第2回スクールパートナー研修会
東浦町では、夏休みの補充学習など、小中学校での子どもたちの学習支援に、多くの教職を目指す学生ボランティア(スクールパートナー)の皆さんが活躍しています。平成28年度は関係17大学から150名を超える学生の登録がありました。これは教職課程のある大学や学部、教職支援センター等との信頼関係を築いてきた結果です。スクールパートナーの取り組みを前中村校長先生が先立って実践した片葩小学校を先進的なモデル校として、この取り組みを町内の全小中学校に伝えていくのが平成28年度に設置した学生ボランティアコーディネーターの役割で、教育委員会と学校と学生が力を合わせて、学生ボランティアによる学習支援活動としての“東浦モデル”の構築を進めています。
2月11日には、昨年9月に開催された第1回スクールパートナー研修会に引き続き、スクールパートナーの情報交換の機会、互いに高め合う場として、第2回研修会が片葩小学校で開催されました。約20人の学生が出席、開会行事で私からも挨拶をさせていただきました。
ワークショップでは、学生ボランティアコーディネーターの大澤先生からの趣旨説明の後に、3人の学生ボランティア(スクールパートナー)から学校における子どもたちとの関わりやスクールパートナーの運営についての実践報告、続いて、グループに分かれて熱い意見交換が行われました。
スクールパートナーは、学校にとっては教育支援、子どもたちの学ぶ喜びの実感、学生にとっては将来の教師としての学びと成長が得られるなど、双方のwin-winの関係で成り立っています。
学生自らが非常に熱心で、スクールパートナーの活動に必要な情報交換や段取りの仕組みづくりに関わり、それを後輩が受け継いでいく仕組みまで考えていることは凄いと思います。
後半は、片葩小学校でスクールパートナーの指導をされている中村浩二前校長のミニ講演でした。この中で「いくら一生懸命でも、教師の自己満足の授業ではダメ。“ドゥデスカ・イイデスカ授業”や漫然と“全員発言・相互指名”させるのもダメ。子どもたちを大切にし、学力を高める授業を創り出すには、①子どもたちの表情を良く見つめる!②この方法でいいのか疑う!③“型”の指導で終わらない!④人の授業を学ぶなど、教師としての力をつける!ことが大切。」と仰っていました。
※学生ボランティア(スクールパートナー)の募集については、こちらをご覧ください。
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