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2016年5月

2016/05/31

ひだまりカフェに行ってきました。

先週金曜日のひだまりカフェの様子です。ひだまりカフェは、毎週木・金オープンですが、木曜日は特に(利用者は限定しませんが)認知症の当事者と家族を対象に相談も受けられるようにしています。金曜日は高齢者だけでなく様々な方がいらっしゃって交流することを主眼としています。気軽にお越しください。

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次回6月3日(金)のひだまりカフェでは、押し花講座の企画も用意しています。

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5月12日にオープンした木曜日のひだまりカフェの様子が知多メディアスで放映されています。

Hidamaricafemedias20160512 http://www.chitamaru.jp/chitamaru_info/News/news_detail.asp?Seq=7173

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2016/05/30

豊中市社会福祉協議会 CSW 勝部麗子さんのお話し

先々週、民生委員・児童委員の皆さんと研修旅行に行ってきました。民生委員の皆さんが自分たちのお金を積み立てて、互いの懇親と勉強を兼ねた旅行です。毎年誘っていただいて、私は今回で4回目となりました。いつもとても勉強になる旅程で楽しみにしています。

 民生児童委員協議会1泊研修1日目 長岡へ
 http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2013/05/post-d20b.html

 民生児童委員協議会1泊研修2日目 山古志
 http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2013/05/post-a8f7.html

 民生委員・児童委員の皆さんと松阪市を訪ねました。
 http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/05/post-7267.html

 大津市雄琴学区の地域ケア会議
 http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/05/post-6b17.html

 

今回は、大阪の豊中市社会福祉協議会を訪ね、NHKドラマ「サイレント・プア」のモデルにもなったコミュニティソーシャルワーカー(CSW)の草分け的存在、勝部麗子さんから直接お話をうかがうことができました。

・勝部麗子さんの仕事の流儀(NHK「プロフェッショナル」のサイト)
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0707/

・勝部さんらCSWの活動がモデルになったNHKドラマ「サイレント・プア」
http://www.nhk.or.jp/drama10/silentpoor/html_silentpoor_midokoro.html

昨年のちょうどこの時期に放送されたNHKドラマ「サイレント・プア」。ドラマの舞台設定は東京ですが、勝部麗子さんら豊中市社会福祉協議会のCSWの活動がモデルになっています。9回シリーズの第1話を行きのバスの中で観ました。制度の狭間にある困難ケースに深田恭子扮するSCWが立ち向かいます。彼女の決してあきらめない姿勢が、当事者と少しずつ心を通わせていく、涙と感動のお話しです。
第1話では、ゴミ屋敷の老女の心を開かせて、なぜゴミを溜めるのか、なぜ捨てられないのか根の部分を知ろうとします。周囲から見れば臭いゴミでも、所有者がゴミと判断しない限りは捨てられません。ゴミでなければ役所の環境課も手を出せません。さらに言えば、仮に強制的に片づけたとしても、ごみを溜めるその根の部分をほぐさない限りは、同じことが繰り返されます。近所の住民も文句を言うだけでなく、一緒になって片づけて、その後もみんなで見守る、老女を孤立させない仕組みづくりに挑みます。

以下は、勝部さんのお話しの要約です。

 

豊中市は、昭和11年に市制施行。今年80周年。文化庁表彰も受けた「文化・教育都市」。
36.6㎢に約40万人が住む。高齢化率25%。41の小学校区の内には、千里ニュータウンのように特に高齢化が進んだところもある。
千里ニュータウンはかつて夢の2DKだった。エレベータなしの5階建てが立ち並び、高齢化率は37%にもなる。そこが今、建て替えで人口が増えている。
市内のマンション人口は63%もある。多くは管理組合があっても自治会がない。そこで、管理組合同士のマンションサミットなどを仕掛けて社協につながってほしいと思っている。
小学校区の福祉委員会は約1万人に1つある。

豊中市は、平成16年から地域福祉計画を策定しており、現在の地域福祉計画(平成26年~30年)は第3期目。大阪府は、複雑化する福祉の課題に対応するために、全国に先駆けて平成16年からコミュニティソーシャルワーカー(CWS)を府下の市町村とともに設置してきた。

高齢者・障がい者・児童・生活困窮、4つの福祉を行政サービスでやってきたが、少子高齢化、核家族化、個人情報のクローズド化が進んで様々な困難が出てきた。また、60歳の人は高齢者福祉を受けられない。制度の狭間の問題や、認知症の高齢者と発達障害の子どもを抱えた一人親世帯など複合的な問題もたくさん見受けられるようになった。そこで、平成12年に社会福祉法が改正され、平成15年から地域福祉計画の策定が努力義務となった。
豊中市では早くから協働・公民連携で5年毎の地域福祉計画を策定し、現在、
第3期計画に入っている。

第1期計画では、小学校単位で、民生委員、地区社協、校区社協が協力し合って、福祉なんでも相談窓口を開設、これをコミュニティソーシャルワーカー(CWS)がバックアップする仕組みをつくった。それぞれの関係者に研修を受けてもらって、属人的に終わらないための仕組みづくりが必要だ。
13年間で35のプロジェクトを立ち上げ、公民で考え行政が事業化するやり方で、制度や事業をつくりあげた。ゴミ屋敷問題を福祉の視点で解決したのもその一つだ。

孤独死の問題にも取り組んだ。会話のないのはつらい。CWSが話し相手を募集するなどして見つけて紹介する。
新聞配達、酒屋、郵便配達など見守りには民間事業所の協力を仰ぐ。
マンションオーナーの高齢者が餓死した事件があった。困っていても「人の助けは要らない」とSOSを出せない(出さない)人がいる。本来救える命だ。
CWSは15人。3万人に一人の割合なので、やはり民生委員の協力は大事だ。

豊中は、もともと地元の人は1割しかいない。千里は一面の竹林だったから神社・仏閣はない。祭もなければ、農作業などの共同行事もなかった。だから地域をつなぐ単位は小学校だった。この中に各種団体があって、それらを個々につないで昭和50年代から校区福祉委員会(地区社協)をつくった。地区社協の予算は300~400万円。収入は会費約100万円と事業収入、府・市からの補助金50万円ほど。
震災で17万世帯のうち1.5万世帯が全半壊した。4000人が避難所に。そして、仮設住宅に入るときにコミュニティ破壊が起きた。仕事もお金もない、50代の人など、孤独死が出た。このとき、人はコミュニティを失うと死ぬのだと思った。
仮設住宅に住む父子家庭の父から「子どもが不登校になった」と聞いた。この父親は子どもを残して朝早く仕事に出る。コミュニティを失って、近所に住む人が子どもを起こしてくれなくなったのが不登校の原因だった。それで、近くの住所の子どもに朝ピンポンを押してもらうことにした。
仮設住宅から戻るときにもまたコミュニティを失う。災害が起きてから如何にまちをつくるかがカギになる。小地域福祉ネットワークづくりを校区の中でやってくれそうな人を選抜した。

一人暮らしだけでなく、老-老介護、認-認介護、8050問題(80代の親と独身無職50代の依存型同居)はもっと大変。
制度の狭間にいる人は、制度のどれにもピッタリ収まらないから。美しい譲り合いのタライまわしに遭う。問題を掘り起こしても埋め戻す。見て見ぬふりになる。
発見力があっても出口が見えない。だから解決力のためにCSWが必要になる。
サービスがないものを解決しようとしたら、住民と行政が互いに歩み寄るしかない。または、新しい仕組みをつくらねばならない。

ゴミ屋敷の問題は、通常、環境部(環境課)の所管だが、本人がゴミと言わないと環境課は動けない。じゃー、民生委員さんなのか?
困った人(周囲が迷惑する人)=(本人が)困っている人でもある。ごみ問題に犬問題が加わるケースもある。
間に立つ民生委員が、厄介者扱いするか、困っている人の側に立つかで地域は大きく変わる。まずは、近所のボランティア協力だ。近所の人が協力しているのに、文句を言う人は言い辛くなる。みんなで片付ければ、みんながつながる。見守りにもなる。元に戻らない歯止めになる。強制代執行よりもよほど効果的でお金もかからない。

