と誤解される傾向があります。
しかしながら、幼少期からの丁寧な子育てや保育、教育の中で、具体的にすべきことを教え、その積み重ねで、日常生活を上手く送っていくような適応的な行動ができるようになっていくことがわかっています。
さあ、カウントダウン。用意!
3・2・1・点灯!
しだいに日が暮れていきます。
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