乾坤院の火災後の様子と堅雄堂の調査
消防と警察の現場検証が終わり、火災現場の後片付けが始まりました。本堂と座禅堂の残骸はほぼ撤去され、4月5~6日に本堂の奥にあった堅雄堂の焼け跡の調査を行いました。堅雄堂も全焼し焼けた柱と梁を残すのみとなっています。その下に積もった灰の中に、堅雄堂に安置してあった水野家三代の位牌や木像の一部でも残っていないか教育委員会生涯学習課(文化財担当)の職員が入念に調べて、形のありそうなものを郷土資料館に搬入しました。
総門から乾坤院に入るところ。この奥に山門と焼失した本堂などがあります。
堅雄堂側(本堂奥の高台)から本堂跡と座禅堂跡を見たところ。焼け跡の片づけが進んでいます。
座禅堂跡から堅雄堂を見たところ。炭化した柱と梁のみが残っています。
焼け跡から見つかった水野忠政・忠善座像の一部と位牌の一部。
焼け跡から見つかった瓦の一部。
下の写真は、火災前の堅雄堂の外観と内部。
堅雄堂は、寛文10年(1670年)、岡崎城主だった水野忠善が、先祖菩提供養と曾祖父にあたる水野忠政を顕彰するために建立した堂。忠政の法名「大渓堅雄大居士」にちなんで堅雄堂と名付けられました。3間4面、回り縁付宝形造り本瓦葺の堂内には、建立時に奉納された忠政像と忠善像が安置され、水野氏歴代の位牌が祀られていました。
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