5連休2日目は、吟剣詩舞吟詠会、刈谷大名行列。その後、亀崎潮干祭と亀崎散歩。
午前中は文化センターにて、文化協会主催 詩吟&舞踊の発表会がありました。詩吟には全く明るくないので勝手な想像ですが、漢詩の作詞、作曲(節回し)、剣舞の振付までできると面白そうだと思います。
唐の詩人 王翰(おうかん)の詠んだ「涼州詞」が今年の規定種目のようになっているらしく、涼州詩を詠う人が何人かいました。
お昼を挟んで、刈谷の大名行列にお招きをいただき、行って参りました。
アトラクションとして、福島いわきの高校生のフラダンスチーム、人気上昇中の刈谷城築城盛上げ隊、岡崎のグレート家康公「葵」武将隊、東浦から5歳の於大姫、おだいちゃんとかつなりくんが登場。それから、江戸時代から続くと言われる「奴のねり」が始まります。きょうは、刈谷城初代藩主水野家の現在のご当主と幕末の刈谷藩主土井家のご当主も出席されていました。水野家ご当主の水野勝行様ご家族には昨年の於大まつりにご参加いただいています。
きょうの公務はここまで。後はフリーです。
今日は東浦のすぐお隣の半田市亀崎町でも、潮干祭がありました。山車が海に入る珍しいお祭りです。伊勢湾台風以後の護岸整備で山車の海浜曳き下ろしは途絶えていましたが、平成5年に人工海浜が整備され復活しました。平成18年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。今日は午前中、明日は午後に、山車の海浜曳き下ろしがあります。
http://shiohi-matsuri.com/jyunkou2015.html
私が行ったのは午後なので、曳き下ろしはもう終わっていましたが、いくつかの山車を見ることはできました。
山車蔵の前には、「ご自由にお飲みください」と書いた酒樽が。運転なのでここは我慢と思いきや、我慢する必要なし。すでに空でした。
今日も暑い一日でした。山車の曳き下ろしをする浜では、気の早い中学生?たちが、勢い余って泳いでいました。
亀崎の表通りから見える景色です。
ここは昔から、衣ヶ浦に丘陵地から続く岬が突き出したような地形になっていました。亀崎(かめざき)や神前(かみさき)神社の名前は、そんな地形からついたのでしょう。天然の良港にもなっていて、江戸期から昭和中期までは、穀物や醸造品の積み出しで栄えたのでしょう。
今では、湾の両岸が埋め立てられて工業地帯になってしまったので、海が遠く狭くなってしまいました。かつてあった造り酒屋さんなども廃業してしまいました(「敷島」好きでした。)が、今でも風情は色濃く残っています。
亀崎の旧市街、ここはかつて老舗の鰻屋さんのお店があったところ。名付けて、半田亀崎つながりハウスみづほ。その建物を使って、潮干祭りの期間に合わせて「まつりじかん」という市が開かれていました。ここの住人と亀崎の空き家を活用をしている”ろじうら”さんの企画だそうです。ノスタルジックなまちをステージにして、秋にも”ろじうら企画”があるそうです。
ついでに、亀崎路地裏探検。
近くなのに、いままで亀崎のまちを歩いたことがありませんでした。せっかくなので、ちょっと探検。人がすれ違うのも容易でないような小道が交叉していて、探究心をくすぐります。
急な斜面を上がっていく階段もあったり。振り返ると眼下に衣浦湾が。ここはちょうど老舗料亭の望洲楼さんの裏手へ通ずる道のようです。
これは、今日の自分へのお土産。瀬戸から亀崎に移り住み、亀崎で焼いている作家さんの作品です。このちょっと不安定そうだけど可愛い形は、玉葱がモチーフなのだそうです。
つながりハウスの「まつりじかん」で買いました。
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