徘徊SOSメールもつくった。

20~40代の引きこもり約2300人が豊中は居る。この人たちをどうやって社会に戻すか。
2時間出てきたら1000円渡します!出てくると得になることを考えた。そして、出て来た人がコマ漫画をつくる仕事を考えた。この漫画がNHKの目に留まって、ドラマ「サイレント・プア」の企画につながった。

8050問題では、こんなことがあった。80代の父と50代の娘の世帯で、夏に高齢の父が亡くなった。臭いが周囲にわからないように部屋に目張りをしたため、娘が熱中症で亡くなった。

民生委員は素晴らしい活動で、民生委員の方からたくさんのことを教えてもらった。しかし、民生委員が1人1地区担当でやるのはつらい。地域のローラー作戦をやったおかげで複数の人が一緒に動くようになった。役所の職員だけでは無理。地域を知っている人がいないと。民生委員の制度は外国でも注目されていて、“交番”のように英語でも通じるそうだ。
申請主義(待っているだけ)では無理。「出向く福祉」「見つけ出す福祉」が必要だ。早くおせっかいを出した方が早く回復する。予防的な福祉だ。

「NHKのドラマでは、主人公が抱え込んだ過去の体験が人を救う原動力になっている設定だが、勝部さんはなぜ人を助けることにそこまで情熱を注ぐのか?」と質問される。お話ししたいけど時間が足りない。お話しするには皆さんとお酒を飲んで一晩語り明かさねばならない。

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※豊中市社会福祉協議会の活動については、下記参照。

http://www.toyonaka-shakyo.or.jp/nav/nav_chiki/csw

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/18550/00156635/siryou1.pdf#search='%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%81%94%E3%81%BF%E5%87%A6%E7%90%86%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88'

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002cdx6-att/2r9852000002ceat.pdf#search='%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%81%94%E3%81%BF%E5%87%A6%E7%90%86%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88'

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2016/05/29

今週末、土・日の出来事

コミュニティ連絡協議会総会があり、来賓として出席しました。各地区コミュニティ役員の連絡組織の総会です。
これまで、会長(久米緒川コミュニティ会長)を中心に、各地区のコミュニティ会長同士で連絡協議会のあり方を考えてきました。各地区には(長は同じですが)コミュニティ、連絡所、区の機能があって、それぞれお金が動いています。そのお金の流れを見直して、使い道の適正化をしてきました。会計の仕事を役場のコミュニティセンター職員に任せてきたところは、本来、地域住民の手に戻す必要があります。
28年度は、業務の流れを見直していきます。親睦行事中心の活動から、地域の課題解決中心の活動にシフトしていく必要があります。地域の祭礼はどうするか、飲み食いの取り扱いをどうするか、明確化することも課題です。5年くらいかかるかもしれませんが、地域でできることは地域でしていく方針が示されました。
今後は、各地区のコミュニティ会長同士で意見交換すること、また、昨年度行ったように各地区の部会同士の活動状況の情報交換会を必要に応じて持つこと、よって今回をもって連絡協議会総会の形式は廃止することが決まりました。

NPO法人 絆 の総会は会員さんたちがたくさん集まってにぎやかでした。総会の後は、いつも講演会などの企画があります。今回は、広島からいらっしゃったアルツハイマー型認知症当事者の竹内さんと傾聴役の小菅さんの掛け合いでした。仕事でブイブイ言わせていた竹内さんが心身の不調で会社を辞めなければならなくなって、若年性認知症の診断を受けたどん底状態から、前向きに自分のしたいことをしようと決めて生き生きしてきた今日までのお話しでした。聴いていて認知症とは気づきませんが、同時にいくつもの話題を出さないように対話は一問一答にしてありました。

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日曜日は、各地区で530運動をしました。自宅近所のここはいつも草刈が追い付かないので、草刈だけ先に済ませてありました。今回は楽チンそう。
と思ったら私より20才も年上の近所のおじさんが「フェンスの中のムクの木やイバラも伐るぞ」とフェンスを軽々と乗り越えていくではありませんか。やめときましょうと言うわけにもいかず。おかげで、いい運動になったし、何より辺りがスッキリしました。ありがたいことです。

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於大公園このはな館で開催された「昭和歌謡を楽しむ会」は大盛況でした。昭和30年代の歌がたくさん出てくる懐かしの歌声喫茶。住民有志による企画・運営です。

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2016/05/28

主要国首脳会議の関連イベントがありました。

中部国際空港で、伊勢志摩サミットに出席するキャメロン英国首相を藤江小学校6年生の児童2人が出迎え、花束を贈呈したことが新聞に大きく載りました。

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名古屋市内で行われたサミットアウトリーチ国歓迎レセプションでは、県内の酒蔵の日本酒が振る舞われ、東浦の原田酒造(生道井)さんが会場で鏡開きとゲストへのサーブをしました。

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2016/05/27

独自のアイディアと情熱で赤字のローカル鉄道を観光客が押し寄せる路線へと転換した いすみ鉄道社長 鳥塚亮さんのお話し

いすみ鉄道社長の鳥塚亮さんの講演を聴く機会がありました。
鳥塚さんは、昭和35年生まれ。子どものころから鉄道ファンで、鉄道の運転手か旅客機のパイロットになるのが夢でしたが、国鉄経営不振や航空不況のために採用は叶いませんでした。学習塾講師から、大韓航空と英国航空の旅客・運行部門を経て、平成21年にいすみ鉄道の社長公募で選ばれ同社社長に就任。独自のアイディアと情熱で赤字のローカル第三セクター鉄道を観光客が押し寄せる路線へと転換し、全国から注目を浴びています。
以下は、私なりにメモった講演の要旨です。

 

房総半島のローカル線が全国区になった。ローカル線はいわば劣等生。昔のガキ大将が大物になったりするように、劣等生だけに大きく化けるチャンスもある。

テレビでローカル線の旅をやると視聴率が上がるのはなぜだろう?
普通の人は、ローカル線で駅弁を思い浮かべる。そして、地域の食材、酒、温泉、人情などを連想する。これは都会に訴えるツールだ。
いすみ鉄道は、菜の花に黄色いボディー。私は「ローカル線は観光資源」と思う。資源とは未完成品だ。これをどう磨くかが地域に求められている。
鉄道が生きていくには人口が必要だ。20~30kmの長さの路線なら人口10万人いればやっていけるが、いすみ鉄道の沿線人口はせいぜい3万人だ。
でも、私にはローカル鉄道があれば観光産業が発達するという信念があった。羽田からアクアラインを使えば50分で行ける千葉の山の中にローカル線かある。いけるんじゃないかと思った。

航空業界には、もう40年間もずっとローカル線問題がくすぶり続けていて、その状況は変わっていない。7年前に、いすみ鉄道の社長になった時、決めた方針がある。アインシュタインが言ったという言葉に“Doing  the same thing over and over again and expecting different results is insanity.”というのがある。同じことの繰り返しでうまくいかないのにやり方を変えないのは、愚の骨頂ということだ。
いま、自分のブログは1日2万件のアクセスがある。財務官僚も見ているのだろう。財務省の市ヶ谷の研修所で課長・係長級研修の講師を頼まれた。石破地方創生担当相もいすみ鉄道を見に来た。カンブリア宮殿でも紹介された。
私以外にも、いま3セク鉄道には旅行社やIT業界出身の社長ががんばっている。

これまで「廃止反対」と唱えるだけの運動で残った鉄道はない。30年前に国が廃止すると言った時に国吉駅の地域の人たちが「自分たちでやる」と立ち上がった。3セク鉄道のある地域は、地域で鉄道を残した気概がある。「もっと○○しろ」ではなくて「自分たちでやる」が必要だ。
いすみ鉄道の駅は全部無人駅だ。最初に私が国吉駅に来たとき、地元の人たちが勝手に掃除をしていた。おばちゃんに聞いたら「駅はまちの玄関口、汚かったらお客さんに申し訳ない。」と言った。鉄道の経営をダメにしては、この人たちが浮かばれないと思った。
自分はアングロサクソンの経営にどっぷりつかってきたが、アングロサクソン式は通じない。ここでは、アングロサクソン式こそ“insanity”だと思った。「まちの人たちを喜ばせなきゃ。だったらお客さんを連れてこないと。」と思った。

