介護保険推進全国サミットin岡山
サミットのテーマは、「人がつながり、ともに支え合う地域包括ケアを目指して」。在宅医療・介護を組み合わせて、住み慣れた生活の場で自分らしく生活するために、また、高齢者の多様な働き方・住まい方と社会参加を実現するために、どんなことをすれば良いのか、実践例を交えながら講演とディスカッションが行われました。
登壇者の「介護保険は手段であって、本質は地域づくり。」「介護保険は10年後を思い描ける数少ない分野。」「“自立”の反対は、“依存”ではなく“孤立”。」「医療で治せないものを人のつながりで治す。」「社協のミッションは支え合い。サービスの提供ではない。」「人口減を補うために外国人に来てもらうという議論は致命的。アジアの国々の少子化が軒並み進む中で、日本の都合で外国人は来てくれない。」「フレイルは社会参加の欠如から始まる。」「居場所とは役割を持つこと。」「地域包括ケアは、システムではなくネットワーク。」などのフレーズが印象に残りました。
初日の交流会は後楽園の鶴鳴館で開かれました。
江戸小石川の後楽園は1629年に水戸藩初代藩主の徳川頼房が、江戸屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です。光圀は、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけたそうです。
一方、岡山の後楽園は、岡山藩二代藩主の池田綱政が1687年に造園を命じ、1700年に一応の完成を見ました。大名庭園は数多ありますが、日を定めて領民に開放していた所は珍しいそうです。能を好んだ綱政は自ら舞って領民に見せたといいます。岡山後楽園は江戸時代には「御後園」と呼ばれていましたが明治4年(1871年)に「後楽園」と改称されました。
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小石川と岡山の2つの「後楽園」__わたしは最近まで小石川の後楽園は岡山藩と関係があって岡山の後楽園の名前をもってきたと思っていました。両者の名前のつながりはなさそうですね。しかし岡山の方が明治に同じ名称に変えたということは??????
投稿: とだ-k | 2016/10/25 18:21
とだ-k様
実は私も知りませんでした。調べたらそんなことが書いてあったので。意外でした。
投稿: 神谷明彦 | 2016/11/04 08:15