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2015/07/25

「ひがしうらの景観を考えるシンポジウム」を開催しました。

最近、図書館ワークショップ自治基本条例を考えるシンポジウムざっくばらんなカフェなど、さまざまな形で住民の皆さんの参加を募り住民の皆さんも含めた意見交換の場を創ってきましたが、今回もできるだけフランクに意見交換できるように、そして東浦町の景観について関心や共通認識を深められるように、「ひがしうらの景観を考えるシンポジウム」を開催しました。住民の皆さんの中に関心や共通認識が広がることが、まちづくりの基本と考えています。

まず、景観計画案の概要と東浦になぜ景観計画が必要なのかについて、景観計画検討委員会の委員長でもある名城大学の海道清信教授からレクチャー。そのあと、海道先生のコーディネートで会場の参加者と委員の皆さんとの意見交換に入りました。
委員の皆さんがそれぞれのお考えを話してくださったので、私は発言を控えました。最近、「もう町長の話しは聞いたから、もっとほかの人の言葉を聴きたい」と言われることが増えてきました。これについては、私の考えが少しでも伝わるようになった、あるいは、住民同士の意見交流に関心を持つ方が増えたと考えれば、私の願う方向に進みつつあるのでは?ないでしょうか。

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対話のきっかけとして、海道先生が参加者に「景観計画は必要だと思いましたか?」などの質問を投げかけて、それに「」「×」「その他」で答えるやりとりから始めました。当然、「×」とか「その他」の意思表示も出てくるので、参加者から疑問や意見や感想をいただきます。そんな中で出てきた議論には、
・自然の風景と人工的な景観を一緒に扱えるか
・4つの重点地区以外にも自然景観や歴史的景観があるのではないか
・計画案作成のプロセスの説明が不十分
・古い建物を残すにしてもお金がかかる、田園風景などの産業景観についてはその産業が継続できることが条件になる、町としての予算措置はあるのか
・景観や建築などの専門性を持った職員の育成が必要

などがありました。それぞれの参加者からの発言に対して、委員の皆さんが手分けして、考えを述べられていました。

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最後に、閉会に際して、私の方からまとめてシンポジウムの感想などを申し上げさせていただきました。

景観計画検討委員会の委員の皆さんには、当て職でお願いした方、公募で参加された方も含めて、大変熱心な議論をいただき感謝しています。
4つの重点地区は、「根」と「挟間」の代表的な景観の中でもわかりやすく、ある程度の密度を持ったところを選定していただいたと思っています。他にはないという意味ではありません。まず、目に付いたところから率先して保存に向けた活動をしていくことが大事だと思います。
また、景観自体は見た目の問題になりますが、そのバックにはそのに住む人の生活なり、産業なりの営みがあって、ここに言及しないと本当の議論にはならないと思います。予算をつけろと言いますが、税金を使うにしろ、条例で規制するにしろ、住民の理解や共通認識がないと進めることはできません。そこの共通認識をつくる過程の一つが今日のシンポジウムであると考えています。
もう一つ大事なことは、住民の皆さんの意識です。日本の美しい風土、風景、景観をここまで壊したのは、米軍の爆撃などではありません。高度成長期から平成にかけて、私たち自身が壊してきたのです。景観先進国であるヨーロッパは、田舎でも景観にアイデンティティーを持っています。これは、お金の問題である以前に、意識があるかどうかの問題があるのだと思います。

シンポジウムはこれ一回ではなく、もっと住民の関心や意識を喚起する企画を考えていきたいと思っています。7月、8月に行っている景観フォト&エッセイコンテストもその一つです。今日は、参加された皆さんと有意義な意見交換ができました。今後とも住民の皆様方の、ご参加とご理解とご協力をお願いいたします。

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