田んぼダム
台風16号が去った、9月21日の朝、明治池の下にある「田んぼダム」を見に行った時の写真です。
田んぼダムとは、水田の所有者の協力をいただき、大雨などの出水があった時に、一時的に水を溜められるように、田の排水口に(スリットを設置するなどの)細工をするものです。もし、田んぼに20cmでも水を溜めることが出来たら、もし、面積が10haもあれば、2万トンもの水を溜めて河川など下流への流出を遅らせることができます。このように東浦町では、田んぼに洪水調節機能を持たせる田んぼダム事業を農家のご理解を得ながら進めているところです。
明徳寺川上流にある明治池のすぐ下の田んぼも新たに排水マスを入れ替え、出水の時に水を溜められるようにしてあります。写真を見て分かるように、稲の根元の水位が高くなっています。
今後、水田に設置した排水マスが狙い通り機能しているかどうか、また本当に洪水調節機能を発揮しているかどうかを検証しつつ、田んぼダムの面積を増やしていきたいと考えています。
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