普通の鉄道を使う目的は目的地に行くことだ。これに対して、観光鉄道は乗ることが目的だ。乗りたくなる車両を走らせることが必要になる。
SLを走らせれば100%成功する。しかし、初期コストが5億円かかる。今はやりのデザイン列車も3億円はかかる。零細企業にはとても無理。
お金をかけて勝負するなら大企業が勝つ。お金をかけない方法を考えなければならない。

いすみ鉄道は、連結なしのワンマン1両で運行するレールバスだ。菜の花畑の中をかわいい車両が走る。ならばムーミン列車にしようと思った。といっても、サイドにムーミンのステッカーを張っただけだ。これをバスでやっても幼稚園バスにしかならない。鉄道だからこそテレビや雑誌が注目してくれる。
それも、女性向けファッション雑誌「OZ magazine」が「かわいい電車の旅」として紹介してくれた。今の女性はお金を持っている。鉄道を「男の趣味」として売り込むのは「今までのやり方」だ。
地元も黄色いTシャツの応援団をつくってくれた。いすみ鉄道沿線はいつのまにかに「房総のムーミン谷」になって、観光バスのルートにも組み込まれるようになった。でも、鉄道に乗るだけなら100円ビジネスだ。これにおみやげを加えると1000円ビジネスになる。さらに、いま1万円ビジネスを考えているところだ。

テレビも呼んだ。マッサンのエリーさんや加山雄三とのトークが放送されたし、森田健作知事も来た。吉永小百合出演の映画のロケもやった。観光のオフシーズンとなる真冬にも女性が写真を撮りに来るようになった。そうすると男も来るようになる。(その逆はないけど。)
それで、旧国鉄型ディーゼルで男も呼ぶことにした。昭和40年製キハ52をほとんどタダ(残存簿価)で買った。ただし輸送に600万円、車検を通すのに2000万円かかった。
地元の人は旧型車両を買うのに反対だった。田舎の人は古いものが嫌いだからだ。それだから、日本全国がつまらない小東京になってしまった。
昭和のディーゼル、加えて、まちも昭和。ついでに、昔すれ違いに使われていたタブレットの受け渡しもやってみた。無人駅で、わざわざ東京から来たボランティアの人にやってもらった。

これまでの鉄道会社はホームにカメラを持った人が入ることを迷惑がるのが当たり前だった。いすみ鉄道は撮り鉄さんに来てほしいと言ったら、初めて鉄道会社にやさしくされたと喜んでくれた。それを、インターネットに写真、文章付きで拡散してくれた。

昭和41年製のオート三輪も来て、人だかりができた。昭和39年製のボンネットバスも来た。古い車に乗った個人や、フォークソングを歌う人も来るようになった。そこで、フォークソング列車を走らせた。ジャズ列車、結婚式列車なども走らせ、収入が増えてきた。
「何もなくてつまらん」と文句を言う人も出てきた。都会から上から目線の人が来て、田舎の人が下から目線で謝る構図は良くない。だから「ここには『なにもない』があります」という何もなくて当然のポスターをつくった。万人受けはしないけど、価値が分かる人だけ来てほしいというメッセージだ。
そうすると、撮り鉄はすぐに来る。鉄道とまわりの景色も一緒に撮るので、地元の人たちも良い景色を教えてもらえる。
ポスターを撮った場所が観光スポットになる。お金がないからこそできたことだ。

もう1台、急行型キハ「外房」を買った。日帰り観光地は雨が降ったら客が来ない。「雨の日スペシャル」と称して、雨の日は「そとうみ」「うちうみ」などヘッドマークを変えることにした。そしてネットで「今日のヘッドマークはコレ」と流した。そうすると、その日に東京から写真を撮りに来る人がいる。
スーパーが雨の日にポイント2倍セールをやったり、居酒屋がビール半額セールをやるのと同じだ。時刻表の出版社とタイアップして「時刻表50周年」のヘッドマークもつくった。

3年前から列車の中で地元の鮮魚を使ったイタリアンを始めた。近くの大原漁港はイセエビの漁獲日本一だ。ワイン込みで1万6千円にしたら予約でいっぱいになった。1本650円のチリ産ワインを出すからたくさん飲まれても大丈夫。これはアメリカン航空の成田-ニューヨーク便のファーストクラスで出されているものだ。日本人はワインを舌ではなくて頭で飲むから、「アメリカン航空セレクション」とメニューに書いた。値段は言わないほうが良い。
日曜日はイタリアン、土曜日は2人3万円で鮮魚を使った和食を出す。これで地元の旅館が立ち直ってしまった。いすみ鉄道で料理を出していると報道されたら泊り客でいっぱいになった。

いすみ鉄道はお高くなったとネタミも出たから、カレー列車も始めた。ポーク、チキン、ビーフの3種類の列車の写真がジャケットになったレトルトカレー。名付けて「キハカレー」を「昭和に食べた懐かしい黄色いカレー」と謳っているが、美味しいとは言わない。値段も味も食品メーカーの商品にはかなわないからだ。あくまでもブルーオーシャンで戦わねば。
そんなカレーでも列車で食うと旨い。そしておみやげも買う。6000箱は売れた。

終列車が終わってから「夜行列車」を走らせることにした。片道26.8km、50分なので3往復もすれば朝になる。乗るための夜行列車もありだと思った。
乗る前に夕食付きで、10時に出て朝6時まで、4人掛けの直角シートで、1万5千円。それでも満席になる。もちろんワンボックスに1人なので2両で40人、鉄道マニアは通常なら4人分の切符が要ることを知っているので、「安い」「疲れた」という充実を感じてくれる。冬場に3~4回の運行をしている。

「700万円払ったらあなたも鉄道の運転手になれる」というキャンペーンも始めた。鉄道の運転手のみ、受験資格が鉄道係員であることという規定がある。40代・50代の運転手になりたくてなれなかった自分と同じ年代の人、鉄道学校を出てる人、大手自動車メーカーの人や学校の先生も集まった。そうしたら、「安全を何だと思っているのか?」という批判をもらった。自分のお金と時間を使ってまで資格を取ることのどこが問題なんだろう。

なつかしい駅弁の立ち売りも始めた。列車の窓が開くからできることだ。東京の大手企業のサラリーマンが毎週弁当を売りをやりに来る。
そんなことが評価されてか、リーチ・マイケルさんと一緒に日本PR大賞をいただいた。

釧網本線の茅沼駅はJR北海道の駅だけど、私が所有している。国鉄清算事業団の売り出しで買った。日本で唯一タンチョウ鶴が来る駅だ。オーナーになって今ごろオレの駅が気になることに気づいた。駅に想いを馳せることをビジネスにできないかと考えた。
それで、由利高原鉄道、北越急行と一緒にNTTと組んで、
ローカル鉄道.comというライブカメラを付けた所からお金をもらえる仕組みを作った。

ネットで枕木オーナーを募って、1年5000円で枕木にネームプレートを付けるしくみも作った。大阪府貝塚市の水間鉄道の社長から真似ていいかと聞かれたので快諾した。さすが関西人、彼女は枕木の両側にプレートを付けたらしい。ローカル鉄道は商圏が重ならないから成功も失敗も共有するのが当たり前になっている。

鉄道に想いを馳せる人がある。鉄道=地域である。これを地域の人たちは理解すべきだと思う。
自分が学生の頃、国鉄木原線上総中野駅で撮った写真がある。そう、今はいすみ鉄道の駅になった。子どものころに行った場所は自分にとって大事な場所だ。
子どもたちに遠足に来てもらう。子どもたちに駅を掃除してもらう。それが将来の想いにつながっていくのだと思う。

 

いすみ鉄道 社長ブログ(お奨めです!)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/

鳥塚さんに関するインタビュー記事
http://news.goo.ne.jp/article/senkei/bizskills/senkei-20130924-01.html
http://www.meiji.net/st_introduction/graduate/vol38_akira-torizuka

いすみ鉄道株式会社
http://www.isumirail.co.jp/

パシナコーポレーション(鳥塚さんが社長を務める鉄道DVD製作会社)
http://www.pacina.co.jp/

 

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2016/05/26

地方の取り組み紹介サイト、「ジモトのココロ」が結構おもしろい。

地方のユニークなまちづくりを紹介するサイトです。

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http://jimococo.mag2.com/shikoku/tokushima/kamikatsucho/900

上勝町は、昔からいろいろユニークなことをしているところで、ゼロウェイストについては私も昔、議会の一般質問で取り上げたことがあります。

以前から興味を持っていたところなので、3年前に高知を旅した時には少し足を延ばして上勝まで行ってみたいと思いました。しかし、四国山地の山道は思った以上にタフ(わざわざ選んだと言った方がいいかも?)で、帰りの電車の時間までに戻って来れなさそうだったので断念しました。次の機会に再挑戦したいです。

お隣の神山も面白そうです。なかなか行けないのですが、一度ゆっくり旅をしたいと思っています。

ところで、このサイト。上勝に限らず、地方のユニークな取り組みが出ていて面白いと思います。

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2016/05/25

良いお話しだと思いませんか!

