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2016/06/19

土曜日は、シルバー人材センター総会と星城大学の公開シンポジウムに出席

土曜日の午前中はシルバー人材センターの総会に出席。東浦町のシルバー人材センターは頑張っていることは以前にもお話ししました。27年度決算では残念ながら売り上げは前年度よりも減少しましたが、経費はそれ以上に圧縮し、経常損益は△29万円ほどに収めることができました。事業報告のほかに、平成32年までの5ヵ年計画と、会員および利用者へのアンケート結果も詳細に示されました。5ヵ年計画の中では、めざすセンター姿として、
①会員が主体となって運営するセンター
②多様な就業機会があり安定で働きがいのあるセンター
③仲良く楽しく交流できるセンター
④運営基盤が安定し効率運営するセンター
⑤地域に貢献し地域の担い手となるセンター
の5点を挙げています。
シルバーの皆さんのお城とも言えるセンター本部の建物の存続が長年の懸案となっていましたが、今年、町が建物を無償でJAから譲り受け、町が耐震改修を施したのちセンターが自前で管理することになりました。

 

午後は、東海市の星城大学で開かれた公開シンポジウムに出席。地震学者の京都造形芸術大学学長・京都大学元総長 尾池和夫氏の「2038年南海トラフの巨大地震を考える」と題した講演を聴きました。以下はその語録です。

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日本で採れる岩石は小さい。それは日本列島に歪がかかっているためで、石碑に使えるような大きな石は安定大陸でしか採れない。
黒御影石の大きいのは南インドと南アフリカで採れるが、これらは元々1.5億年前に今の南極大陸に近くでできたもの。それが2つのプレートに引き裂かれて年間10cmほど(爪の伸びるくらいの速さ)で動いた結果だ。
明治時代(1880年代)に熊本で大きな地震があった。その時の写真が日本初の地震被害の写真だろう。
「南海トラフ巨大地震が起こるかもしれない」「明日起こってもおかしくない」というのはおかしな言い方だ。巨大地震は必ず起こるし、それは、2038年前後に起こる。
高知の室津では昔から港の水深を測っていた。1707年に1.8m、1854年に1.2m、1946年に1.15m、それぞれ大きく隆起していて、1605年にも大地震があったことが分かっている。それらを考え合わせると、次の大地震は2038年前後になるというのが自分の予測だ。
プレート境界型の地震は50~60年くらいに一度起きる。時間が経つほど歪は大きくなる。積立預金と同じで早く引き出せば、金額は安い。(早く地震が起きれば、規模は小さい。)
一つの活断層は、2000年に一度動く。でも、活断層は全国に2000か所以上あるから、毎年地震は起こる。
盆地の下にはだいたい断層がある。だから、地震が大都市の直下で起きるのは当然ともいえる。
断層に沿って清水が湧く。数十秒怖いのを我慢すれば、2000年おいしい酒が飲める。
ユーラシア大陸では活断層に沿ってオアシスができた。それはシルクロードになった。
セントレアも滑走路の東側が急に深くなっていて、滑走路のある所は浅くなっている。浅いのは断層のおかげだ。
地震の時には机の下にもぐるだけではなくて、机の脚を持って押さえないといけない。そうでないと机が飛んでしまう。

帰り掛けに、尾池氏が24代総長の時に商品化したというレトルトの「総長カレー」(熊本地震チャリティーとして1個100円)を買って、晩御飯にしました。牛肉の塊がしっかり入って、スパイスの効いた納得感のあるカレーでした。

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