東三河紀行 その4・・・長篠界隈
旧黄柳橋は、本長篠近くの豊川との合流点の黄柳川に大正7年(1918年)に架けられたコンクリートアーチ橋。30.3mのアーチスパンは当時としては日本一で、昭和2年(1927年)までその地位を保ちました。橋長が50m以上と長く、道路(橋桁)とアーチ環が大きく離れたため、多アーチ環と橋桁の間に多数の長い柱を入れて橋げたを支える珍しい構造になっています。平成10年(1998年)に国の登録有形文化財に指定されました。この橋の隣には3代目のコンクリートアーチ橋が架けられ、2代目(旧黄柳橋)は歩道として現在も利用されています。
国道151号線 長篠大橋左岸のすぐ下流を降りていくと、中央構造線(日本列島を貫く大断層)の露頭(地層が地表に出ているところ)を見ることができます。案内看板が出ていて”路頭に迷う”ことなくすぐに見つけることができました。
上部の茶色っぽい層が領家帯と呼ばれる中央構造線の北側を構成する層、下部の黒っぽい層が三波川帯と呼ばれる中央構造線の南側を構成する層です。
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