思い出に残る葬儀
お世話になった方のお葬式がありました。自分の良心に照らして、正しいことは正しい、正しくないことは正しくないとはっきり言われる方で、不器用だけど茶目っ気たっぷりの方でした。珍しいお葬式で、自分が経験した初めての無宗教の葬儀でした。故人にふさわしくとてもリベラルな雰囲気に包まれた葬儀でした。葬儀の形式については、故人が生前から希望を家族に話して、今日の企画を練っていたようでした。
祭壇には柩と数本の燭台のみ。奥様のあいさつで始まり、ご子息たちのナレーションで故人の人生を振り返り、家族旅行の思い出などを、代わる代わる家族以外にもわかり易く、話してくださいました。子どものころ遊園地などには一度も連れて行ってくれずに、行先はいつも自分の興味のある史跡などばかりだったそうです。でも、それが今では良い思い出になっているとのこと。どこかの家族と似ているような話で微笑ましく感じます。
故人は一年前に末期がんを宣告されて、それから、残りの時間をいかに過ごすか考えたのだそうです。家族とこれまで行きたかったところに計画的に旅したのもその一つ。自由に歩けなくなっても、亡くなる直前まで車椅子で旅を続けました。そして、自宅で友人たちに囲まれながら息を引き取られたそうです。
昔からの友人たちからも、故人をしのぶスピーチを聴くことができました。故人は高校生のころから社会福祉の勉強をしようと志していたことも聴けました。友人によるハーモニカの演奏やみんなで合唱もありました。
焼香の代わりに、参列者一人一人が3色のカーネーションのうちの好みの色を選んで、故人に捧げました。最後に、会場の男性で柩を担いで霊柩車を見送りました。
たくさんの参列者が目頭を熱くされていたように思います。悲しいというよりは、故人がいかに家族から愛され慕われ、結果として幸せな人生を過ごすことができたことが参列者にも伝わってとても感動しました。
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