知多半島5市5町の国・県への要望活動
知多半島5市5町で構成している知多地区道路整備促進期成同盟会の要望会を実施。会長の榊原半田市長さんから愛知県建設部長と国土交通省中部地方整備局長に要望書を手渡しました。
東浦町は、愛知県建設部と知多半島選出の県議会議員に対して都市計画道路名古屋半田線と都市計画道路知多刈谷線の早期着手、中部地方整備局に対して都市計画道路名古屋半田線の早期着手を要望しました。
午後から、愛知県知多建設事務所で、日本福祉大学知多半島研究所の山本勝子氏の「知多半島 観光振興のこれから」と題した講演を聴く機会がありました。以下に、講演の中で印象に残った内容をかいつまんで書いておきます。
まず、観光戦略を立て、数値目標を置き、達成状況を見るには、統計数値が必要だが、「愛知県観光リクリエーション統計」では不十分。データの取り扱いがバラバラ。各市町村で統計の取り方に一定の基準を設けて比較できるようにしてほしい。
立派な産業遺産を持つ愛媛の別子銅山を差し置いて、知多半島観光圏協議会が産業観光まちづくり大賞で金賞をもらえたのは、ものづくりの産業観光が生活の中に溶け込んでいることが、これからの観光の一つのモデルとして評価されたから。
愛知県は日本遺産の認定を受けようとしたが、3つとも落選した。たとえば知多半島では、知多牛や南知多の魚や酢や東京駅舎に使われた赤レンガなど、単品ではダメだと思う。そんなものはどこにでもある。では、知多半島そのものではどうだろうか。知多半島は半島であるにもかかわらず、何でもある稀有な半島だ。古くは製塩、焼物、醸造そして繊維~製鉄~航空機などの近代工業に至る1000年間のものづくりの歴史がある。加えて鉄道、海運、寺など産業と密接に関わりのあるものの集積もある。あとは、それを裏付ける国指定の文化財が欲しい。
そこにあるものの魅力を文脈をもって伝える力が必要だ。
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