これ、いい話しじゃないですか?

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http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/400/215852.html

心が落ち着くというか、なんなんだろうね、この感覚。

 

これも、いい話しです。

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http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/400/239235.html

この方の世界観が伝わってきて、厳しさと温かさを感じる文章ではないでしょうか。人間は一人では生きられないと言います。確かにそうなのでしょうが、何事もつるむだけではなくて、ひとり自然と対峙する、そんな自分の世界をしっかり持った人は強いと思います。

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2016/05/24

今日は暑かったです。

午前中は、保育園母の会連絡協議会がありました。町立保育園の母の会の活動情報交換会です。それぞれの園で、お母さんたちが工夫して活動をしています。お父さんコーチのランニング指導を受けて、親子で東浦マラソンに参加しようというアイディアもありました。
午後からは、於大まつり推進協議会。先月開催した第23回於大まつりの会計報告と反省をしました。町の負担金660万円に繰越金を合わせて、総額約710万円で於大まつりを実施しました。反省点として、行列の出発式の様子が多くの参加者から見えないことから、橋の上で出発式を行えないかなどの指摘がありました。次回の於大まつりは来年4月15日の開催予定です。

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サツキが咲いています。

サツキとツツジは、どこで見分けますか?
ウソかホントかはわかりませんが、新葉が出てから花が咲くのがサツキと聞いたことがあります。

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2016/05/23

広域消防と土地開発公社の会議で、半田に行きました。

知多中部広域事務組合(半田市、阿久比町、武豊町、東浦町で構成する広域消防)の議会があって半田消防署に来ました。早く着いたので、望楼に上がってみました。望楼といえば、昔は消防署に必須のアイテムでしたが、現在は常時使われていません。高さは30m余、玄関からの階段は119段あるのだそうです。

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広域消防議会の議題は、半田市議会の役員構成が変わったことによる正副議長決めと、半田市職員の地域手当引上げ(3%→6%)の影響が広域消防職員に及んだ(半田市職員の給与に準ずると定められている)ことによる人件費の補正予算についてでした。広域消防の正副議長は半田市の正副議長に、補正予算は原案通り全会一致で可決されました。

そのあと、半田市役所で半田市土地開発公社の理事会が開催されました。半田市土地開発公社は、半田市と知多郡5町がそれぞれ出資をしていて、必要に応じて公共事業用地の先行取得を行っています。私も東浦町長として理事に名を連ねています。今日の議題は、理事長(半田市長)の選任と平成27年度の決算認定でした。
東浦町は、このところ先行取得した土地の在庫はありませんでしたが、平成27年度に森岡地内で1600万円ほどの用地を取得しました。今後、都市計画道路緒川南北線や藤江線において、事業進捗を図るため必要に応じて土地の先行取得を進めていくことを考えています。

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2016/05/22

今日も良い天気。午後から、よむらびサポーターズ会議、パートナーシップ推進事業の27年度実績報告会 を覗いてきました。

きょうのおだいプレーパーク
穏やかなお天気のなかでのんびり遊んでいました。

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図書館を魅力的な空間にする、よむらびサポーターズ会議がありました。
本日のお題は、
 ①東浦セミナーの振り返り&反省
 ②よむらびソング作成に向けて
 ③よむらびフェスタ参加に向けて
 ④ぐるぐる図書館in東浦 進捗状況報告と今後のスケジュール
 ⑤ぐる図書要項、コンセプト、フラッグの検討
でした。
ぐるぐる図書館のコンセプトは『人と本の可能性∞』、7月3日グランドオープンと決まったそうです。

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パートナーシップ推進事業の27年度実績報告会と28年度募集説明会をイオンホールで開催しました。報告は以下の3つの活動について。
 ・NPO法人姫街道をつくる会による NPO設立と環境保全活動
 ・NPO法人絆のよる地域における 常設型の居場所づくり活動
 ・NPO法人新青樹による プレーリーダー養成講座開催
初回ながら、いずれも比較的順調だったようです。日本福祉大学の吉村輝彦教授から、今後、補助金がなくても自立できる運営、活動が共感を生み出し人やお金が集まる仕組み、だれでも気楽にゆるく関われる仕組み、担い手を育てる仕組みを考えていく必要があるとの指摘がありました。

東浦町パートナーシップ推進事業」とは、住民のみなさんや各種団体による柔軟な発想と創意工夫を活かした提案を募り、提案団体と町が協働して実施する事業や町内で公益的な活動を行うNPO法人を応援する制度です。

28年度の申請者募集については、
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/kyodosuishin/kyodosuishin/gyomu/machizukuri/partnershipsuishijigyo/1461290681575.html
をご覧ください。

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2016/05/21

午前中は草刈り、午後から岡崎へ。

今日は朝からすごく良い天気。
久しぶりに東中スクールサポーターの草刈&総会に参加しました。校庭の草刈は、植え込みやネットが多いのでなかなか一気には片付きません。これから雑草がどんどん伸びる季節に突入です。

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自然環境学習の森では、田植えが行われました。近くにあるジャパンディスプレイの皆さんの応援もあってすぐに終わりました。次回は、5月28日(土)の午前中(9:30から)です。

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下の写真の斜面には、以前は孟宗竹がうっそうと茂っていましたが、竹を皆伐して丸坊主にしてから植林、毎年竹刈草刈を続けて数年でここまでになりました。
奥の方にあるひょろ長い木(コナラだと思います。)わかりますか? 竹林の中で生き残っていた木です。これは、以前竹林だった頃、日光を求めて上へ上へと必死で伸びようとしていたことを物語っています。

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夕方は、岡崎市の若手職員有志がプロデュースする空き店舗撲滅運動&商店街活性化アジトへ。岡崎と東浦の地酒を持ち寄って、「ここやる 東浦町コラボ 岡崎市と東浦町の日本酒を飲む会」と名付けた交流会。とてもとても盛り上がりました。
彼らは、商店街の中の一つの空き店舗を借りて、そこで、次々にセミナーや交流会を企画。地元の人たちと他地域の交流と賑わいをつくります。やがては新たな賃借人が現れて店から追い出されるのが当面の目標だそうです。
お酒もたくさん聴けましたが、いい話もたくさん聴けました。東浦の人たちも元気と刺激をもらったと思います。

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2016/05/20

広域の要望団体の総会が続いています。

このところ、境川・猿渡川水系改修促進同盟会、衣浦港整備促進期成同盟会、衣浦西部下水道推進協議会など、広域の河川改修、港湾整備、下水処理に関する要望団体の総会が続いています。どれも、構成市町が一定の負担金を出し合い、事業進捗の要望活動や職員の研修などを共同で行っています。その活動報告と決算承認がありました。

5月18日は、境川・猿渡川水系改修促進同盟会の総会でした。ここでは東浦町は年間6万円を負担、加盟9市町で総額70万円程度の予算を使って、国・県への要望活動と研修をしています。東浦町に関わる県の河川改修事業としては、県道大府刈谷線の刈谷境橋と県道名古屋碧南線の境川橋などを架け替えて、境川・逢妻川の河道を浚渫する事業、五ヶ村川と横根川の背割り堤撤去と排水ポンプ場の設置事業を進めているところです。また県では、住民向けのハザードマップ作成支援河川流域情報の公表など、ソフト施策も行っています。

