中高生と自治を考えるワークショップ ~君たちの意見を募集します!!~
中高生の代表として、東浦高等学校および町内の各中学校の生徒会を中心とした生徒約20人と、ワークショップを行いました。
自治とは、そこに暮らす人たちが、自分たちで考え、自分たちで決めて、より良いまちをつくっていくことです。そこには中高生も暮らしています。まちづくりは、子どもたちにとっても決して他人事ではありません。将来を担う子どもたちや子どもたちを支える親にも、住民自治に関心を持ち参加していただきたいと思っています。
今日は、試みとして、高校生・中学生に集まってもらい、東浦の心に残る場所を見つけてそれを町内外の人たちに伝えることをテーマにみんなでディスカッションをしました。
愛知学泉大学 現代マネジメント学部 非常勤講師の林加代子さんにファシリテーションをお願いして、まずは、アイスブレイク。なるべくたくさんの参加者ととっかえひっかえマン・ツー・マンで自己紹介をしながら、互いに共通点を探します。
次に、みんながこのまちで一緒に暮らす中で、大人が直すべきこと、学生が直すべきことを書き出してもらって、私からコメントと意見交換をさせてもらいました。大人のたばこやごみのポイ捨て、自動車の運転マナー、挨拶をしないなど、また、子どもの自転車運転マナー、夜大声で騒ぐなど、ルール・マナーに関することが多く出されました。どれもなかなか無くならないことではあるけど、みんながお互いに気遣うことによって改善が可能なことばかりです。
その後、各々4人ごとのテーブルに分かれて、東浦町の思い出の場所や心の残る場所、そこでのストーリー、その場所を町内外の人に伝える情報発信の方法について意見を出し合いました。これを時間が来たらメンバーを入れ替えてさらに意見を積み重ねていくワールドカフェ形式で行いました。私もメンバーとしてこのワークショップに参加しました。
思い出として多かったのは、雑木林や田園など自然の中で遊んだこと、於大公園などの遊び場、イオンモールで買い物など。伝える手段としては、SNS、広報紙、回覧などオーソドックスなものから、トランプをつくる、G-ShockならぬHG-Shock(東浦オリジナルの腕時計)をつくって宣伝するなど、ちょっとひねった提案もありました。ワークショップでは高校生がしっかりリードしてくれました。
自由意見としては、「いろんな人と話しができて楽しかったので、町内の3中学校+高校で交流会や文化祭をしてはどうか」といった提案、「鉄道やバスなどの公共交通のダイヤ・路線を充実してほしい」などの要望も出ました。
今回は、意見集約して実行計画をつくるところまではいきませんでしたが、みんなで出し合った意見を実行可能なものに磨き上げて、実現するところまで行くと、自治のプロセスに遣り甲斐、参加し甲斐を感じることができるのではと思います。
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