私たちの住んでいる街の地下にこんな水路が!!
今の子どもたちは知らないと思いますが、昔は、小川やドブが市街地の地上を流れていました。今では見当たりません。いったいどこに行ってしまったのでしょうか。
実は、道路の下などにもぐっているのです。
そんな地下を流れる水路を実際に歩いてみようと、暗渠探検を開催しました。名付けて「ワクワク!ハラハラ!地下トンネル探検会」。昨年度初回は緒川小学校区で実施しました。今年度は、卯ノ里小学校区で親子の参加希望者を募りました。
開催の趣旨は、「子どもたちの好奇心、想像力を伸ばす。川やドブがどうなっているかを正しく知る。(昔はどうなっていたかも知る。)現地体験することによって、身を持って増水時の危険性を理解する。行政の仕事を子どもたちを含む住民の皆さんに理解していただく。」ことです。
さあ、集合地点でガイダンスをして、地下潜入地点のマンホールに向かいます。西本坪地区から地下水路に降りて、阿久比川との合流点近くにある寿久茂の調整池までの約480mの地下探検です。途中、酸欠を防ぐために念のためブロアーを設置しています。
さあ、ここから地下潜入。一家族ごと歩いて暗さを実感してもらいます。途中で枝分かれがあったらどうしましょう??
途中、石灰分が溶けた鍾乳石のようなものがあったり、地下水が噴き出ているところがあったり。ちょうど、県道と交差するところで、水路は、地下埋設された水道の本管の下をくぐるために階段状の急勾配を降ります。
もう少しで調整池まで出られます。出たところで、今日のおさらいと治水、防災についてのお話し、そしてちょっぴり宿題も出しました。
| 固定リンク
コメント