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2015/11/21

第6回 里山づくりワークショップ

東浦自然環境学習の森がオープンして5年が経過し、様々な思いの方々が森でボランティア活動に参加するようになりました。そこで、里山づくりワークショップを通じて、改めて将来の里山像を参加者の皆さんと一緒に考え、アイディアなどをまとめ、これからの活動に反映していきたいと考えています。ファシリテーターは、高野雅夫(たかの まさお)名古屋大学大学院環境学研究科教授にお願いしています。高野先生は議論の方向性や資料作りなどはできるだけ職員に任せて、職員の育成を図ろうとのお考えです。

私は、これまであまり出席できませんでした。今日は時間があったので飛び入りで聴かせていただきました。ワークショップでは、それぞれの活動報告と、里山保全における課題とその解決策について活発な意見交換をしていました。

最後に、ワークショップの議論についての私の感想と意見を求められたので、以下のようなことを申し上げました。

協働の形態としては、町が当初に林野庁の補助金を使って里山に手を入れ、初期整備と活動の環境づくりを受け持ち、住民ボランティアで保全活動を行っている。臨時雇用の制度を使って竹林伐採などをすることがあったが、基本的には同様の活動に対して有償の人と無償の人の混在は考えていない。活動のPRや活動をしやすく楽しめるようにすることは、町としても積極的に行っていきたい。(今回、使い勝手を考慮して水道を引かせていただいた。)ホームページはもっと面白くする必要がある。
拠点施設を造ってほしいとの要望は理解できるが、福祉関係などの予算が膨らむ中で、まだまだ自然環境の保全活動に数千万円から1億円もの予算をつぎ込むことに住民の理解を得るのは難しいのではないだろうか。ツリーハウスのような手づくりの拠点をつくる工夫はできないだろうか。
キツネやオオタカのようなシンボル的な生き物に関心が向かいがちだが、(食物連鎖のピラミッドの頂点に立つ生物のことを考えるならなおさら)底辺を支える生きものも含んだトータルの生態系で考えるべきだ。(自然環境は地形や風景も包含したものになると思う。)
特に、ストイックな保全活動だけでなく、里山の利活用など里山の恵みを楽しむ活動が増えてくると、楽しむことが優勢になりがちだが、守るべき自然と目指すべき里山像をきちんと議論して明確にしておかないと、本来の里山保全がおろそかになってしまうと思う。
収穫物など里山の恵みを販売するなどして活動資金をつくるのは結構なことだと思うが、あくまでも公有地で生産されたものなので、きちんとルール化したうえで里山の恵みを利活用すべきだ。

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