ビブリオバトル入門講座を開催
8月22日に、図書館でビブリオバトル入門講座を開催しました。講師は名古屋大学特任助教の飯島玲生先生。
ビブリオバトルとは本の書評によるプレゼンテーション&コミュニケーションゲームです。
2007~2008年に京都大学の情報系の研究室が発祥で、輪読会の本を決めるために始まりました。それが大阪大学に伝わり、紀伊国屋書店が本の販促イベントに使うなどしながら、教育界や図書館に広がっていきました。他人の考えや関心を知ることができる+効率的に良い本に多く出会える+輪読をより楽しく継続できるなどの利点があります。
ビブリオバトルは、一言でいえば、読んだ本を5分間でプレゼンして、共感を競い合うゲームです。
ルールは簡単です。
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
2.順番に一人5分間で本を紹介する
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする
ゲーム形式にすることで、遊び心とコミュニケーションを引き出す狙いがあります。原稿は用意せずに、自分の言葉でその場にいる人に自分の読んだ本の面白さを説明します。チャンプ本に選ばれるのに大事なことは、プレゼンの上手さよりもその本への愛だそうです。
ビブリオバトルは、
①良書検索
②書籍情報共有
③スピーチ能力向上
④コミュニティ開発
などの機能を備えています。企業研修に使われることもあります。
コンセプトは、「本を通じて人を知る。人を通じて本を知る。」。さっそく参加者でお試しです。
ビブリオバトル終了。さあ、チャンプ本は?
ここのグループは、きれいに一票ごとに分かれました。
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