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5月19日は、衣浦港整備促進期成同盟会の総会でした。東浦町は年間7.2万円を負担、加盟8市町で総額230万円ほどの予算を使って、国・県への要望活動と研修、衣浦港パンフレットの作成などをやっています。東浦町に関わる港湾整備事業は、東浦みどり浜緑地の整備のみです。

5月20日は、衣浦西部下水道推進協議会の総会でした。ここは、職員研修と要望活動だけでなく、下水道の普及啓発活動と下水処理場の運営についての協議をしています。東浦町は年間約2万円の負担金で、加入5市町で総額35万円ほどの予算を使っています。
下水処理場では汚水をバクテリアで処理した際に生ずる活性汚泥を焼却し、焼却灰の一部をブロックの原料に再利用しています。平成33年には東海市・知多市・常滑市からも活性汚泥を搬入、共同で焼却処理する予定です。
敷地の東には約17400㎡の遊休地に約1MWの太陽光発電施設を建設中です。その奥の敷地外で建設中の鉄骨製塔屋は、サミット半田パワーが手掛ける7.5kWのバイオマス火力発電所のボイラー建屋です。

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2016/05/19

地域福祉計画を策定しました。

急速に少子高齢化や核家族化が進む中、地域の問題としても、ひとり暮らし高齢者の増加、地域間関係の希薄化、地域活動の後継者不足が顕著になってきています。すべての方が地域で安心して暮らせるまちづくりのため、住民、地域、関係機関、行政それぞれが持つ力を発揮し、連携協力して地域福祉に取り組むことが重要です。

東浦町地域福祉計画は、平成28年度から32年度までの5年間を計画期間とし、支える、支えられる一方的な関係ではなく、すべての方がお互いに支え合う地域、みんながみんなの力になれる集える地域をめざし、基本理念を「みんなが 笑顔で支え合う 集えるまち」としました。
また、基本理念を達成するため、「居場所」「安心」「協力」「思いやり」をテーマとした4つの基本目標
①身近な人との交流を深め、自分を必要としてくれている居場所があるまち
②専門職の連携により、「地域包括ケアシステム」が構築され、安心して生活できるまち
③身近な困りごとを発見しあい、解決に動くことのできる小地域ネットワークのあるまち
④誰もが福祉への関心や理解、知識を持ち、「福祉意識」が高い、どんな人にもやさしいまち
を設定して、子どもから高齢者までのすべての方が生きがいを持つことができるまちづくりを目指します。この計画の施策の展開は、福祉分野の効果だけにとどまらず、地域全体の活性化とすべての住民の笑顔につながっていくものと期待しています。

計画案は、公募3名と医療・福祉の専門職、住民代表からなる計20名の地域福祉推進委員会委員の皆さんに、居場所、安心、協力、思いやりの4つのキーワードごとの部会に分かれて、全体会8回、各部会6回にわたり熱心に議論をいただきました。それを、パブリックコメントに掛けて内容を修正したのち、今年3月に地域福祉計画を策定しました。

高齢者、障がい者の増加、子育て支援の必要性、経済的な困窮などの他にも、引きこもり、孤独死、自傷自殺行為、ドメスティックバイオレンス、虐待、ごみ屋敷など、新たな社会問題が浮かび上がっています。これらの問題は家庭の問題として表面化しにくく、見逃されがちです。このような「制度のはざま」で困っていても、声を上げることのできない方が少なからずいることが考えられます。地域福祉計画には、積極的に地域に出て行って、困っている人のSOSを発見し、個々の困難ケース毎に関係機関とつなぐなど、地域と連携して解決策を見つけ出すコミュニティソーシャルワーカーの設置、コミュニティソーシャルワーカーと生活支援コーディネーターの一体化なども盛り込んでいます。

東浦町地域福祉計画の詳しい内容については、
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/17/chiikifukushi_plan.pdf
をご覧ください。

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このブログ、および東浦町のホームページに、以下の関連記事があります。

・地域福祉推進委員会
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/06/post-b266.html

・地域福祉を考えるシンポジウムを開催します!
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2016/02/post-d8e2.html

・地域福祉計画(案)およびパブリックコメント結果
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/fukushi/shakaifukushi/public_comment/1455711983195.html

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2016/05/18

自然環境学習の森で田植えをします。

自然環境学習の森の田植えのお誘いです。
今年は暖かいせいか、苗の成長が早いため、昨年よりも一週間早く開始するそうです。たくさんの人手が必要になります。
田植えをしてみたい方、泥んこになって健康的な汗をかいてみたい方、参加してみませんか。お手伝い募集中です。

 5月21日(土) 9:30~
1枚目の田植えをします。すぐ終わると思います。時間に余裕のある方は3枚目の代掻きをお手伝いしてほしいです。

 5月28日(土) 9:30~
3枚目の田植えをします。こちらは面積が広いのでたくさんの人数が必要です。もし、時間があれば4枚目も田植えをします。

※近くに水道水の出る水場があります。

 

自然環境学習の森の様子については、自然環境学習の森(ごろちんの森)応援ブログをご覧ください。

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2016/05/17

東浦町景観計画を策定しました

平成25年9月に開かれた景観講演会を皮切りに、計5回の景観計画策定ワークショップ、途中、ぶどう農家との懇談会やパブリックコメントを挟み、計12回にも及んだ景観計画検討委員会、そして、都市計画審議会での審議を経て、平成28年4月に東浦町景観計画が策定されました。
景観検討委員会の委員を引き受けていただいた住民の皆さんや専門家の皆さんには、お忙しい中を縫って、ある時は夜にお集まりいただくなどして、真剣にまた熱くご議論をいただきました。委員長を務めていただいた名城大学都市情報学部の海道清信教授、委員の中に入っていただいた岐阜大学工学部の出村嘉史准教授をはじめ、委員の皆さんには心から感謝を申し上げます。

 

「景観まちづくり」は、この町で暮らす人々が、まず自分たちのまちの景観の良さに気付き、それを守り、活かし、創ることによって誇りや生きがいのある暮らしの空間が生まれ、それが東浦の価値の向上につながり、持続的で豊かな、自立したまちにしようという取組みです。
この計画は、東浦町の景観の特性や実態から、景観の保全や活用に向けて課題を整理し、東浦らしい景観を守り育てるための、「景観まちづくり」の方向性と、取り組むべき行動を定めるためのものです。

景観計画おいては、まちの全域について大規模行為を届出制にするとともに、4つの景観重点地区を定めて東浦に特徴的な景観を守り育てていくこととしています。まちとして住民の皆さんとともに景観に配慮していくことは、まちの誇りや魅力を引き出し、住んでみたいまちとして選ばれるまちになるためにとても重要な要素であると考えます。まだまだ景観への市民的な理解が少ない日本において、早期に景観に配慮し、市民的な合意と共通認識をつくっていくことが大切です。歴史的な建物に限らず、地形を含む自然景観、農業景観、都市的景観から、見苦しい広告物やごみのない美しいまちまで、皆さんとともに町のたたずまいを整えていきたいと考えています。

3月4日には、都市計画審議会を開催し、景観計画の策定について原案通り可決いただきました。
今後は、景観計画に基づき、景観計画の内容を具現化するための景観条例を議会のご理解をいただき制定し、条例制定と同時に景観計画を告示し、効力を持たせる予定です。

景観計画の内容および策定の経緯については、
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/higashiura_kurasu/torikumi/1455265709033.html
をご覧ください。

 

このブログにも、景観計画策定にまつわる記事がたくさんアップされています。

「景観計画策定のワークショップ」のレポート と 「景観講演会」のお知らせ
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2013/09/post-3697.html

景観講演会「景観と私たちのくらし」
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2013/09/2013-47d0.html

第5回 景観計画策定のワークショップ
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2013/12/post-ed68.html

景観計画検討委員会の委員を公募しています。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/04/post-d6e8.html

第1回 景観計画検討委員会
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/07/post-7dd6.html

第3回 景観計画検討委員会
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/10/post-4991.html

第5回 景観計画検討委員会
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/01/post-79b6.html

