高浜 ざっくばらんなカフェで、高校生のプレゼンと岸川政之さんと指出一正さんの対談
2月1日夜、高浜市のかわら美術館 モノコトギャラリーで開かれた第49回ざっくばらんなカフェを聴きに行きました。昨年、コミュニティビジネスフォーラムin高浜で多気町「高校生レストラン」の仕掛け人 岸川政之さんのお話しを聴きましたが、その後の展開に興味が湧いたからです。
この日のざっくばらんなカフェは、岸川さんが今関わっている県立高浜高校の生徒たちによるSBPチームの発表と、岸川さんと月刊ソトコト編集長の指出一正さんとの対談でした。
岸川さんは、今全国で16校ほどの高校生に地域の資源を生かしたビジネスの立ち上げ支援をしています。名付けて「Social Business Project」、SBPです。高浜では、高浜高校の生徒たちと、瓦産業や自動車関連産業の技術などを活かして、オリジナルの鯛焼きの型をつくって全国に売ることを考えています。北陸の方に注文でキャラクターものの鯛焼き型を作る会社があるそうですが、一つ50万円ほどするそうです。
高校生の発表は実に堂々としていました。以前は緊張してうまく話せなかったようですが、①ふらふらしない ②ゆっくり話す ③強弱をつける ことを心掛けたそうです。
岸川さんが高浜高校を訪れて講演をしたのが一年前。その後、6人の生徒がSBPをやってみたいと名乗り出て、今では8人の生徒が放課後に活動をしています。8人は全員女性、うち3人が高浜市民。岸川さんによれば最初は8人くらいで始めるのがちょうど良いとのこと。大人がしっかりサポートして、やればできるんだという成功体験を味わわせてあげたいと仰っていました。
指出さんは生態系や自然に魅かれて山間地などへ行くうちに、地域の人と交流することに興味を持つようになったのだそうです。自分のやったことが誰とどう関係しているのか感じられる田舎の手触り感が良いのだそうです。編集者は「また来ます」と言ってもう来ない。でも指出さんは、地域がどう変わっていくか定点観測を続けたいとのこと。なごや朝大学で市長に声を掛けられたのがきっかけで高浜と関わるようになりました。今回のざっくばらんなカフェの記事はソトコトの3月号に載せる予定だそうです。
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