« 3月定例議会(平成28年第1回定例会)の日程と一般質問 | トップページ | 岩手県大船渡市を舞台に繰り広げられるNHKのドラマ「列車コンで行こう」が放映されています。 »

2016/03/01

東浦高校の卒業式でした。

東浦高校の卒業式に出席して、祝辞を述べさせていただきました。

 

 このところ暖かい毎日が続いていましたが、冬の名残か、にわかに身の引き締まる朝を迎えました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 「卒業」は、一つの学び、生活の終わりを意味します。と同時に、新しい生活のスタートでもあります。皆さんの中には、いよいよ社会人として仕事に携わる人、さらに上級学校へ進み学業を続ける人と、進む道は分かれることと思います。
 これからの人生をどのように歩んでいくか。高校を卒業するにあたり、一度、立ち止まって考えてみてください。

 私たちは、社会の変化に対応して、生きていける人間でなければならないと思います。私たちの住む国は、元々は貧しい国でした。地下から天然資源が湧き出してくるわけではありませんし、年がら年中くだものが成っているわけでもありません。その逆境の中で、私たちの国は働き者の国になりました。そして世界で指折りの豊かな国になりました。
 私たちの資源は「人」です。日本の将来は皆さんの活躍にかかっています。私たち一人一人が、社会が変化する中で、学び続けて、新たな価値を生み出していかねばなりません。

Ningen_oiyasuku_20160301_7

 皆さんに贈りたい言葉があります。

 これは、中国の古い言葉で、「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」と読みます。
 「少年」は男女を問わず若い人。「老い易く」は簡単に年をとる。「学成り難し」は成就することが難しい。「一寸」は、ちょっと・わずかな。「光陰」は時間の経過。「軽んずべからず」は軽く見てはいけない の意味です。
 人生は学校の勉強に限らず、社会勉強も含めて、一生、学びの連続です。時間の経つのは早いもの。今しかない一時一時を大切に過ごしてください。
 あなたたちは若くて、無限の可能性を秘めています。努力しだいで何にでもなれます。しかし、時の経つのは早いもので、ボーッとしているとあっという間に年老いていってしまいます。

 勉強する、そして経験を積むといろんなことができるようになります。皆さんには、どんどん新しい経験を積む機会があります。ぜひ、できることをどんどん増やしていってほしいと思います。そして、さらにその中で得意なこと、打ち込めることを見つけてそれに打ち込んでください。社会人になってから学びなおすことだって可能です。
 あなたたち一人一人は、決して無力で小さな存在ではないのです。自分の可能性に自信を持ってください。

 東浦高校のある地元の東浦の人たちも、皆さんのことをちゃんと見ています。そして、東浦で学んだ皆さんの活躍と幸せを願っています。
 どうか、学び続ける人、明日に向かって努力する人、夢を大切にする人、そして他人を思いやれる人、人と一緒に幸せを感じ取れる人になってください。

 さて、今度の参議院選挙から選挙権年齢が18歳に引き下げられます。自分なりの判断でだれに投票するかをしっかり考えて投票所に向かってください。選挙権は自分たちの住む国やまちの未来を自分の意思で選ぶためにあります。
 みなさん方は一人の個人として、自分たちの住むまちで、生活し、自分たちのまちのことを自分たちで考えて、決める、まさに生活者、当事者、そして主権者なのです。お金を稼ぐようになると社会を支える納税者にもなります。一人の個人として、自分なりに情報を集め、自分の意見を持ち、自分で判断する、社会の中で生きる立派な個人に育ってほしいと思います。

 最後に、保護者のみなさん、教職員のみなさん、これからも彼等を、ときには優しく、ときには厳しく見守っていただきたいと思います。

 本日はご卒業本当におめでとうございました。

平成二十八年三月一日

東浦町長 神谷明彦

Higashiura_sotsugyo_20160301con

体育館の壁には3年生が毛筆で書いた校歌が掲げられていました。

 

|

« 3月定例議会(平成28年第1回定例会)の日程と一般質問 | トップページ | 岩手県大船渡市を舞台に繰り広げられるNHKのドラマ「列車コンで行こう」が放映されています。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東浦高校の卒業式でした。:

« 3月定例議会(平成28年第1回定例会)の日程と一般質問 | トップページ | 岩手県大船渡市を舞台に繰り広げられるNHKのドラマ「列車コンで行こう」が放映されています。 »