第7回 景観検討委員会
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/06/post-70bd.html

景観フォト&エッセイコンテスト のご案内
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/06/post-94d6.html

景観計画検討委員会(第8回)など
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/07/post-44b3.html

ひがしうらの景観を考えるシンポジウム『ひがしうらの「まちの顔」って何ですか?』 のご案内
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/07/post-8536.html

「ひがしうらの景観を考えるシンポジウム」を開催しました。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/07/post-01e7.html

景観フォト&エッセイコンテスト
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/10/post-c912.html

第10回 景観計画検討委員会
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/12/10-e4ad.html

 

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2016/05/16

登山計画作成支援サイト

おもしろいサイトがありました。
メジャーな山について、登山ルートの各ポイントをクリックするだけで、登山計画ができてしまう簡単便利なサイトがあります。ちょっと試してみては。

http://www.yamakei-online.com/yk_map/edit_clplan_yk_map.php

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2016/05/15

コンパクトなまちづくり計画

右肩上がりの時代が終焉し、高齢化と人口の減少が想定される中、これからは、高齢者や子育て世代にとって、安心でき、利便性と豊かな自然環境を両立するまちづくり、財政面および経済性においても持続可能なまちづくりが必要となります。

東浦町では、平成26年2月から住民が主体となった『しあわせなまちをデザインするワークショップ』を開催し、ワークショップで集約した意見を取り入れ、『コンパクトなまちづくり計画(案)』をつくり、議会全員協議会で説明をし、パブリックコメントを経た後に、『コンパクトなまちづくり計画』を平成28年2月に策定しました。

『コンパクトなまちづくり計画』は、元々鉄道駅を中心として徒歩で暮らせるコンパクトな都市構造を持つ東浦町の特性を生かし、高齢化が進む中で公共交通を活用して、健康で環境にも優しく住みやすいまちをつくるためのものです。計画では、鉄道駅を中心とした市街地とその伸び代を規定し、今後、駅を中心とした街づくりを進めるために都市計画道路名古屋半田線を活かした緒川新田地区の土地区画整理、都市計画道路養父森岡線を活かした緒川地区と森岡地区をつなぐ市街地整備、緒川駅のバリアフリー化、都市計画道路藤江線の東区間を延伸し東浦駅周辺の利便性の向上などに取り組んでいくこととしています。

『コンパクトなまちづくり計画』の内容と策定の経緯については、
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/toshiseibi/toshikeikaku/gyomu/toshikeikakumatidukuri/machizukuri/1452566931458.html
をご覧ください。

●このブログにおいても、開催中のワークショップの様子などがアップされています。

 ・ キックオフ・イベントとして開催したまちづくり講演会「コンパクトで住みよいまちへ」
 ・ 第1回 しあわせなまちをデザインするワークショップ
 ・ 「しあわせなまちをデザインするワークショップ」最終回と成果発表会

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2016/05/14

第4回 おだい市と東浦セミナー

おだい市&東浦セミナー 準備完了!
100%住民有志の企画です。行政の補助はありません。皆さんの自主運営、独立採算で行われています。
まもなく始まります!

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多彩なお店とセミナー、楽しめました。
特にセミナーは盛況で、行政が出展した「骨髄バンクってなに?」はほぼ満席でした。そういう意味では、今回、おだい市の方がちょっと人出が少なかったような。
東浦セミナーの風景です。

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こちらは、おだい市のようす。
笑顔のお店がいっぱいです。

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2016/05/13

昨日から東京出張でした。

昨日は、すごく良い天気でした。浜名湖あたりの景色です。空は真っ青。さぞ富士山がよく見えることだろうと期待が膨らみます。

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通常、新幹線から富士山は東京に向かって左側の窓(山側)から見えますが、静岡駅手前の駿河区用宗あたりで唯一、右側の窓(海側)から富士山が見えるところがあります。

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さらに近付いて(富士川鉄橋にて)、麓で雲に隠れてしまうのはよくあるパターンですね。

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初日の用が終わってから、全体最適の「思考プロセス」についてのセミナーを聴きに行きました。ある方が絶賛されていたので、つい参加してみたくなりました。Theory Of Constraints(制約理論)を概説する無料のセミナーで、仕事帰りに受講されていた方が多かったようです。
十分に理解はできませんでしたが、「興味のないことに直観は働かない。」「みんなで一つの事を議論して、一つの解決策が得られると楽しくなって、もう一回行こうという正のスパイラルができる。」「フィードバックサイクルを見つければコアの問題を発見できる。」「抵抗勢力は、物事を真剣に考えているのだから、応援勢力にもなりうる。」「戦略とは“what for”で、戦術とは“how”で、いつもペアになっている。」「目的とやり方の関係性を説明できなければならない。」「理由もなしにとにかくやれというのは部下への尊敬を欠いている。」など、いくつかのキーワードをいただきました。

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表参道の近くで夜食。このあたりの佇まいはさすがに凝っています。ウィンドウには不思議な実験器具やら天井からは刺さりそうなオブジェが・・・。

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2016/05/12

貿易ゲームってなに?

先日、変わったゲームを体験しました。「貿易ゲーム」と名付けられた、貿易を中心に、世界経済の動きを擬似体験するシミュレーションゲームで、自分のコミュニケーションの特性や目的達成のための戦略を学ぶこともできるゲームです。ビジネス研修や学校教育など取り入れられています。瀬戸市では小学生のキャリア教育の一環として使われているそうです。

何も知らない方がゲームの研修効果が高いそうなので、細かくは書きません。かいつまんで説明すると、発展途上国(資源国)から先進国(工業国)までのいくつかの「国」のパターンを想定したチームに分かれて、ある作業(紙を決められた形に切って「世界銀行」に買い取ってもらう作業)をします。ルールについてはゲームの管理者である「国連」から情報を得ることができます。「国」のパターンによって、持てる資源(紙)や資金や生産手段(定規・鉛筆・ハサミ)にあらかじめバラツキがあります。所与の条件の中で、様々な取引を駆使しつつ、一番お金を稼いだ「国」が勝者になるゲームです。

やってみて、自らつくり出したいろんな”思い込み”や”遠慮”や”あきらめ”が、目的の達成を阻害していることに気付きます。少し書きすぎてネタバレになってしまったかもしれませんが、なかなか面白いゲームです。

以下のサイトで「貿易ゲームの説明」を見ることができます。見るよりも、まず先入観なしで体験することをお勧めします。
http://www.interq.or.jp/www-user/hanatyan/yes/tradegame.html

貿易ゲームの実践については、facebook上などでたくさんのイベントが組まれています。(自分もそこで見つけました。)

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2016/05/11

「広報ひがしうら」、「議会だよりひがしうら」をスマホでご覧いただけます

東浦町では、より多くの皆さんに「広報ひがしうら」や「議会だよりひがしうら」を読んでいただくため、平成28年3月からスマートフォンアプリの「SideBooks(ちいき本棚)」、「i広報紙」を利用して、広報紙をスマートフォンやタブレット端末に配信するサービスを始めました。
無料アプリの「SideBooks(ちいき本棚)」、「i広報紙」をダウンロードして登録すると、スマートフォンなどで、いつでもどこでも「広報ひがしうら」や「議会だよりひがしうら」を読むことができるようになります。
ぜひ、ご利用ください。

SideBooks(ちいき本棚)」とは?
• 本棚形式になっている電子ブックです。
• バックナンバーを閲覧することができます。
• 文章上に自由に手書きメモを残せます。
• ページをめくるように閲覧でき、ページの拡大縮小なども簡単にできます。
• アプリのダウンロードは無料で行えますが、パケット通信料や回線使用料は利用者の負担となります。

i広報紙」とは?
• 最新号が発行されると、アプリにお知らせが届きます。
• バックナンバーを閲覧することができます。
• ページをめくるように閲覧でき、ページの拡大縮小なども簡単にできます。
• 気になった記事を画面上で切り取ったり、保存したりすることができます。
• アプリのダウンロードは無料で行えますが、パケット通信料や回線使用料は利用者の負担となります。
• 簡単な個人設定(性別・生年月日・お住まいの地域の郵便番号)が必要です。

