東三河紀行 その3・・・豊川用水の水がめ
豊川本流上流の宇連川に1958年(昭和33年)に造られた宇連ダムです。高さ65m、堤頂の長さ245.9mの重力式コンクリートダムで、有効貯水量は2,842万㎥。堰き止められた人造湖は鳳来湖と呼ばれています。ダム湖には天竜川水系からの水も導水されています。
こちらは、近くの豊川本流上流にあるもう一つの支流である大島川に2001年(平成13年)に造られた大島ダム。高さは69.4m、堤頂長は160.0mの重力式コンクリートダムで、天端のクレストゲートはなく自然に越流する構造になっています。有効貯水量は1,230万㎥で、ダム湖は朝霧湖と命名されています。
どちらも、豊川用水のためのダムで、利用目的は灌漑、上水道、(工業用水)など。大島ダムには小型の水力発電設備があります。これらのダムからの放流水は、豊川を流れ下り、中流にある大野頭首工で取水され、そこから豊川用水路を通って利水施設に供給されます。
現在豊川水系では、これらの他に、最大の支流である寒狭川に設楽ダムの建設を進めています。設楽ダム建設の是非を巡っては長い間論争がありましたが、莫大な建設費を理由に判断を保留していた愛知県は、平成25年末に建設容認の考えを示しました。
平成26年正月に設楽ダム建設予定地を探訪したブログ記事は、こちら
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/01/post-60c0.html
にあります。
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