西部防災倉庫と消防署東浦西部出張所が建設中です。
東浦町は、いざという時に備え、防災資機材や救援物資を集積し、町内各地に搬出するための西部防災倉庫を建設中です。防災倉庫は鉄骨造平屋建てで、敷地面積1000㎡、延べ床面積280㎡、3月末に完成予定です。災害時に物資輸送路となる知多半島道路の知多東浦インターチェンジ出口近くの丘の上に立地しています。建設費は、用地取得・調査・設計委託・確認申請などに2330万円、建設・工事監理に7560万円です。
西部防災倉庫の北隣には、半田消防署東浦西部出張所の建物を建設中で、こちらも3月末に完成予定です。この周辺の緒川新田地区はこれまで消防施設の空白地帯でした。西部出張所の完成で、新田地区への救急出動等の平均到着時間が11分から7分に短縮することが見込まれます。救急車と消防車はそれぞれ1台ずつ配備されます。
建物は鉄骨造2階建てで、敷地面積1500㎡、延べ床面積908㎡。建設費は、用地取得・地質調査・設計委託・確認申請などに3780万円、建設・指令システム設置・備品・工事監理などに3億2360万円(予算額)です。知多中部広域事務組合(半田消防署)の事業ですが、建設費は地元自治体(東浦町)が負担することになっています。
3月30日には、東浦町と知多中部広域事務組合が合同で西部防災倉庫と東浦西部出張所の竣工式を開催します。
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