詳しくは、http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/oshirase/1457681680371.htmlをご覧ください。

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2016/05/10

ひだまりカフェがオープンします。

総合ボランティアセンター(なないろ)の隣にある「ひだまり」に気軽なカフェがオープンします。毎週木曜日 9時半から12時まで開店です。
飲み物は、100円で何杯でも飲めます。ほかに、懐かしのレコード鑑賞、脳トレゲーム、認知症や介護の相談など、お好みに応じて時間をお過ごしいただけます。地域の皆様、認知症の方とそのご家族、福祉や医療の専門職の方など、どなたでも参加いただける居心地の良いカフェにしたいと思います。
5月12日から毎週木曜日にやっています。お気軽にお立ち寄りください。

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※ひだまりカフェは、東浦町高齢者相談支援センター(包括支援センター)が企画・運営します。

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2016/05/09

遺児手当支給条例を一部改正する議案についての議会討論

平成28年3月定例議会で、遺児手当支給条例を一部改正する議案の審議がありました。行政の提案したこの議案は、賛成多数で可決されましたが、賛成10に対して反対5と、賛否が割れることになりました。議員の皆さんにとって、悩ましい案件だったと察します。

この遺児手当支給条例の改正案は、従来、ひとり親家庭の子どもに対し月額3,500円の遺児手当を最長で18歳まで支給していたものを、平成29年4月から、月額5,000円を最長で5年間支給するように改めるものです。これまでの手当給付中心の経済的支援は国・県の制度や就学支援制度で受け持ち、より身近な町は、(細く長く支給し続けるよりも、)早期自立に向けた就業支援等に重点を置くための施策転換です。自立支援策として新規に始める“ひとり親家庭等自立支援給付事業”では、仕事につながる講座や資格取得の受講料、就職面接時や講座受講時の一時保育等の利用料の一部を支給します。

それぞれの議員の皆さんが、どう考えたのか、採決の前に行われた討論の内容(私が聞き取って私なりに要約したもの)を以下に紹介します。

●杉下議員(反対討論)
子どもの貧困が叫ばれるこの時期に拙速。条例の目的とも外れている。
国の制度改正で、児童扶養手当が2子目から増額されるというが、子ども一人の家庭が52.7%では拡充には当てはまりにくい。
事業仕分けで改善判定が出たが、97%が高校まで進学する中で、18歳までの給付は必要。
資格取得を促して5年で給付を打ち切るというが、子どもが手を離れることによって自立は進む面もある。自立ができない人もいる。そもそも遺児手当は子どもに対する手当ではないか。子どもの成長に合わせてお金の使い道を考えているのに、途中で打ち切ったら生活設計がくるってしまう。5年で打ち切るべきではない。

●米村議員(賛成討論)
遺児手当は家庭の生活安定と遺児の健全育成のためにある。今回の改正は、新たに実施するひとり親家庭等自立支援事業と併せてより効果的に維持の健全育成を図るためのもの。
近隣市町と比べても、月5,000円、5年間の東浦の遺児手当は手厚い。生活の不安定な5年間に必要な金額を集中し、18歳で終わりでない支援を考えてのものだ。コミュニティソーシャルワーカーを入れて、子どもから高齢者・障がい者・生活困窮者までが、地域で自分らしく生きる東浦版地域包括支援に期待するが、そのための財源留保の意味がある。
貧困の連鎖を断ち切るため、福祉的経済支援から就業支援への発想の転換が必要。他にも、児童扶養手当の多子加算の充実がある。国も細やかな支援を進めているところだ。

●小田議員(反対討論)
遺児手当は、生活安定と遺児の健全育成を目的とし、18歳まで給付を約束したもの。これを拠り所に子育てを決意した親もいるはずだ。
今回の改正で、生活設計に狂いが出る人がいるのでは。また、2年後に給付打ち切りになる人が200人出る。少なくとも今給付を受けている人には18歳まで支給すべき。これは約束だ。温かみのある改正内容とするために継続審査すべきだ。住民の不利益になるものはしっかりチェックしていかねばならない。

●成瀬議員(賛成討論)
遺児手当支給の目的は、遺児の健全育成と福祉の増進。県の手当の上乗せとして昭和51年に月額1,000円でスタートした。
今回の施策転換は、総合計画 第6次実施計画に沿ったものだ。平成16年度に約10億円だった扶助費は、平成26年には約27億円に膨らんでいる。対症療法的な給付支援をし続けるよりも、根本的解決に向けて自立を促す支援へ切り替えた方が長期的に見て良い税の使われ方と考える。大事なことは、子どもを育てる家庭ができるだけ早く自立すること。それをどうすべきか議論を踏まえて打ち出された施策だ。29年度にはコミュニティソーシャルワーカーが導入され、相談・支援体制が整う。町の進むべき方向としては間違っていない。
しかし、結果的に不利益と感じる家族も出てくる。制度の周知、関係部署が連携して確実に支援につなげること、総合的な効果の検証を求める。

●田崎議員(反対討論)
仮に1歳で遺児となった者は、この改正により5年で支給を打ち切られることとなり、対象者が6~7歳になった時に改正前の支給要件を満たしていても、確かな代替策がないにもかかわらず支給されなくなる。また、現制度下でも支給を受けている者が5年を過ぎて6~7年目に所得制限を超えて対象外になることもある。
5年の期限をつけて支給を打ち切る根拠が不明確だ。これまで培ってきた遺児の健全育成および福祉の増進に沿った改正であるとは確信できない。

なお、“広報ひがしうら4月15日号”に「児童に関する手当」の制度全般について詳しくまとめてあります。

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2016/05/08

懐かしの歌声喫茶 開催のご案内

「歌声喫茶」は昭和30年代当時、知らない者同士が集い、歌いあった、若者たちの心の安らぐ広場でした。
同様から昭和歌謡まで、懐かしい昔の面影を忍び、生バンドの演奏をバックにみんなで歌ってみませんか。

 ところ  於大公園このはな館
 と き  5月29日(日) 13:30~15:30
 会費(運営費) 300円

昭和歌謡を楽しむ会(住民有志)の主催。
事前申し込みが必要です。

 問合せ先  橋本一男 090-6336-9527
         日比昭子 090-7694-4696

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2016/05/07

エコキャップリサイクルの効果は、これいかに。

先週、卯の花くらしの会生活学校の総会に出席しました。卯の花くらしの会は、消費生活や環境などエコライフ(“economy”も“ecology”もエコですね。)を啓蒙・実践する団体です。
この団体は、いま、ペットボトルのキャップを集めてリサイクルする活動をしています。27年度は、42,501個のキャップを集めて、5回に分けて安城市のリサイクル工場まで持って行ったそうです。これは、二酸化炭素311.35kgの排出抑制に相当するとのことでした。

ここで、311kgがどうして出てきたのかちょっと確かめてみましょう。

まず、ペットボトルキャップはもっぱらポリプロピレンからできているとして、ポリプロピレンが燃えるときの化学反応式は、

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となります。
ポリプロピレンは、プロピレンモノマーがn個連なったポリマー(高分子)と考えます。これが酸素と反応して燃えると、3n個の二酸化炭素分子が生成します。原子量を水素1、炭素12、酸素16として、それぞれの分子量は、プロピレンモノマーが42、二酸化炭素が44となります。すなわち、42nグラムのポリエチレンが燃えると、132nグラムのCO2が発生することになります。

さて、ペットボトルキャップ1個の重さはおよそ2.3グラム(家で60個のキャップを計ったら138グラムでした。)なので、42,501個のキャップの重さは97.752kg。これが燃えると、 97.752÷42×132=307.22 ということで、311.35kgにだいたい一致します。つまり、リサイクルに回した分のキャップを燃やさずに済んだので、その分のCO2の発生を抑えることができたという考え方に基づいていることがわかります。

しかし、実際には、リサイクル工場まで車で運ぶのにもCO2は発生するし、リサイクルの際にもCO2は発生するし、リサイクル品が流通する際にも輸送などによるCO2は発生するでしょう。たとえば、仮に安城まで20kmの距離を燃費10km/ℓのガソリン車で5回運んだとするとざっと23kgほどのCO2が発生すると考えられます。正確なCO2の削減効果を調べようとすれば、こういったすべての過程におけるCO2の発生分をマイナスしなければなりません。リサイクルとは大変なことなのです。

しかし、だからと言って最初からリサイクルをあきらめるのではなく、温室効果ガス削減についての正しい知識を身に付けつつ地道な活動を続けていくことが、真に大切なのではと思うのです。

 

原子量とは、炭素12(陽子6個、中性子6個、電子6個からなる炭素原子)の質量を12としたときの相対質量と定義されている。分子を構成する原子の原子量の和を分子量という。原子量も分子量も、その要素粒子がアボガドロ数(約6.02×10の23乗)個集まったとき、あるいは、気体の場合は0℃・1気圧で約22.4ℓのときのグラム単位の質量に相当する。

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書道の練習、お題は「熟議」。

6月の中央文化展に出そうと毛筆の練習。初心者なりに努力をしました。初心者の良いところは、最初が最初だけに、書けば書くほどうまくなるところです。
今回は、前回の「景観」に続いて2文字「熟議」としました。深い意味はありませんが、十分に議論を尽くすことは大切なことです。

※中央文化展とは東浦町文化協会主催の作品展です。

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2016/05/06

第4回 おだい市と東浦セミナー 開催のご案内

第4回 おだい市&東浦セミナー
 5月14日(土)開催です。
 10時~16時 勤労福祉会館にて。

詳しくは、https://www.facebook.com/odaiiti/をご覧ください。

「おだい市&東浦セミナー」は、100%市民の有志による企画ですが、東浦町役場も、この機会に「東浦セミナー」のスペースをお借りして、協働推進課“ブラジル&フィリピンの文化を楽しもう!”、福祉課“認知症サポーター養成講座”、児童課“出張児童館 ペットボトルのおだいちゃん探し!”、健康課“骨髄バンクって何?”、企画政策課“うちにこないか。”、図書館(よむらびサポーターズ)“よむらびグッズを作ろう!”などのセミナーを出展、参加させていただきます。

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2016/05/05

国土交通省の「重ねるハザードマップ」

これまでも、ネット上にあるいろんな地図をご紹介しました。

●愛知県警「安心・安全マップ」
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2016/02/post-c262.html

●船舶や航空機の位置がリアルタイムで見えるサイト
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/06/post-e516.html

●愛知県から富士山が見えるのはどこでしょうか?
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/01/post-ec2a.html

●これはスグレモノ。Googleマップで電子国土が見られる。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/05/post-0f97.html

●町ホームページで、「東浦町AEDマップ」を見ることができます。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2014/04/post-00d8.html

●海面が20mほど上がると知多半島は島になる!?
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2012/08/post-8fa6.html

●未来へのキオク・・・震災で失われた思い出を、みんなで取り戻すプロジェクト。Googleストリートビューで震災前後の被災地の様子も見られます。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2012/08/google-e471.html

●電子国土ポータルは面白い!
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2012/03/post-5f0c.html

 

こちらは、国土交通省のハザードマップポータルサイトにある「重ねるハザードマップ」です。標準地図に、浸水想定区域、土砂災害危険箇所、活断層や緊急輸送路などの情報を重ね合せることができます。1945年以降の各年代別の航空写真もあります。地図上で計測や作図をすることもできます。
以下の画像は、東浦町周辺の地図に“明治以前の低湿地”の情報を重ねたものです。

http://disaportal2.gsi.go.jp/hazardmap/site/index.html#zoom=13&lat=34.97722&lon=136.96556&layers=BTTTTF

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全国の地方公共団体のハザードマップへのリンク集「わがまちハザードマップ」もあります。

ハザードマップポータルサイトの活用例はこちら。

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2016/05/04

とある休日の過ごし方

今日は、休日を使って溜まった事務仕事を片付けるつもりだったのですが、「ビール飲もう!」と、ちょっとお誘いを受けて(意志が弱いので)、ついつい街ブラに出掛けてしまいました。

久屋大通公園ではベルギービールウィークエンドをやってますが、意外と穴場なのは久屋大通の南の端の久屋大通庭園フラリエ(旧ランの館)で開催されているザ・プレミアム・モルツ フェスティバル。ビール一杯200円で、のんびりと“グランドジャットの日曜日の午後”的休日の過ごし方でした。

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てくてく歩いて改めて気づく、名古屋にもこんな運河景観が。

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八丁堀あたりに、あるいは芝浦あたりにありそうな感じじゃないですか?

グーグルストリートビューで八丁堀あたりを見てみました。雰囲気似てません?スカイツリーはないですけど。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6763963,139.7789712,3a,48.7y,37.69h,87.19t/data=!3m7!1e1!3m5!1sha3FHVOitfEPsf8IB76JEg!2e0!6s%2F%2Fgeo0.ggpht.com%2Fcbk%3Fpanoid%3Dha3FHVOitfEPsf8IB76JEg%26output%3Dthumbnail%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26thumb%3D2%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D122.86006%26pitch%3D0!7i13312!8i6656

てくてく歩いて行った先は、ブラジリアン居酒屋でした。

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2016/05/03

明治池の土砂崩れが復旧しました。

昨年9月11日の大雨で、緒川の明治池の北岸の斜面が崩れて、池の中へ土砂が流入してしまっていました。上の畑が斜面ごと池の中へ崩れて島ができていました。

この復旧工事がほぼ完成しました。左の写真が大雨の直後、右の写真が復旧工事後です。崩れた法面を造り直して、畑も直っています。これに要した工事費は1,242万円で、うち2/3は災害復旧費国庫補助金で賄われています。おかげで町費は1/3で済みましたが、国の補助金ももとをただせば皆さんの税金であることを忘れてはならないと思います。
ところで、工事看板に小さく金額(1,242万円)が書かれています。東浦町では、前年度後半から、行政コストを見えるところに表示するようにしました。
施設運営などのサービスコストも見える化を進めています。すでに、保育園等の運営コストの表示も始めています。
住民の皆さんから頂いた税金の使い道やその金額をできるだけわかりやすく公表して、皆さんに行政の事業やサービスに要するコストへの関心と実感を持っていただくとともに、それらの妥当性や優先度を考えるきっかけにしていきたいと考えています。

           大雨直後P1130806_800x599                             
           復旧工事後P1210586_800x600

 

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           復旧工事後

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2016/05/02

東浦フィルハーモニー交響楽団が発足することになりました。

この3月に立ち上げることになったばかりの『東浦フィルハーモニー管弦楽団』の練習風景を見に行ってきました。今晩は、町内の方に加えて、遠くは豊川や西尾や南知多などから計18人が集まって、指揮者の指導のもと、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」やサイモン &ガーファンクルの「明日に架ける橋」を練習していました。練習は今日で4回目。皆さん楽しそうで、とても良い雰囲気でした。
いつか、東浦のオーケストラによる「くるみ割り人形」を聴ける日を楽しみにしています。

団員募集のサイトはこちら。
http://higashiuraphilharmonic.web.fc2.com/

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2016/05/01

大倉公園つつじまつりに行きました。

昨日、大府市の大倉公園つつじまつりの開会式に来賓として出席しました。公園のツツジは盛りを過ぎたようでしたが、大府駅からの沿道に咲くツツジはちょうど真っ盛り。武豊線で行って、大府駅から歩いて初めて気が付いたのですが、大倉公園までの歩道脇の植え込みはツツジだったんですね。

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大倉公園は、大正8年日本陶器(現ノリタケカンパニーリミテド)初代社長の大倉和親氏が建てた別荘を(他の所有者を経て)昭和50年に市が買い取ったもの。茅葺門と別邸母屋は平成27年に国の登録有形文化財に登録されました。門の屋根の茅は、平成21年に大府市と交流のある岩手県当の市の協力で葺き替えています。大正8年と言えば1919ベルサイユの年ですね。市街地の真ん中にこんな市民の憩いの場があるのは良いことです。

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開会式が行われた芝生の広場に接した建物には、大府市歴史民俗資料館と旧図書館が移転したあとにできた歴史的公文書保存書庫が入っています。公文書保存書庫は、市が保管している行政文書のうち価値のあるものの保存と公開を目的としているそうです。

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